整理収納アドバイザーが指摘!リビングが散らかりがちな人に共通する3つのNG習慣
2024/01/23
いつもリビングがゴチャゴチャしていて落ち着かない。そう思っているなら、3つのNG習慣が身についているのかもしれません。
家を整えて、家族のレベルにあった収納の仕組みをつくるのが得意な整理収納アドバイザーのMIYUKIさんに「リビングが散らかりがちな人に共通する3つのNG習慣」を教えてもらいました。
NG習慣1.出しっぱなし、買いっぱなし
床に置かれたままのカバン、脱いだままの洋服、宅配されたまま開封されていない段ボール、買い物後の冷蔵や冷凍品は冷蔵庫にしまうけれど、日用品や常温保存の品物をカウンターやテーブルの上に置きっぱなしにしていませんか?
「出しっぱなし、買いっぱなし、置きっぱなし」の状態が続くと、散らかっていること自体に慣れてしまいます。
ダイニングテーブルやキッチンカウンターは、大人が立った状態でもっとも「ものを置きやすい高さ」です。
そのため、これらの場所には作業途中のたくさんのものが散乱しやすくなります。散らかりの危険地帯でもあります。ものを置きやすい場所だからこそ注意が必要です。
宅配で届いた商品はすぐに開封し段ボールを潰して片づける、買い物後の品物はすぐに使う場所に収納する、これを徹底するだけでも確実に部屋の景色は変わります。
NG習慣2.未処理のものを放置すること
ソファーに積まれた洗濯物、保険金請求するために書類や医療機関の明細書を集めてはみたけれど未記入のままの書類の数々、記入しようと思い放置されたままの家計簿と大量のレシート、子どもが学校から持ち帰った提出期限がせまった書類…。
散らかりがちな家に住む人の多くに共通するのが、このような未処理のもの放置する習慣です。
ひとつひとつは少しの時間で処理できるものでも、溜まると膨大な手間と時間がかかる気がして、さらに放置される傾向にあります。この習慣がついているとリビングやキッチンが散らかるスピードが一気に加速していきます。
面倒くさいと思うものほど、その日にすぐに取りかかると思いのほか楽に処理できます。
NG習慣3.1日のなかに片づける時間をつくっていない
生活をしていれば家が散らかったり、家事が溜まって当然です。しかし、そのまま放置すればものは加速度的に散乱し続け、散らかる一方です。
家が散らかりがちな人に共通することは、1日のなかに片づけの時間を設けていないことです。
1日10分でも、ものを元に戻す、ゴミを捨てる、テーブルを拭く…など、1日のなかに「片づけの時間」をつくることが大切です。
きれいな家に住んでいる人は、きれいな家にする時間をつくっている人とも言えます。
自分の家が散らかりがちかも…と思ったら
生活をしていれば散らかる、汚れるのは当然で、家をいつもきれいに保つのはなかなかむずかしいと思います。
なぜ片づけてもすぐに散らかるのか?今より少しでもきれいな家にしたい!そう思ったときには一瞬立ち止まって「3つのNG習慣」がついていないか考えてみてください。
■執筆:MIYUKIさん・・・「限られた住空間を、どうすれば快適なリラックス空間にできるのか」を長年の間模索し、整理収納アドバイザー1級の資格を取得。家を整えて、家族のレベルにあった収納の仕組みをつくるのが得意。2019年には、出産を機に退職した看護師として約18年ぶりに復職し、現在は忙しい日々の暮らしをより心地よく過ごすため、「効率的な家事」を取り入れている。
編集/サンキュ!編集部