朝のバタバタをなくすには「予防収納」が大切だった!
2019/03/22
朝は時間に追われてバタバタしてしまうという人は、収納にひと工夫加えるといいかもしれません。そこで、忙しい朝にゆとりが生まれる「予防収納」のやり方をご紹介します。
毎日使う物の指定席をつくる
■幼稚園グッズ
玄関からリビングに続く壁にフックを取りつけ、幼稚園の帽子、バッグの指定席に。アウターは、床に置いたバスケットにポンと入れるだけ。これなら小さい子どもでも出し入れしやすいので、準備がスムーズに。(インスタグラマー kagiさん)
■毎日使う靴や上着
「毎日使う物を扉の中や引き出しにしまい込むと、出し入れするのに時間がかかるので、あえてオープンにしています」というナミさん。逆にボールなど、たまにしか使わないけれど玄関にあると便利な物は、げた箱の中に入れているそう。「げた箱のすぐわきの壁面にフックを取りつけ、3人の子どもの上着掛けにしています。引っ掛けるだけなので、子どもが自分で取りやすく、朝の準備もスムーズに」(インスタグラマー ナミさん)
子どもの着替えは「ひとつにまとめて」収納
■子ども2人分の物を1カ所に集約
子どもの着替え、園グッズはリビングの一角にまとめて収納。「必要な物をいちいち取りに行く手間が省け、ここで準備がすべて完結するので、朝の支度にムダな時間がかからなくなりました」(インスタグラマー mayuさん)
*ティッシュやハンカチは、すぐに取れるふたなしのBOXに。綿棒、つめ切りなども入っているので、「あ、つめ切らなきゃ」というときもすぐに対応できます。
*子どもの靴下は、小さくてバラバラになりがちな靴下は、引き出し内に箱で仕切りを。クリップの背にラベルを貼っておけば、ひと目でわかるので子どもも自分で選びやすい。
■明日の準備は「引き出し1つ」
よく使う物を引き出しの手前にまとめ、子どもが自分で必要な物をセットする仕組みに。明日着る服を上のトレーに移し、ハンカチなどは保育園のリュックへ。これで翌朝の準備がササッと完了。(インスタグラマー えりかさん)
子ども目線の収納を心がける
「幼稚園での収納を参考に、子どもの目線に合わせて物の配置を変更したら、自分で準備や片づけをしてくれるようになりました」。高さがあるクローゼットも、よく使う物は下にまとめるなどの工夫を。(インスタグラマー Ayakoさん)
*クローゼットの下段に突っ張り棒を取りつけ、学校の制服や学用品などの定位置に。出し入れしやすい位置なので、朝は子ども1人でも身支度ができます。
忘れたくない物は玄関まわりに置く
玄関でよく使う物や、持って行くのを忘れたくない物は、げた箱まわりを指定席に。かごの中に日焼け止めや虫除けなどのケア用品をまとめたり、バッグ掛けのフックをつけておくことで、室内に取りに戻るムダが省けます!(mayuさん)
出がけにハンカチやティッシュがないと気づいて、慌てて部屋に取りに戻るのは面倒。事前に玄関の棚にセッティングしておけば時短に!かご収納なら、玄関に置いてあってもなじみます。(インスタグラマー yumimooさん)
*フックを活用
通園バッジなど、ついテーブル上などに置きっ放しにしがちな物は、帰宅後すぐ玄関扉につるす習慣に。いちいち探したり、取りに行くムダな時間がなくなりました。(インスタグラマー takakoさん)
朝慌てないためには、まず準備をしやすい環境をつくることが大切です。忘れがちなものやことを「予防」する収納で、毎日の探し物や、バタバタをなくしましょう。
参照:『サンキュ!』4月号「今やれば、4月から暮らしがラクになる!収納のコツ」より。掲載している情報は19年2月現在のものです。撮影/小野田陽一、小林キユウ、枦木功、林ひろし 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部
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