じつはしまう必要なし!?キレイな家が出しっぱなしにしているものとは?
2021/03/05
収納と言っても、とにかく何でもかんでもしまえばいい……というわけではありませんよね。いざ使おうと思ったときに「あれ、どこ行った?」となってしまっては困りもの。
大事なのは使いやすさであり、ときにはあえて「出しっぱなし」にするというのも立派な収納テクニックのひとつと言えるでしょう。
今回は、家事代行サービス「カジタク」を展開するアクティアに所属の山口さんに、寝室で出しっぱなしにしてもOK!なものについて、ご自身の経験を元にお話ししてもらいます。
出しっぱなしのパジャマも、置きかたひとつで印象が変わる
数ある“出しっぱなし”のなかでも、衣類の出しっぱなしは非常にみっともないことだと思います。見た目が美しくないのはもちろん、それが脱ぎ散らかしであれば衛生面においても問題があるでしょう。
しかし、みっともなくない衣類の出しっぱなしも、世の中にはあるのです。
すてきな女性のお宅に仕事で入らせていただいたときのことです。寝室で作業をするため部屋に入ったところ、彼女のベッドの上に、パジャマが出しっぱなしになっていたのです。
本来であれば、パジャマの出しっぱなしはいいこととは言いがたいのですが、不思議なことに、そのパジャマはまったく散らかっているようには見えなかったのです。
どうしてだろう?と、ベッドを改めて見たところ気がつきました。きちんとベッドメイクされたかけ布団の足元には、きれいな布が横長に敷いてあるのです。イメージとしては、ホテルで見られるしっかりベッドメイキングされたベッドのような状態。そして、その上にたたんだパジャマが置かれていました。
寝室のアクセントとしても効果的な足元のシート
このように、意図的にパジャマの置く場所を決めて、きちんとたたんで置いておけば、出しっぱなしでも大丈夫なのです。
ちなみに、ホテルなどでベッドの足元に敷いてある細長い布は、靴を履いたままベッドに寝転んでも布団が汚れないようにするためのもの。同時に、足元に布を敷くのはインテリアとしての要素もありますので、寝室のアクセントとして使うと素敵ですね。
一般的な日本の住居では、靴のままベッドに横たわることはほとんどありませんので、インテリアとして楽しみ、パジャマの指定席にするといいかもしれませんね。