家事のプロが指摘!意外とやりがちな「浴室」の間違い&非効率的アクションに要注意
2022/10/13
当たり前のようにやっている家事。でも、じつはその方法が間違っていたり、効率が悪かったりしたら……。
今回は毎日使う「浴室」をテーマに、意外とやりがちな「間違っている&非効率的」家事方法について、アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属する「美部屋(掃除・片付け)コンサルタント」の山口奈穗子さんに教えてもらいました。
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間違い&非効率的1:スポンジで浴室の床を洗っている
お風呂掃除の道具はスポンジひとつだけ、というご家庭も少なくないと思います。しかし、柔らかいスポンジでは表面をサッとしか洗えないことがほとんど。汚れが溜まりやすい床面の掃除に適しているとは言い難いです。
浴室の床面は、床用ブラシでこすり洗いしましょう。歯ブラシと同じような原理で汚れを掻き出し、溝や目地に埋め込まれている雑菌を取り除くことが必要です。
また、ブラシの硬さを利用することによって、足で踏み潰されて固まった頑固な汚れを、分解しながら洗うことができますよ。
間違い&非効率的2:排水口用のブラシの用意がない
週に1度くらい排水口のパーツも外して洗うことをおすすめしたいのですが、そのためのブラシの用意がないお宅が多いです。排水口のパーツの掃除は、おもにぬめりを落とす作業。浴槽を洗うスポンジとは別に、専用のブラシを用意しましょう。
スポンジを使った排水口の掃除は不可ではありませんが、2つの理由によりおすすめではありません。
・細かい溝にスポンジが届かない
・スポンジに付着したヌメリを取るのが大変
というわけで、ブラシのほうがおすすめです。歯ブラシでも代用できますが、もう少し大きいほうが効率的。柄の両側に硬さの異なるブラシが付いた「目地ブラシ」などがおすすめです。
間違い&非効率的3:バスマットが敷きっぱなし
バスマットを長い間敷きっぱなしにしておくと、マットの下の床が変色したり、カビが発生したりすることがあります。バスマットの表面は乾いていても、裏面が乾ききるまでに時間がかかるので、その間に雑菌やカビが繁殖してしまいます。
また洗面所の床は、髪の毛やホコリがたまりやすい環境でもあります。バスマットは使用後に都度持ち上げて乾かし、洗う頻度も多めにしたいですね。