いつも家が散らかっている人は、散らかしてしまう原因となるNG習慣を無意識のうちにやっているとか。自分ではなかなか気づきにくいからこそ、まずはNG習慣について知ることがだいじだそう。
整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんにくわしく教えてもらいました。
1.お得を求めてものを増やすこと
家が散らかっている人は、部屋のキャパに合っていなかったり、収納力がある家でも管理できない量を持っている人がほとんど。
・無料でもらうものはとりあえずもらう
・セールが大好き
・日用品は特売日に毎回買う
など、お得かどうかを優先にしてものを増やすための行動をとっていたら要注意です。「必要なときに必要な分だけ買うこと」を意識するだけでも変化を感じられるでしょう。
2.空いている場所にちょい置きをすること
家が散らかっている人は、せっかく片づけをしても腰高などに空きスペースがあるとついちょい置きをしてしまう習慣が染みついています。そのため、キレイな状態をキープできずにすぐにリバウンドしてしまうという結果に。
習慣にするのも、まずは意識をすることから。「3週間チャレンジ」をしてみましょう。カウンターの上やテーブル上など、一時置き以外は常に何もない状態を意識します。3週間経つころには、置きっぱなしにすることに違和感を覚え始めるでしょう。
3.休日にまとめて片づけをすること
片づけてもどうせ散らかすからと、休日にまとめて片づけようとしていませんか?当然、まとめて片づけようとすればするほど片づける時間はかかってしまいます。
せっかくのお休みも半日は片づけでつぶしてしまったということにもなりかねません。片づけは、まとめて行うよりも毎日5分だけでもよいので、こまめに片づけた方が効率的です。短時間であれば負担にもなりにくいので、継続することもできます。
片づけ習慣を身につけるためには?
では、片づけ習慣を身につけるためにはどうすればよいでしょうか。答えはカンタンです。ご紹介したNG習慣と逆のことを実践すればよいのです。
最初は違和感を感じたりうっかり忘れてしまうこともありますが、定期的にできているか見直す機会をつくることで、少しずつできるようになります。片づけは向き合えば向き合うほど結果もついてくるので、「どうせ私にはムリだから」と悲観的に捉えずに、片づいた状態をイメージしながら前向きな気持ちで取り組むことがだいじです。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部