片づけはタイミングがキモ!「2025年こそ、きれいな部屋をキープしたい」そう思っている人へ。1~6月ごとに、片づけるべきポイントをまとめました。1年中スッキリ暮らすためにも、計画的な片づけを!
<教えてくれた人>: 東大出身!整理収納アドバイザー 米田まりな
14年東京大学卒業。物を愛してやまない家族に囲まれて育った経験と調査データや科学的根拠に基づく「捨てない片づ...
- 物が増えるタイミングに都度見直せば、1年中スッキリ暮らせます
- 【1月】意外と物が増えている お正月用品やセール購入品を片づける
- 【2月】余裕がある時期に見直そう 薬箱や文房具箱など、増えがちな細かい物を整理
- 【3月】時間のある春休み中が最適 新学期前に学用品の見直しを
物が増えるタイミングに都度見直せば、1年中スッキリ暮らせます
「時期によって増える物や、乱れる場所が異なります。だからこそ1年を通じて計画的に、ポイントを押さえて片づけることが重要です」と米田さん。時間がない場合は、使っていない物を分類するだけでもOK。定期的に物を見直すことで、散らかるのを防げます。
【1月】意外と物が増えている お正月用品やセール購入品を片づける
お正月用品は、棚の上段など、使用頻度の低い物の収納場所にまとめて保管。また、床に放置しがちなセール購入品や帰省用アイテムはせめてちょい置きスペースにまとめ、時間があるときに片づけを。
【2月】余裕がある時期に見直そう 薬箱や文房具箱など、増えがちな細かい物を整理
寒くて家にこもりがちな時期は、乱れている家族の共有スペースの見直しを。どんどんたまる薬は今後使う物だけ残し、ジャンルごとにまとめて。文房具類も使っている物だけに絞ると、使い勝手がよくなります。
【3月】時間のある春休み中が最適 新学期前に学用品の見直しを
終業式に持ち帰る物のスペースは、事前に確保。そして学年が変わる前に、子どもと一緒に学用品の整理を。もう見直さないノートやプリント類などは処分。取っておきたい教科書などは親が保管して。
●米田' s ADVICE
子どもは本来片づけ好き。“幼稚園式片づけ”でうまくいく
片づけを集団で習うのは、保育園や幼稚園くらい。収納(ラベルシールなど)や先生の声掛け、片づけの歌など子どもにとって楽しい工夫が満載、「片づけが好き」という子が実は8割を超えているというデータも。家でも参考にするとうまくいきます。
手放すとスッキリ!リスト
□ たまった園や学校のお便り
□ 受験グッズ(高く売れることも)
□ 収納できない子どもの作品
□ もう使わない習い事グッズ
□ 次年度に不要な仕事の書類
【4月】季節の変わり目で春物と混在 冬小物や寝具を収納する洗濯して、まとめて
暖かくなってきたら、まずはかさばる冬小物の片づけを。今年使わなかった物は処分するか検討。次の冬も使う物は洗濯してよく乾かし、まとめて収納しましょう(あちこちにしまわないこと)。寝具類も同様に。
●米田' s ADVICE
部屋が乱れがちな忙しい新年度。写真を撮れば解決!?
散らかった部屋を撮影すると、「出しっ放しにしがちな物」が明らかに!収納グッズの導入や定位置の見直しがしやすくなります。
【5月】難所のクローゼットは大型連休を利用 衣替えついでにクローゼットを整理。使用頻度ごとに収納
手放す冬服を検討し、かさばるコート類はクリーニング付き外部保管サービスに預けるのも手です。ハンガーラックにはよく着る1軍服のみを収納。手を入れてさっと取れる3cmくらいの間隔を空けて掛けると、洋服選びがラクになります。
●米田' s ADVICE
衣類を40着に絞れば、衣替えは不要になる!
衣替えが面倒!という人は、「ラックに全て掛けられる枚数」に絞ればOK。枚数の目安は、一般的なクローゼットの幅120cmなら40枚(洋服1着当たり3cmで計算)です。
手放すのはこんな服リスト
□ 半年着ていない
□ 手持ち服と合わせにくい
□ 「また着たい」と思わない
□ 着心地が悪い
□ シワになりやすい
手放すとスッキリ!リスト
□ 使っていない加湿器や暖房器具
□ 劣化したラグやカーペット
□ スキーやそりなど、冬のアウトドアグッズ
□ やたらとあるカイロやマスク
【6月】ジメジメ期でカビ発生!壊れている傘を処分。シンク回りや浴室のチェックも
梅雨になるとビニール傘が増えるので、その前に壊れたり劣化している傘を処分。レイングッズも見直しましょう。カビが生えがちな水回りは、使っていない物、ぬるぬるしている物を処分し、清潔をキープ!
●米田' s ADVICE
夏に備えてエアコンをチェック!
暑くなる前に、エアコンのフィルター掃除を(業者への依頼も早めが◎)。業者が繁忙期を迎える前に、正常に動くかもチェック。
<教えてくれた人>
東大出身!整理収納アドバイザー 米田まりなさん
14年東京大学卒業。物を愛してやまない家族に囲まれて育った経験と調査データや科学的根拠に基づく「捨てない片づけ」を考案。大手不動産デベロッパーで働く傍ら、整理収納アドバイザーとして講演やコンサルなど幅広く活躍中。
参照:『サンキュ!』2025年2月号「東大式1年中散らからない家のセブンルール」より。掲載している情報は2024年12月現在のものです。監修/米田まりな 構成・文/草野舞友 編集/サンキュ!編集部