奥行きがありすぎるうえに、仕切りやハンガーかけがなくて、洋服を収納するのがむずかしい押し入れ。しかし、“あること”をするだけで、すっきりとして使いやすい収納場所になるんです。押し入れを上手に使うコツを教えます。
<教えてくれた人>
中山真由美さん(整理収納アドバイザー)
整理収納アドバイザーとして、個人宅や企業の収納コンサルティング、間取り提案、セミナーなどで活躍中。「捨て下手」「しまい下手」だった過去や子育て経験、心理学の知識を生かしたわかりやすいアドバイスに定評あり。
押し入れの収納術
奥行きがありすぎて整理しにくい!という声多数。出し入れしやすい上段の手前によく使うものを集めるのがコツ。
1 手前と奥に分けて使うとたっぷりしまえて取り出しやすい
「奥行きのある引き出しを使っていたころは"たんすの肥やし"が増えるばかり。浅い棚やトレーを活用したら出し入れがラクに。さらにふすまをはずしたら物量の把握も簡単に。すぐ洗濯しない服はポールにかけて陰干ししてから収納」(金内さん/ 『サンキュ!』19年3月号より)

【ココがGOOD】
”奥行き対策”として手前と奥をエリア分け。かごやトレーで分類収納もされていて、これぞ完璧な押し入れ収納!
2 片側によく使うものを集めるだけで使い勝手アップ
「出入り口に近い右半分に1軍アイテムを固めて。上段のラックで、洗濯した衣類をハンガーごと戻せるようにして"時短収納"も実現。下段には奥行きの浅い引き出しを2つ置き、衣替えは前後を入れ替えるだけに」(k.m.k.btさん/インスタアカウント@k.m.k.bt)

【ココがGOOD】
大きな空間をエリア分けして、使用頻度ごとにものを配置しているのが素晴らしい!手前と奥の使い分けも100点。
3 容量の多さを利用して家族全員の衣類をまとめる
「しまう作業をギュッと1カ所で完了させようと家族全員の衣類を押し入れ2つに集約。ポールやかごをたして”かけるだけ””放り込むだけ”にしたら断然ラクに。丸見えなので、よけいなものを増やさないことも意識するように」(ナミさん/ 『サンキュ!』17年5月号より)

【ココがGOOD】
左右を大人と子どもで分けて、ふすまもはずしているのがポイント。どこに何があるか、ひと目でわかりますね。
「前は各部屋に”人別”に衣類をしまっていましたが、洗濯ものの片づけが面倒で。それで家族4人の服を1つの押し入れに集約することに。奥行きを生かして奥に季節外のものを収納したら収まりました。あれどこ?と聞かれることも激減」(うたさん/インスタアカウント@utatanenet_home)

【ココがGOOD】
押し入れをファミリークローゼットにするアイデア、とてもいいです!これならあっという間に洗濯ものが片づきそう。
これで解決!無印良品・イケア・ニトリの神グッズ
あなたの家の押し入れを、使いやすくする収納アイテムをご紹介!
[イケア]… ラッスリグ シェルフユニット

押し入れ上段の手前と奥のエリア分けが手軽にできる優秀アイテム。手前のバーには衣類をかけて、奥の棚板には使用頻度の低いバッグなどを並べておけます。
[ニトリ]… 押入れ・クローゼットハンガーラック ヴェルサ
スペースや衣類のサイズに合わせて、ポールの高さを7段階まで調整可能。押し入れの深さを利用した置き方は、季節外の衣類の保管にぴったり。
[無印良品]… パルプボードボックスキャスター付

キャスターつきで出し入れがラクだから、いちばん使いにくい押し入れ下段が奥までしっかり使えます。棚板は高さを変えられる可動式。ベージュ(タテヨコ仕様)。
[ニトリ]… 押入れ収納キャリー

キャスターつき。大きなボックスや季節家電などは、直接置かずにこれにのせると出し入れが劇的にスムーズに。「奥に何があるのかわからない~」も防げるうえ、掃除もラク。
参照:『サンキュ!』2019年10月号「それでも片づいている家のひみつを教えます」より。掲載している情報は2019年8月現在のものです。
撮影/小野田陽一、林ひろし 構成・文/志賀朝子 編集/サンキュ!編集部
押し入れ収納テクニックの実例もチェック!
ここからは、Instagramに投稿されていた、押し入れ収納テクニックをご紹介。上で紹介した内容とあわせて参考にして、ぜひ整理されて使いやすい押し入れを手に入れてくださいね。
押し入れの奥行きを活かした収納

押し入れの奥行きを活かして、前後にハンガーパイプを取りつけてあります。季節外の洋服は後ろにかけることで、衣替えは前後を入れ替えるだけ。使い勝手のよさはもちろん、ハンガーも統一されており、見た目にも美しい!
持ち物を厳選して、余裕の収納

ついつい詰め込んでしまいがちな押し入れ収納。こちらは洋服を厳選することで、ハンガーラック1つと、収納袋ですべての洋服を収納しています。押し入れ収納は、ハンガーポールを取りつけたりとむずかしく考えがちですが、持ち物を厳選すれば収納方法もこんなにシンプル!
奥行きを活かして家事コーナーに

押し入れの奥行きを活かすことで、とっても使いやすい家事コーナーに!押し入れの高さは、立ってアイロンをかけるのにもちょうどよく、面倒なアイロンがけもはかどりそうですね!
専用のラックで悩みを一発解消!

押し入れの下段は、奥にあるものも取りづらく、収納方法がむずかしい場所です。そこで、キャスターつきのラックを購入!収納量もたっぷりで、奥の荷物もすぐに取り出せます。ストック品や、非常時の備蓄品を入れるのにも便利ですね。
DIYで収納スペース兼「秘密基地」に

使い勝手の悪い押し入れをDIYし、洋服や収納ケースも余裕で置ける大容量の収納スペースに。そしてここは「秘密基地」にもなる場所。自分のお気に入りのものが、すっきりとおさめられた場所は、居心地がよくないはずがありません。ここで、音楽を聞いたり、本を読んだり。とっても素敵ですね。
日用品もたっぷり収納できるワークスペース

奥行きを活かして、押し入れをワークスペースに改造したアイデア。もちろん収納量もあるので、日用品などもたっぷり収納できます。手の届きやすいところには、ふだんよく使うもの。取り出しづらい上の段にはストック品などを収納。使う頻度に合わせて収納場所を決めることで使い勝手も抜群です。
わずかなデッドスペースも有効活用

もともとあったハンガーポールの上に突っ張り棒を段違いに設置し、帽子置きにしたアイディア。見逃しがちなわずかなスペースも有効活用し、収納力をグンとアップさせることができます。
カラーを統一すればすっきり感UP

白系でカラーを統一すれば、収納ケースの数が多くても圧迫感やごちゃついたイメージはゼロ。見せる収納も人気ですが、しっかり目隠ししたいかたは、ケース選びを重視することですっきり感が高まりますよ。
衣類は種類別にスペース分けするとすっきり取り出しやすい

ハンガーポールにクリップを止め、衣類を上下で分別したアイデア。すっきりとまとまり感もあり、衣類を選ぶ際の見やすさと取り出しやすさも◎。どこに何があるか一目でわかれば、散らかり防止にもつながります。
あえて見せることで必要な数が把握できる

衣類をしまい込んでしまうと使わなくなってしまうため、可動棚やハンガーポールを増設し、あえて見える収納に。自分の持ち物をしっかりと把握できるのでムダなものは買わずにすみ、増えすぎ防止にも効果的です。
シーズンオフアイテムの保管はチャックつきのマルチバッグがおすすめ

ダイソーのマルチバッグは、チャックつきなので長期間しまっておくシーズンものの管理にもぴったりです。しっかりとしたつくりなので中身が少なくても自立し、立ててすっきりと収納できます。クローゼット上の棚にラベリングしておくのもおすすめです。
ちょっとしたスペースにはキャスタータイプの収納がおすすめ

こちらのラックは台が回転するので、奥のものも取り出しやすく空間を上手に使うことができるアイテムです。キャスターつきなので移動も楽で、掃除のときもじゃまになりません。ちょっとしたスペースには、このように引き出せるタイプの収納が便利です。
あまり気ない服はあえてデッドスペースに

クローゼットの奥の壁ぎりぎりに突っ張り棒を設置し、セレモニースーツを収納されています。着る頻度の少ない服は、あえてデッドスペースに置くことで、ほかの衣類の収納場所を広く確保することができます。
衣類は小さめにたたんで立てて収納がおすすめ

ついつい積み重ねて収納しがちな衣類ケースの中身は、服を立てて入れることで収納力をUPすることができます。衣類は少し小さめにたたむことがポイント。厚みが出るので、立てて収納しやすくなります。
可動棚が便利!収納の変化にも即対応

大人も子どもも、生活の変化や成長などで収納するものも変わっていきます。こちらは、押し入れの奥にパンチングボードを置き、可動式の棚を設置しました。収納の変化にもすぐに対応できます。ものを詰め込みがちな押し入れ収納ですが、こんなアイデアもあるんですね。
なんて美しい!IKEAで布団収納もすっきり

IKEAのSKUBB(スクッブ)を使った布団収納です。SKUBBシリーズは、しっかりしたつくりなので、縦に置いても横に置いても大丈夫。手が届きにくい天袋にもすっきりとおさまり、取り出しやすいですね。
このサイズ感!居心地がよくてこもりそう

半間サイズの押し入れは、奥行きばかりで収納力も少なく使いづらい!そんな不満も、こちらの素敵なワークスーペースを見れば、一気に解消してくれそうですね。奥行きを活かして、資料などを置ける棚を設置。作業スペースもたっぷりとれるので仕事もはかどりそう。何よりもこのサイズ感がほっこりしますね。
たっぷり入る!キャスターつきのカラーボックス収納

奥行きをどう使うかが、押し入れ収納の悩みどころ。こちらは、キャスターつきのカラーボックスを使って、手前と奥に収納スペースをつくりました。奥のものを取り出したいときは、前のカラーボックスを横にスライドすればいいだけ。押し入れのたっぷりの収納量を存分に活かすことができるアイデアですね。
ゆとりの収納で気持ちまでゆったり

こちらのお宅の1階の主な収納スペースは、なんとこの押し入れだけ!家族がよく使うものがこちらに集約されています。まずは、しっかりと持ち物を厳選し、ボックスや引き出しなどを使って、見た目にもすっきりなシンプル収納に。ぎちぎちにつめこまず、あえてスペースに余裕をもたせた収納。気持ちまでゆとりが持てそうですね。
いっぱい入っていても使いやすい!

こちらも、押し入れの奥行きをうまく利用した収納です。後ろには背の高さのある棚を置き、本や書類などを収納。手前には、高さのないオーディオなどを置くことで、後ろのものも見やすく、簡単に取り出すことができますね。
必見!プロがつくる押し入れ収納

押し入れの奥行きをうまく使って収納するのは、収納の苦手な人にはなかなかむずかしいもの。このような、押し入れ専用のワゴン収納にすれば、奥までたっぷりと収納することができます。取り出すときはコロコロと引っ張り出すだけで簡単。押し入れの下段は、ストック用品や防災用の備蓄など、重いものを入れるのにもぴったりですね。
ふすまをはずしてロールスクリーンに

和室の押し入れのふすまははずしてロールスクリーンに変更。来客時以外はほとんど開け放していると、風通しもよく、カビも発生しにくいですね。おもちゃなども出し入れしやすくてよいアイデアです。
白の収納ボックスで統一して見た目もすっきり

さまざまなサイズの収納ボックスも、白で統一することで見た目もすっきりします。押し入れの下段には服やバスタオルなど、衣類を1ヵ所にひとまとめ。洗濯ものを畳んだ後はいろいろな所にしまいに行く、という動作が省けて楽ですね。
ラベリングをすればわかりやすい収納に!

大小ある収納ボックスにはすべてラベリング。家族みんなが、どこに何が入っているかわかりますね。ひと手間加えるだけで、グンとわかりやすい収納になります。
押し入れはオープンにして下段は子ども用に!

押し入れの収納はつねにオープンにして、下段のスペースは子ども部屋の一部として使用。子どものおもちゃやおむつなども収納し、取り出しやすいように工夫されています。
押し入れのふすまをはずしてファブリックパーテーションを設置!

押し入れのふすまをはずし、ニトリのカーテンレールとファブリックパーテーションを設置した例です。おしゃれで開けやすく、通気性もよいですね。黒で統一された収納ボックスもおしゃれ!
マリメッコのロールスクリーンがおしゃれ!

押し入れにはマットレスを収納。ふすまではなく、ロールスクリーンにしているので通気性もよいですね。マリメッコのウニッコ柄もおしゃれです!
カラーボックスに取っ手とキャスターをつけて収納棚に!

こちらはカラーボックスに取っ手とキャスターを取りつけて収納棚をDIYした例です。押し入れにしまっても楽に出し入れすることができますね。掃除も楽そう!
引き出しや収納ボックスは白で統一!

押し入れの中の収納は引き出しを組み合わせたり、収納ボックスを積み重ねたりすることが多いですが、色を統一すればすっきりとしてわかりやすくなります。シンプルで素敵ですね!
筋トレグッズは見えやすい場所に収納!

毎日続けられるよう、筋トレグッズはリビング横の和室の押し入れに収納。毎日目につけば、自然と続けられるかもしれませんね。
押し入れ収納はすべて白で統一!

押し入れの収納ボックスはすべて白で統一すると、とてもすっきり見えますね。大きさも同じものを並べると、さらにきれいに見えます。
引き出し収納よりもカゴ収納が楽?!

下着や靴下などの小さなものは引き出しに収納しているかたも多いかもしれませんが、かご収納にすると引き出しを開けるという動作を省くことができます。見た目は引き出しの方がよいかもしれませんが、わかりやすさや取り出すさを重視すると、かご収納の方が勝るかもしれませんね。
押し入れ収納にはニトリのケースなどを活用!

押し入れ収納にニトリの収納ケースや収納ワゴンを活用している例です。サイズもぴったり、シンデレラフィットしています。限られたスペースでも、収納アイテムを工夫すれば、有効活用できますね。
IKEAのSKUBBを使ってすっきり収納

IKEAの収納ケース、SKUBBを使って、季節外の掛け布団やシーツなどを収納しています。SKUBBシリーズは、ベッド下に横に置いて使う収納ボックスですが、ボックスのつくりがしっかりしているので、立てて収納する人も多いですよね。押し入れの中が、すっきりと片づき、取り出しやすさも抜群です。
まるでお店のディスプレイみたい!

押し入れの扉をはずし、ロールスクリーンを取りつけました。中にはハンガーパイプと棚板を取り付けて洋服収納に。まるでショップのおしゃれなディスプレイのようです。美しく収納された洋服たちも居心地がよさそうですね。
好きなものだけがある空間に

ついつい詰め込んで、扉をしめて隠すことで安心してしまう押し入れ収納。こちらは、本当に必要なものだけを見極め、大好きなかごやシンプルなボックスを使って「魅せる」収納に。押し入れの中にグリーンを置くアイデアには脱帽ですね。ずっと見ていたくなる美しい押し入れ収納です。
大満足のキッズスペースに

なぜか狭いところが大好きな小さい子どもたち。むずかしい押し入れ収納に悩むなら、思い切ってキッズスペースにしてしまうというのもアイデアですね。ウォールシールを貼ったり、なんとライトまで!とってもキュートなお部屋が完成しました。出し入れがしづらく活用がむずかしい押し入れの下段が、発想の転換で大満足のスペースに変身です。
落ち着いたワークスペースに

ここが押し入れだったとは思えない、上段をワークスペースとして活用したアイデアです。押し入れの奥行きを活かして、本箱なども完備。必要な書類もすぐに手が届き、使い勝手のいいスペースに大変身です。飾り棚も取りつけられ、居心地も抜群ですね。
押し入れの下段の収納にはこれ!

押し入れの下段は、かがんで取らなければならいので何が入っているかわからない「魔窟」となりやすい場所です。そんなときは、こちらのキャスターつきのワゴン収納が便利です。日用品のストックをたっぷりと収納でき、足りないものもすぐにわかるから補充も簡単。押し入れの奥行きを活かしてこそのアイデア収納ですね。
さわらないで!私だけのDIYスペース

押し入れの上段が、大好きなDIYの作業スペースに。奥行きを活かして棚を設置し、工具などをおさめました。手前に少しスペースをあけておけばちょっとした作業台に使えて便利ですね。小さなお子さんも、これなら触ることができず安心です。
すべてケースに収めればスッキリ

無印のソフトボックスとポリプロピレンケースが収納スペースに見事にシンデレラフィット。しまうスペースが決まっていることでものの増えすぎを防ぎ、全てをケース内に収めることで散らかり防止にもつながるアイディアです。
ハンガーパイプと有孔ボードで収納力UP

押し入れにハンガーパイプを取りつけてクローゼット風にDIY。側面の壁には、有孔ボードを設置しバッグや帽子などをかけるスペースにされています。空間を有効活用し、ムダなく収納スペースを確保することができますね。
奥行を活かしたキャスター収納

こちらは押し入れの奥行を活かし、ニトリのキャスターつき収納を活用したアイディアです。ニトリのマルチラックは、中の棚の高さを調整することができるので、収納するものを選ばず使用できる便利グッズです。
高さが足りないときはハンガー2本使いがベスト

収納スペースの高さが足りずにワンピースなどの長めの衣類が収納できない…。そんなときは、ハンガーの2本使いがおすすめ。シワを防ぎつつ、高さに合わせて収納することが可能です。限られたスペースを有効活用でき、ぜひ取り入れてみたくなるアイディアですね。
子どものものは子ども目線で収納すれば散らからない

こちらは子どもでもひと目でわかるように、靴下やハンカチなどをウォールポケットに収納したアイディア。「子どものものは、子どもの目線で収納を」を心がることが、散らかり防止の近道だそうです。
収納兼ワークスペースに

こちらは収納しつつ、ミシンのワークスペースとしても活用されているケースです。仕事道具や趣味の品などは上段に上げ、小さなお子さんのいたずら防止にも◎。ドアを閉めれば中は見えないので、見栄えよりも使いやすさを重視した収納でも問題なしです。
押し入れを部屋の延長として活用

押し入れのふすまを外し、部屋の延長として利用しているアイデア。ハンガーラックを使い、衣類の収納機能は維持しつつ、空いた空間はカラーボックスなどで収納力抜群の素敵なドレッサーとして活用されています。
収納容器に合わせて棚板を調整!

高さのある押し入れも、棚板を上手に使えばすっきり収納できますね。容器の大きさに合わせて棚板をつければ、余分なスペースもなくすことができます。モノトーンで統一された収納ボックスも素敵ですね。
種類別に収納すれば使いやすくなる!

押し入れ収納は種類別に収納することで、使いやすく、そしてわかりやすくなります。何がどこかにあるかを把握できるので、物を探すということもなく効率的。ホワイト&グレーで統一された収納容器もスタイリッシュで素敵ですね。
白ペンキでさわやかな明るい空間に

押し入れのふすまを外し、中を白のペンキで塗ったプチDIYのアイデア。木の質感むき出しでじめっと暗い印象になりがちな押し入れも白く塗るだけで、明るくさわやかなイメージに大変身し、木製のシェルフがとっても映えますね。
キャスターつきならデッドスペースもムダにならない!

棚を置くほどのスペースではない、微妙に余ってしまった空間はDIYしたキャスターつきの台で有効活用!荷物の出し入れがラクになるので、奥行きがあっても空間をムダなく使うことができますね。
上手に目隠ししてすっきり収納

無印良品のポリプロピレンケースは、サイズ展開が豊富で奥行のある空間にもフィットする大型のものまでそろっています。しかし大きいサイズは透明タイプなので、こちらは前面をインデックスで目隠しされています。中が見えないと、ゴチャつきを隠せ統一感が生まれますね。
シンプルだからこそ いつでもすっきり

あえて天袋までふすまを外すことで通気性をよくし湿気対策に。シーズンの服のみをハンガーにかけ、そのほかの服は下のケースに収納されており、衣替えの入れ替えもスムーズに行える動線となっています。
押し入れをくつろぎ空間にDIY

もともと押し入れだった部分をソファーを置く空間にDIY。上の棚はそのままにし、板壁に棚やアイアンを取りつけ、収納スペースを確保しつつもくつろげるスペースに仕上がっており、とっても素敵ですね。
押し入れにぴったりサイズの引き出し収納がいい

奥行きのある押し入れには、このように引き出し収納を使うと、使いづらい奥のスペースまでムダなく活用できますね。ホームセンターなどでも、奥行きのある押し入れサイズの収納ボックスはたくさん売られており、自宅の押し入れにぴったりのサイズを選ぶことがおすすめです。
奥行きがあるからこそできる!

思い切ったリノベーションでこんなに素敵なスペースに!押し入れの中段を取り、ふすまをはずし、棚もつけられていて、とっても使いやすそう。使いづらかったはずの奥行きのおかげで、まるであこがれのウォークインクローゼットのようです。
子ども用のクローゼットに改造

子ども用のクローゼットは、取り出しにくいなどのちょっとしたことがあるだけで、あっという間にゴチャゴチャしがちです。こちらは小さな子どもにも手が届くハンガー収納が中心。靴下などの小物は、キャスターをつけて引き出し式にしたワイヤーかごに。子どもにとっても、欲しいものがすぐに届く理想の収納ですね。
あえて下のスペースは開ける

中段をはずし、ハンガーパイプを設置して、美しいクローゼットに。下のスペースに何か置きたくなりがちですが、ここは洋服のほこりがたまりやすい場所。こうして開けておけば、お掃除がとにかく簡単です。風通しがいいので、カビなども防ぐことができ、1年中、洋服を清潔にたもつことができますね。
押し入れをあこがれのワークスペースに

押し入れの奥行きを活かして、ワークスペースに改造。奥には棚を設置し、手前にパソコンなどを置いて作業スペースに。手をのばせば取りたいものがすぐに取れる、充実のワークスペース。まるで自分だけの素敵な秘密基地のようでうらやましい!
すっきり片づく!たのもしい押し入れ収納

古い日本家屋は、押し入れ収納が豊富。こちらは、リビングスペースにある押し入れを、その収納力を活かして日常よく使うものを収納しています。引き出しや、収納ケースなどをうまく使って、大容量の収納庫に。リビングには、雑多なものがあふれがちですが、これならすぐ横にあるので、取り出しやすく、片づけるのもあっという間ですね。これだから、押し入れ収納はたのもしい!
ナチュラルな雰囲気が素敵な押し入れ収納!

こちらは和室の子ども部屋の押し入収納。ウッド調のナチュラルな雰囲気、白い目隠しカーテンや収納ボックスがおしゃれですね。ボックスに番号をラベリングすることにより、わかりやすい収納にもなっていますね。
書類はまとめて押し入れに収納!

家にある書類はすべて押し入れに収納。カテゴリー別に分け、セリアの「クリップファイルケース」を活用しています。書類が必要なときはケースごと持ち運びができるので便利ですね。
押し入れの下段にはよく着る衣類をしまうのが便利!

奥行きのある押し入れ。収納のポイントは、上段にはあまり着ない衣類、下段にはよく着る衣類をしまうこと。そうすることで、取り出しやすくなり、押し入れスペースも有効活用できます。また、カビの生えやすい押し入れは、たまに開け放して湿度を下げるのがよいですね。
押し入れの襖をロールスクリーンにしてスタイリッシュに!

和室の押し入れも、襖をロールスクリーンにすればスタイリッシュな空間に変身!ニトリのロールスクリーンはリーズナブルな価格で手に入るので、活用していきたいですね。
白い収納ボックスを使えば見た目もすっきり!

築年数が高い家の押し入れも、白い収納ボックスを利用すれば、すっきりきれいに見えます。同じ種類のものを使えば、統一感も出ますね。
押し入れだけでなく、天袋もオープンに!

押し入れ収納だけでなく、天袋もオープン収納にすることで、取り出しやすくなりますね。さらに、湿気対策にもなるので、中のものもきれいに保管できるのがメリットです。
押し入れに入れる寝具も見直してすっきり!

押し入れに入れる寝具も、来客用や季節ものなど、わかりやすいようにタグをつています。寝具を入れるケースも統一すれば見た目もすっきり!
ふすまをカーテンに♪開けっ放しでもおしゃれな押し入れ

押し入れのふすまを外し、カーテンを取りつけると、お子さんでも出し入れしやすい空間に大変身。中の収納用品の系統を部屋のインテリアとそろえることで、開けっ放しにしても違和感はまったくなく、部屋に広がりを感じさせることのできるアイデアです。
一度は憧れたことがある!?押し入れデスク

押し入れをデスク代わりに使うアイデアは、一度は憧れたことがある!というかたも少なくないはず。壁に囲まれた空間は集中力が高まるともいわれ、秘密基地のようでワクワクと仕事ができそうですね。
すっきりきっちりが気持ちいい!SKUBB

ふとんなどの大物収納に人気のIKEAのSKUBB。縦にも横にも収納でき、なんといっても見た目のすっきり&きっちり感が抜群のアイテムです。サイズ違いもあるので、スペースに合わせたシンデレラフィットが実現できるかも。
奥行きのある押し入れはキャスターを活用

奥行のある押し入れは、大きなものを入れやすい反面、奥のものが取り出しにくいという欠点もあります。そんなときは、キャスターをつけた板が大活躍!重いものでもスッと引き出せるので空間を有効活用できます。
ふすまをロールスクリーンにチェンジしすっきりと

こちらは、ふすまをロールスクリーンにチェンジした事例です。真っ白なロールスクリーンは、壁との一体感も生まれすっきりとした空間に。開け閉めもワンタッチなので、頻繁に出し入れするかたでも煩わしさを感じることがなさそうですね。
強度抜群!手ごろに収納力をアップできるメタルラック

こちらは、押し入れの手前のデッドスペースにキャスターつきのメタルラックを使用したアイデアです。メタルラックは、お値段は比較的お手ごろですが、強度はバッチリなので空いた空間の収納力をアップさせたいかたにおすすめです。
DIY初心者でも真似しやすい すのこ収納

すのこと板を組み合わせて、自作の棚をDIYしたアイデア。空間に合った棚を手づくりすることで、スペースをムダなく利用されています。DIYはむずかしそう…というかたでも真似しやすい収納術ですね。
秘密基地風スペースでおもちゃも収納!

こちらは押し入れに小さなはしごやライトをつけ、秘密基地風に改造した例です。押し入れの下の段には子どものおもちゃを収納。子どもでも簡単に取り出せる位置での収納、そして基地風スペースのアイデアがよいですね。
押し入れのスペースにライトや読書スペース!

押し入れの2段目の収納スペースにはしごをつけ、ライトや読書スペースをつくっている例です。このようなスペースがあると、子どもも喜びそうですね。収納ボックスにはひとつひとつラベリングもされ、見やすく取り出しやすくなっているのもポイントです。
ショップのように洗練された押し入れスペース

ここが押し入れだったとは信じがたいほどハイセンスな収納スペースです。棚や大きめの鏡など、スペースを入れながら収納することで見た目もすっきり。ハンガーも手前から奥に収納されている点がすっきり見えるポイントにもなっていますね。
子ども服は取り出しやすく手前に!黒板もかわいい!

一目見てどこに何が入っているのかわかる収納ですね。子ども服は取り出しやすく手前に、収納ボックスもさまざまな形のものが活用されています。子どもの黒板の絵もかわいらしいですね。
インデックスで衣類を分類すればすっきり見やすい

クローゼットのハンガーパイプ部分に、衣類ごとのインデックスを取りつけたアイデア。トップス・ボトムス・アウターなど、種類ごとに衣類を分けることで見やすさと取り出しやすさがUP。さらにハンガーをそろえることで統一感が出て、まるでお店のようにすっきりとします。
枕棚収納は立てて取り出しやすく

たくさん収納しようと思うとついつい積み重ねてしまいがちですが、こちらはあえて立てて収納したアイデアです。荷物が重なり合わないため、取り出しやすく入れ替えも楽に行うことができます。タグをつければ中身を忘れる心配もなく、シーズンものの管理にもぴったりです。
あえて中身は見せずにすっきり感を高める

大きいサイズと1/2サイズを自由に組み合わせて使えるニトリの収納ボックスは、押し入れのサイズに合わせてカスタマイズすることができます。ざっくりと収納しても中身が見えないので、すっきり感もばっちりですね。シンプルなデザインとカラーは、和室との相性も抜群です。
1つのフックに1つのアイテムで増えすぎを防止

こちらはデッドスペースになりやすい扉裏にフックを取りつけ、帽子やベルトなどの小物類を引っかけたアイデアです。1つのフックに1つのアイテムをかけると決めておくことで、自分が持っている個数を把握でき、買いすぎも防ぐことができる、まさに一石二鳥の収納方法です。
押し入れを食器棚にしてスペースを有効活用

こちらは押し入れだった場所にスチールラックを設置して、食器棚をつくった例です。キッチンの小物も上手に収納されていて、すっきりしていますね。収納ボックスもいろいろな大きさのものを使えば、効率よくまとめることができます。
押し入れの枕棚には使用頻度が低いものを

押し入れの上の段は取り出すのがたいへんな場所でもありますね。このスペースはふだん使わないものを収納しておくのがベスト。使うときに取り出しやすいよう、ラベリングしておくと便利ですね。
押し入れを見せる収納に

白やナチュラルなカラーでまとまった押し入れ。見た目もすっきりしていますね。使いやすいようにふすまは外し、見せる収納にしているのが使いやすくて素敵です。
押し入れの下の段は遊べるスペースに

こちらは和室の押し入れ収納です。上の段は大きなおもちゃや毛布などを収納、下の段は子どもが遊べるスペースになっています。ジョイントマットを敷けば、子どもも安心して遊べますね。
押し入れを本棚スペースに

仕切りスタンドやブックエンドなどを活用して本を収納、隙間なども上手に利用して本が収納できていますね。カラーボックスなども使えばすっきりまとめることができます。
子ども部屋の押し入れ収納例

こちらは子ども部屋の押し入れ収納例です。大きめの布団は縦に収納、子ども服は強力突っ張り棒を使ってハンガーにかけています。これで服を畳む手間も省けますね。そして、子どもがよく使うおもちゃなどは取り出しやすいようにいちばん下へ。これなら子どもも自分でお片づけができそうですね。
収納ボックスにラベリングすればわかりやすい

100均などのいろいろな種類の収納ボックスを使えば、押し入れもすっきり整頓されてわかりやすくなりますね。だれが見てもわかりやすいようにラベリングしておけば、必要なものも探すことなく取り出せます。押し入れの天井部分も収納スペースとして使えているのがよいアイデアですね。
グレーの収納ボックスがおしゃれ!

収納ボックスは白や透明のものが多くなりがちですが、こちらはグレーの収納ボックスを活用した例です。押し入れの中がぐんとおしゃれになります。いちばん下の段にはローラーつきの収納が使われているので、中のものも取り出しやすいですね。
押し入れの上段を作業台に

押し入れの上段にはものを置かず、作業台にするというアイデアです。アイロンがけがや洗濯ものを畳む用のスペースとして活用できます。何も置かない、というのも空間もすっきりして、よいアイデアですね。
詰め込みすぎない収納がポイント

白を基調にした押し入れ収納例です。収納ボックスの中は詰め込みすぎず、スペースを空けつつ、取り出しやすくするのがポイント。スペースに余裕があるほうが見た目もきれいですね。
いざというときの備蓄品もまとめて収納

下段には、重さのある飲料水やカセットコンロなど、ふだんは使わない災害備蓄品をまとめて収納。そして、取り出しやすい中段にはよく使う日用品などが置いてあります。収納用品も統一することでごちゃつきがありません。
押し入れがツリーハウス?秘密基地?

押し入れの下段には子どもの洋服を収納。かける収納にすることで、小さな子どもでも自分で取ることができます。そして上段には秘密基地! 小さな子どもたちは高いところと狭いところが大好き。これは大喜びですね!
きっちりエリア分けすれば使いやすい

押し入れの左側がママ、右側を小学生の娘さんと分けて使っています。娘さん用はブランコハンガーで上下に空間を仕切って、上段がトップス、下段にボトムスをかけました。これならコーディネートがしやすそう! 真似してみたいアイデアですね。
Instagramに投稿されていた、押し入れ収納テクニックをご紹介しました。取り入れやすいアイデアがいっぱいでしたね!ぜひみなさんも参考にしてみてください。
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