整理のプロが指摘!「片づけられない人」の5大特徴
2024/09/09
片づけをしてきれいな部屋をキープしたいと思っていても、リバウンドを繰り返してしまう人にはある共通する特徴があります。
"片づけられない人"の5大特徴を時短家事コーディネーターで整理収納アドバイザー1級の資格を持つkaehalonさんに教えてもらいました。
一気に片づけようとする
片づけでリバウンドを繰り返す人の特徴の1つが、時間があるときに一気に片づけようと思っていることです。そもそも片づかない原因の1つに「時間がない」が挙げられるくらいいそがしい中、まとまった時間を確保するには強い決意が必要ですし、長時間の片づけは疲労を伴います。
片づけが上手な人は一気にまとめてやろうとするのではなく、都度使ったらしまう、いらないモノを手放す、を日常の中で行なっています。
無計画に収納用品から先に買う
収納をしっかりとイメージした後に購入するのは問題ないのですが、片づけられない人にありがちなのが無計画に収納用品を買って解決しようとすることです。目の前の臭いモノにとりあえずふたをするというような収納は決してうまくいきません。
片づけ上手な人は、まずどうしてそこにモノが溢れてしまうのかを考え、いらないモノを取り除き、置き場所やグルーピングを見直した上で収納を考えます。
もったいないという気持ちが強い
片づけが苦手な人の特徴の1つが「もったいない」という気持ちが強いことです。モノを大切にするのはよいことですが、使わないモノがおうちにたくさんあるために今の生活が不便になっているのであれば本末転倒です。
いつか使うかもしれないという不確定な未来ではなく、今使うかどうかという現在に焦点を合わせて考えるようにしてみてください。
無料・おまけ・限定が好き
片づけられない人の特徴の1つが、必要だからではなく、無料・おまけ・限定という理由でモノを迎え入れていることです。
家から出ていくモノよりも入ってくるモノが多ければ、家がモノで溢れ片づけが大変になるのは当たり前のことです。モノはすべて勝手にやってくるのではなく自らの意思で迎え入れたモノ。迎え入れるよりも手放す方がずっと労力がいるということを理解した上で、モノを迎え入れることが大切です。
置き場所が決まっていない
モノが部屋の四隅に積み上がっていたり、床置きされたままでつねに部屋が散らかっていて片づけられないという人には、モノの置き場所をそもそも決めていないという場合も多いです。
まずはどこで使うモノなのか、どこにあると便利なのかを考え、自分と家族にとっていちばんストレスを感じない場所にモノをしまう定位置をつくってあげましょう。
片づけ上手になって快適な生活を!
片づけられないと、モノをなくしやすかったり、探すのに時間がかかったり、同じモノを複数買ってしまったりと時間と経済面のどちらをとってもデメリットが多く、片づけられない自分に対して自信を失ってしまうことも!
片づけ上手になるコツは、片づけを特別なイベントではなく自分の日常に組み入れることと、自分が管理できるモノだけおうちに迎え入れるようにすることです!スッキリ綺麗なおうちをキープして快適な生活を手に入れましょう。
■執筆/kaehalonさん…子どもが3人いる多忙なワーママ目線で、暮らしをラクにする情報を発信する時短家事コーディネーター。整理収納アドバイザー1級の資格も持ち、いそがしいながらもスッキリと過ごす暮らしぶりが人気。Instagramはkaehalon11。
編集/サンキュ!編集部