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家が散らかっていると感じたとき、まず片付けるべきは誰の持ち物から?片付けのプロの答えは

2022/11/10

部屋が散らかっていると、つい家族のだれかに「片付けて!」と言ってしまいがち。でも、それじつは間違いなんです……と話すのは、家事代行サービス「カジタク」を展開するアクティアに所属する“美部屋(掃除・片付け)コンサルタント”の山口奈穗子さん。

家が散らかっていると感じたとき、まず片付けるべきは誰の持ち物なのか?

山口さんに教えてもらいました。

散らかってイラッとするのは自分にも心当たりがあるから!?

家族といっしょにお住まいの場合、家族が散らかしているのを見るとイラっとしてしまいがちですよね。そんなとき、つい「片付けてよ」と言ってしまいたくなりますが、それは間違い。まずは、自分のものから片付けるのが正解です。

なぜなら、人が散らかしているのを見てイラっとしてしまうのは、自分にも心当たりがあるからなのです。

率先して片付けて、一家の「片付けリーダー」に!

家族の自宅での洗濯
Choreograph/gettyimages

人に言う前に、まずは自分のものを徹底的に片付けきりましょう。これからどんな生活を送りたいのかを明確にイメージしてみます。その理想の生活に合うものだけを選び取り、使いやすい場所に収納します。それができたら、あなたは一家の「片付けリーダー」となります。

もし、自分が片付けが苦手で、家族に得意な人がいる場合は、積極的に得意な家族に相談してアイデアをもらうようにしてください。得意な人がお子さんであってもです。もし家族に得意な人がいない場合は、1度プロに相談してでも、自分のものを片付けきるようにします。

そうすると、家族はあなたのことを「片付けができる人」「片付けについて信用できる人」と認知してくれますので、言うことをきいてくれるようになります。

「片付け熱」は家族にも伝染する

また筆者の経験上、不思議なことに「片付け熱」というのは伝染します。だから、何も言わなくても家族も片付け始める確率がググっと上がります。

くり返しますが、家が散らかったときは、まずは自分のものを集中して片付けきる……というのがスタートとなります。

自分のものを整理して効率的な生活をし始めると、家族がそれを見て影響を受けてくれます。家族からの信頼を得られたら、次に家族に対して片付けのサポートをしてあげましょう。


■教えてくれたのは・・・山口奈穗子さん
アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属する「美部屋(掃除・片付け)コンサルタント」。定期家事代行、整理収納サービスの経験を活かし現在は新人スタッフの教育を行うトレーナーも担当。整理収納アドバイザー1級ほか、整理収納の資格を多数保有している。

協力・・・

カジタク

家事の宅配「カジタク」。安心のイオングループとして、家事代行以外にも、プロの整理収納プラン「片付け名人」や、日頃お掃除できないところをプロにお任せする「ハウスクリーニング」など、これまで約70万件の家事サービスを提供。「カジタク」はアクティア株式会社が提供する家事代行サービスのブランドです。

 
 

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