リバウンドしないクローゼットづくりのコツ3つ
2022/02/11
「整理したつもりなのにいつの間に服があふれかえっている……」そんなリバウンドの経験はありませんか?
ライターのシンプリストうたさんも以前は整理整頓が苦手でリバウンド常習犯のひとりでしたが、現在は5年以上すっきりクローゼットを保てているようです。
そのコツを教えてもらいましょう。
1.管理が億劫にならない量を持つ
まずは、ベースの服を整えることから始めましょう。適正量の判断基準は「管理が億劫にならない量」です。
ワクワクするクローゼット空間をつくれば、洋服だけでなく空間全体に愛着が生まれます。そうすると、整理整頓の作業も自然と楽しくなってきますよ。こまめに見直しを行うことで、リバウンドも防げます。
ハンガーの数を決めたり、衣装ケースには〇着入れるなどして、予め定数を決めておけば見直し作業もシンプルで分かりやすいです。
2.「手放せたら買う」を意識する
「買ったら手放す」を心がければ服が増えることはありませんが、買っても手放せないことがリバウンドの原因です。
整理が特に苦手な人は、手放せたら買うようにしましょう。もし手放せなければ、その服はまだ着られるということになります。
たとえば、スポーツでも出場できる定員は決まっています。サッカーの定員は11人ですが、お気に入りの選手がもうひとり増えたからといって、12人で出場してはルール違反です。
クローゼット空間においても、同じことが言えます。自分が監督になったつもりで、洋服の一軍を選び抜いてみてください。
3.得意な手放し方を知っておく
捨てられない人でも、手放し方によっては意外とスムーズに手放せたりします。
二軍の私服を部屋着にすることは敬遠されがちですが、それにより、今ある部屋着を手放せることができるのなら、結果的には総数を減らせることになります。そちらのほうが気持ちよい手放し方ができるのならば、それも選択肢のひとつです。
情報をインプットするのもよいですが、どうしたら納得して手放せるのか、自分に落とし込むところまでセットにするとよいですよ。
3つのコツを押さえて脱リバウンド!
気合いを入れて整理をしなくても、この3つのコツを押さえるだけで洋服管理はうんとラクになります。
ものの出入りを意識し、循環するしくみをつくっておけば、リバウンド知らずのクローゼットの完成です。ぜひ、実践してみてくださいね。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションでの家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。インスタグラムは@utatanenet_home。
編集/サンキュ!編集部