片づけのプロが指摘!捨てられずうっかり増えてしまうもの3つ

2024/02/15

日々の生活の中で、いつの間にか溜まって捨てられないものってありませんか。今は使わないけれど、でもなぜか捨てられないものとの向き合い方について少し考えてみましょう。

忙しくても子どもがいても綺麗にスッキリ暮らす、整理収納アドバイザーの中村美幸さんに、増えてしまいがちなものと手放すための考え方を教えてもらいました。

整理・収納、家事・料理などさまざまな暮らしのアイデアが集うサンキュ!STYLEから、注目の記事をピックアップ...

>>>サンキュ!STYLE編集部の記事をもっと見る

増えてしまいがちなもの1.タオル

小タオルやフェイスタオルは旅行で買ってきたり、お年賀でいただくこともあり増えやすいもののひとつです。小さいため増えても気にならず、いつのまにかタンスがタオルでいっぱいになってしまいがちではないでしょうか。

小さいものほど油断すると、どんどん増えてしまいます。枚数が増えても、何年も使われずにタンスの肥やしになっていたら、掃除用に下ろしてもよいかもしれません。マイクロファイバークロスを使うのもいいですが、何度も洗濯した使い古しのタオルのほうが意外と水あとが取れて、キレイに清掃出来ていいんですよ。

増えてしまいがちなもの2.ソックス

仕事用、普段用、スポーツ用、夏用、冬用、家用、冠婚葬祭用とさまざまな種類があり、こちらも小さく場所を取らないため増えやすいですよね。

くつ下を整理する際にはどういったシーンで履くか確認をしてみましょう。持っていても履かないなと少しでも思ったら処分を検討してもよいかもしれません。仕事用は3枚、普段用は3枚などと必要な適正量をあらかじめ決めるようにし、季節の変わり目には今後履くかどうか、見直す習慣をつけましょう。

穴が空いたり、薄くなってきたり、伸びてずれやすくなってしまったら迷わず処分し、買い替えましょう。処分してお掃除に使うようであれば、どこでどのように掃除するかまで考えてから残すようにするのがポイントになります。掃除に使おうと考えて全部残そうとすると、増えていく一方ですよね。

増えてしまいがちなもの3.歯ブラシ

新しい歯ブラシに交換したあと、お掃除用に取っておこう!と思い、そのままになってしまうことってありますよね。

いつか使う…と思わずに古歯ブラシが溜まってきたら、思いっきりお掃除すると決めてみてはいかがでしょうか?いっそのことボロボロに使い古してしまえば、気持ちの良いものです。

巾木の上や、蛇口、排水口、トイレのウォシュレット、窓のレール部分など、おうちのあらゆるところのお掃除で使えますね。

気持ちの良い暮らしのために、伝えたいこと

歯ブラシは月に一度新しくする。フェイスタオルを季節の変わり目に交換する。くつ下の交換目安を決める。といったように「決める」ということが大事です。

タオル系、くつ下、歯ブラシは小さくて場所を取らないため、溜まりやすく注意が必要です。ちなみにわが家では……

タオル…季節の変わり目に買い換えて、すぐ捨てずにウエスにします。
くつ下…伸びてきたら即捨て。切れたストッキングなどは掃除の予定が無ければ処分。ただし、くつ下用の収納ケースに入りきれば何枚購入しても良いこととしています。
歯ブラシ…毎月1日に交換するようにし、掃除機内のゴミ取りに使用後、処分。

ここで1番お伝えしたいことは、ものの終わりをどこにするかということです。掃除に使わないということであれば、ものの役目は既に終わっているので処分するようにしましょう。

まだ使えると感じボロボロにしてから処分したいということであれば、掃除する日を決めるようにしましょう。ただし、使い古しを溜めすぎないように心掛けてください。ものが溜まる一方です。

ものの活かし方と処分の目安をあらかじめ考えることは、ものを大事にして必要以上に増やさないコツなのです。日々のちょっとしたことですが、みなさんも増えて溜まりやすいものの扱い方を今一度見直してみてくださいね。


■執筆/中村美幸…忙しくても子どもがいても綺麗にスッキリ暮らす、整理収納アドバイザー。クリンネストや企業内整理収納マネージャーの資格ももつ。

編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND