【脱汚部屋】「元捨てられない女」が洋服を手放せるようになったたったひとつのコツ
2024/12/12
物をなかなか捨てられないのは、性格や家庭環境のせいだとあきらめてはいませんか?整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんも結婚するまでは「捨てられない女」として過ごしていたそうですが、捨てるコツをつかんだことでシンプリストと言えるまで物を手放せるようになったのだとか。
多くのことを学ぶ必要はありません。今回はそんなシンプリストうたさんが、捨て体質になるためのたったひとつのコツを伝授いたします。
コツは「自分の勝ちパターン」を持つこと
捨てられない人が捨てられるようになるには、「自分の勝ちパターン」を作ることです。捨てられないのはなぜなのか、深追いをしていくことで、自分の苦手や得意パターンが見えてきます。
たとえば、捨てられない人でも「売ること」や「譲ること」であれば積極的に手放せることもあります。そして、使い切ることができれば、得意不得意関係なく全員が手放せますよね。
自分の中でどうすれば納得する手放し方ができるのか考え、それを実践に移してみることで少しずつ分かってきます。
シンプリストの勝ちパターンは?
その1.着用単価で考える
「着用単価」で考え、元をとれたと思えば気持ちよく手放せることが多かったです。
洋服は短くてワンシーズン、長くても3年スパンで循環していく方が合っていました。逆に靴やアウター、帽子などは価格はやや高めでも5年以上は着用する前提で選びます。
今年購入した夏用のワンピースは7,000円ほどで購入しました。これがもし、シーズンで10回未満の着用だったらなかなか手放せなかったでしょう。しかし、今夏週3のペースで着用し、累計30回以上は着用しました。購入金額を着用回数で割れば、1回あたりの着用単価は約230円です。
その2.ZOZOTOWNの買い替え割を利用する
これだけでも納得して手放せそうですが、さらにZOZOTOWNの買い替えサービスに依頼したことで、そのワンピースは1,700円で買い取ってくれることに。購入金額から買い取り金額の1,700円を差し引くと5,300円。それを着用回数で割ると、何と1回あたり177円ほどで着用できたことになります。
同様に家具であれば、月額、年額などで計算してみることもあります。これを、購入後ではなく「購入前」に計算しておくことで、手放しタイミングで迷うことはなくなりました。
自分らしい手放し方を追求してみよう
何に納得して手放せるようになるのかは、人それぞれです。そして手放す方法や手放せるようになるマインドは無数にあります。
まずは「手放す=まだ使える物を捨てる」というイメージを持つことをやめ、使い切る方向にシフトしたり、捨てずに手放す方法を考えてみることから始めてみてはいかがでしょうか。
■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。
編集/サンキュ!編集部