エンドレスな家事も「腰の高さ」を意識するだけでだいぶラクになる方法
2021/08/26
壁面収納やラックを利用するなど、腰の高さを意識したシステムをつくれば、家事もだいぶラクになるんです。床に物も置かずにすんで一石二鳥!ランドリーやキッチンまわりの収納を見せてもらいました。
<教えてくれた人>
nicoさん(ドイツ在住 35歳)
夫、長男(8歳)、長女(5歳)の4人家族。1年ほど前に夫の仕事の都合により、期間限定でドイツで暮らすことに。慣れない異国で子育てに奮闘中。インスタグラムは「@kurasukoto_ 」
◎HOUSE DATA◎
賃貸マンション3LDK・約80平米
小物は収納場所の上に干すと、たたんで運ぶ手間が減る
IKEAのラックは洗濯物を干すだけでなく、下の引き出しに下着や靴下が収納できるようにしています。乾いたらパッと取って下にしまえるので、持ち運ぶ手間がなくなりました。
ピンチにはさむのは面倒くさいから、タオルは一気にラック掛け
ドイツでは基本的に室内干しのため、IKEAの壁づけの棚を活用して洗濯物を干す場所に。「ピンチではさむ動作が減るだけで、干してたたんでしまうまでの作業が一気にラクになりました」。
キッチンが意外と狭かった!から、毎日使う物は壁面収納に
想像よりも狭かったため、収納場所を確保するのに苦労したというキッチン。まな板や鍋、コーヒーグッズなど、毎日手にする道具は、壁づけした棚を定位置に。「手に取りやすく、場所も取らないので便利です」。
はなをかんだらすぐ捨てられるから、ゴミ箱はティッシュの下が正解
洗面所でよく使うティッシュ。「ゴミを捨てるときにいちいちかがむのが面倒」と、すぐ下に壁掛けできるゴミ箱を設置。ティッシュボックスもマグネットシートで壁に貼りつけ、洗面台をより広く。
寝室にワイヤーを張ればベランダまで重いふとんを運ばなくてすむ
ふとんを干すためにベランダまで運ぶのが面倒と感じたnicoさん。室内干し用の伸縮ワイヤーを壁に取りつけ解決しました。「使うときだけ引っ張り出せばいいので、見た目も気になりません」。
参照:『サンキュ!』2021年9月号「床に物を置かないだけで、夏の家は快適になる!」より。掲載している情報は2021年7月現在のものです。撮影/nicoさん 構成/竹下美穂子 取材・文/晴山香織 編集/サンキュ!編集部