春休みがチャンス!「学校グッズ」の捨て方・しまい方

2019/03/23

春休みは学用品などを持ち帰るため、家に物があふれがちです。しかし、これって実は絶好の片づけチャンス!この時期に不要な物を処分し収納を整えれば、新学期から子どもが進んで片づけてくれるようになりますよ。

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「教科書&参考書」の捨て方・しまい方

■捨て方のコツ
<小学生の場合>
前年度の教科書を見返すことはほとんどないので、残しておいても邪魔になるだけ。ただし、6年生の場合は中学1年生の夏休みまで保管しておくと、復習するとき安心です。受験がある場合は、小4~6年生の教科書を受験の時期が終わるまで残しておくのがベター。

<中学生・高校生の場合>
受験に備えて、主要な科目だけ3年間分を保管。

■しまい方のコツ
毎日使う物なので、机上やオープンの棚など、取り出しやすい場所に収納するといいでしょう。引き出しなどにしまい込むと、出し入れしたり、必要な物を探すのに手間がかかるので避けましょう。

お道具箱

■捨て方のコツ
習字や絵の具セットなど、春休み中しか持ち帰らない物は、ついその辺の床に放置しがち。そうならないためには、机の下など目につきにくい所に仮収納用のBOXを準備。また、持ち帰ったらすぐに、中身の見直しをし、不要なものや汚れたものは捨て、足りないものを買い足しておけば、新学期にも慌てずにすみます。

■しまい方のコツ
保管仮収納用のBOXは、たたんでしまえる折りたたみ式がおすすめ。新学期が始まったら、たたんで片づければスッキリ。BOXのまま置いておくと、つい別の物を入れてしまいがちなので、必ず片づけるようにしましょう。

作品・絵

■捨てるコツ
子どもが作った作品は、リビングの一角などに展示コーナーをつくって飾ってあげましょう「これはどんな気持ちで作ったの?」など、作品について話を聞いてあげると、発想力も身につきます。

技術家庭科などで作った実用品は、すぐに捨てると子どもが傷つきます。一度使って褒めてあげると子どもは満足。その後、「もう使えないから片づけよう」と話して処分しましょう。

■しまい方のコツ
立体作品は箱、絵などはファイルに保管し、一定量からはみ出したら、残す・捨てる物を見直しましょう。写真に撮って残す場合は、データ内に専用フォルダをつくって、ほかの写真に埋もれないようにするのがコツ。

文房具

■捨てるコツ
子どもは、キラキラしたペンやキャラクターものなど、お気に入りの文房具をため込むもの。でも、実際に学校で使う物は限られているので、まずそれらを分別することが大事。学校用は1アイテム1~2個ずつにしぼり、使わない物、不良品は処分。コレクション用は、専用の箱や引き出しを作り、はみ出したら処分しましょう。

■しまい方のコツ
学校用はすぐに出し入れできる所を指定席にして、ペン立てやケースに放り込むだけなどざっくり収納にするのがポイント。細かく分類しすぎると、元に戻すのが面倒になり、片づけられません。

春休みこそ、子どもに整理整頓の習慣をつけさせるのに最適なチャンス!子どもと一緒に持ち物のルールを決めましょう。

<教えてくれた人>
中山真由美さん(お片付けコンシェルジュ)
整理収納アドバイザーとして個人宅から企業まで、収納コンサルティングを行う。片づけられなかった過去や、子育て経験、心理学の知識を生かしたわかりやすいアドバイスが人気。

参照:『サンキュ!』4月号「今やれば、4月から暮らしがラクになる!収納のコツ」より。掲載している情報は19年2月現在のものです。撮影/枦木功 構成/宮原元美 取材・文/田谷峰子 編集/サンキュ!編集部

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