むしろないほうが快適!?じつは「捨てても大丈夫なもの」5選
2021/08/04
「ものを減らすことで暮らしが快適になる」ということは、今や常識。一方で、ものを減らそうとしても、どれも必要なものに思えたり、捨てたら後悔しそうな気がしたりしてしまい、なかなか捨てることができないのも現実です。
「捨てても大丈夫なもの」とはいったいどんなものなのでしょうか?
整理収納術、ワーママ目線からの献立アイデアなどをインスタグラムで発信しているはなさんに、捨てても大丈夫だったものを教えてもらいました。
「捨てても大丈夫なもの」の見極めかたとは?
ものを減らすと、掃除がしやすくなったり手入れをする手間がなくなったりするメリットがあります。ですから、「邪魔で掃除がしにくい」と感じたり、「手入れが面倒」と感じたりするものは、思いきって捨ててしまったほうが暮らしは快適になります。
もちろん、絶対に必要だとわかっているものを捨てるわけにはいきませんが、「捨てても大丈夫なもの」は意外とありますよ。
私が実際に手放したことで暮らしが快適になったものを、一つずつ見ていきましょう。
1:多すぎるゴミ箱
ゴミ箱の数が多ければ多いほど、ゴミを集める作業は大変になります。さらに、そのゴミ箱をきれいに保つために手入れをしなければなりません。
わが家は、キッチンに燃えるゴミ用とプラスチックゴミ用のゴミ箱があるだけです。慣れてしまえば、ゴミをキッチンまで持ってきて捨てることを面倒には感じません。
多すぎるゴミ箱は捨てても大丈夫です。ゴミの日にサッとゴミをまとめられますし、手入れをするゴミ箱の数も最低限ですみ、快適です。
2:炊飯器
丸洗いができず、手入れがたいへんなのが炊飯器。家電ですからキッチンに出しっぱなしのことが多く、場所を取ります。
かわりにふつうの鍋でご飯を炊けば、炊飯器は捨てても大丈夫です。鍋は丸洗いができるので、手入れも簡単で衛生的です。鍋での炊飯は、時短なのも魅力。おかずをつくっている間にあっという間に炊き上がり、おいしさも格別です。
3:リビングテーブル
掃除の邪魔になるリビングテーブル。ついつい上にものを置きっぱなしにしてしまったり、リビングに飲み物や食べ物を持ち込みダラダラすごすきっかけになってしまったり……。
ほかにもテーブルがあるのなら、リビングテーブルは捨てても大丈夫です。リビングテーブルがなくなるとリビングは広々し、ものの置きっぱなしやダラダラ過ごすこともなくなり、暮らしにメリハリが出ます。
わが家もリビングテーブルを手放してから、広々したリビングで快適にすごせるようになりました。
4:お風呂用のおもちゃ
小さな子どもがいる家庭ではお風呂用のおもちゃが必須ですが、衛生面の不安はありませんか?手入れがたいへんなお風呂用のおもちゃは、思いきって捨ててしまっても大丈夫です。
わが家では、かわりにきれいに洗ったペットボトルやゼリーなどの容器を、おもちゃとしてお風呂に持ち込んでいます。もちろん数回遊んだら捨て、また新しいペットボトルや容器を持ち込みます。
専用のおもちゃでなくても、子どもたちは喜んで遊びますし、衛生面の心配もなくなりました。
5:使いこなせない調味料
キッチンに常備する調味料が多いと、賞味期限を気にしたり置き場所を工夫したりしなければならず、管理がたいへんです。料理が得意なかたは別ですが、使いこなせない調味料は捨てても大丈夫です。
わが家で常備している調味料は、砂糖、塩、酢、しょうゆ、みそ、みりん、酒など基本的なものだけです。特別な調味料を使うメニューには挑戦しませんし、必要なときには使い切りサイズを購入します。いざとなればほかの調味料で代用すれば問題ありません。
使いこなせない調味料をもたないことで、キッチンはすっきり、管理もラクになりました。
あなたにとって「捨てても大丈夫なもの」は?
家の中のものをもう一度見直してみましょう。掃除の邪魔になるもの、手入れを面倒に感じているものはありませんか?ソレ、じつは「捨てても大丈夫なもの」かもしれません。思いきって捨てることで、お部屋はすっきり、暮らしは快適になりますよ。
■執筆/はなさん…フルタイムで働く2児の母。こだわりのインテリアや役立つ整理収納術、ワーママ目線からの献立アイデアなどを発信するインスタグラムが人気。インスタグラムはthishouse_ht。
編集/サンキュ!編集部