物が多くてもスッキリ暮らしの秘密は「しゃがまずに取れる」収納
2022/05/24
物が多くてもいつもキレイな家の秘密は、「いちいちしゃがまなくても取れる&しまえる収納」だった! カゴや台所道具が大好きで物が多いのにスッキリ暮らしている家の秘密を取材しました。
<教えてくれた人>
megumiさん(三重県 32歳)
夫(32歳)、長女(4歳)、長男(3歳)の4人家族。古道具と自然素材を生かした、ぬくもりあふれるインテリアがSNSで人気を集める。インスタは@____.megumi_
◎HOUSE DATA◎
持ち家一戸建て/4LDK(126平米)/築3年
出し入れをラクしたいから使う物を「しゃがまず取れる」高さに集める
子どもを抱っこしたまま家事をこなすことが多いから、日用品の収納は、立ったまま片手で出し入れできることが必須条件。体力の消耗を防ぎ、ストレスも軽減できます!
使う人に合わせた高さに収納を徹底
中段より上は大人用、下段は子どものおもちゃ。カゴや木箱を使えばインテリアになじみます。カゴは少し隙間を空けて並べると、スッキリした印象に。
文房具は家の中心!にまとめればあちこち探さなくてすむ
こまごました文房具は古い裁縫箱にひとまとめ。中段より上なら子どもの手が届きにくいし、夫に「あれはどこ?」といちいち聞かれることもありません。
よく使う薬類は小引き出しにまとめると、子どもを抱っこしたままケアできる
部屋の一番よく通る場所に小引き出しを置いて、子どものお世話グッズをまとめて収納。薬類は一番上の引き出しにまとめておくと、立ったままでも取り出せます。
出がけに使うリモコンと体温計は電気のスイッチのそばに
ドアの近くに収納ポケットを取りつけ、エアコンのリモコンと体温計の指定席に。「しゃがまずにすぐ手に取れ、出がけに探し回ることもなくなりました」。
座って使うリモコンはカゴに。
掃除道具は、ホコリが目につく場所に並べれば気になった瞬間に取れる
毎日使う掃除グッズは、S字フックでつるしてリビングの隅にスタンバイ。出しっ放しでも絵になるおしゃれなグッズをチョイスすれば、苦手な掃除も苦になりません。
ママ1人で頑張りたくないから子どもの収納は、サイズ感とタイミング!
子どもの目線に合わせて収納場所を設置し、片づけやすい仕組みづくりを。声のかけ方とタイミングしだいで、積極的に片づけてくれるように。
園の身支度コーナーは小さなラックでお店みたいに
何でも自分でやりたがる長女のために、ダイニングの一角に身支度コーナーを。高さを子どもの目線にそろえ、着替えを自分で選べるようにしたら、長女のやる気がアップしたそう。
お片づけのタイミングは出かける「前」!楽しいことが待ってると早い早い!
外出前のリセットを習慣に。「一番好きなおもちゃから片づけて」と声をかければ、子どもも乗り気に。みんなで競争すれば、あっという間に終了!
小さなおもちゃはブリキ缶に。
ローテーブルをやめて折りたたみテーブルにしたらコップの「ちょい置き」が減った
物を置きっ放しにしがちなテーブルは、「使うときだけ出す」仕組みに。小ぶりな折りたたみテーブルなら、部屋の隅に立て掛けておいてもかさばりません。
絵本は低い棚1段に。重ねるだけなら3歳でもしまえる
絵本や雑誌はリビングの本棚に入る分だけと決めています。「大きめの絵本は重ねて置くと、空間に余白が生まれ、子どもも片づけやすいみたい」。
パズルは書類ケースにまとめればピースの行方不明なし
迷子になりがちなパズルは、100均のファスナーつきケースに1種類ずつ収納。「中身がひと目でわかるから、子どもでも出し入れがしやすいんです」。
子どもの作品は切り抜いて透明マグネットで飾るといっぱいあってもかわいい
どんどん増え続ける子どもの絵は、場所を決めて飾ると◎。切り抜けばかさばらないし、透明マグネットやピンを使えばインテリアになじみやすい!
参照:『サンキュ!』2022年6月号「なぜあの家はいつもきれいなの?」より。掲載している情報は2022年4月現在のものです。撮影/林ひろし 構成/竹下美穂子 取材・文/梶謡子 編集/サンキュ!編集部