【靴30足→4足まで減!】実際に過ごしてみて整理のプロが今感じていること

2021/02/12

整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。

コロナ禍で外出する機会が少なくなっていますので、靴を減らすには最適なタイミングです。
旅行やレジャーがなかなかしにくいこの状況を嘆いていてばかりでは建設的ではありませんので、良いタイミングと前向きにとらえて整理するのもおすすめです。

ピーク時は30足以上

私は、服はそうでもありませんが、靴は好きだったので、色や素材ごとに揃えておりました。
パンプス、サンダル、ロングブーツ、ショートブーツ、それぞれ黒、茶、白、エナメル、スウェード…さらに、オンオフと言った具合に細分化して、その日の服装に合う靴を選んで履いてました。
10年前くらいのピーク時は30足くらい持っていました。
しかし、保管場所も手入れも億劫でした。

整理収納アドバイザーになってから靴を徐々に減らすように

女性は彼女の革のブーツにジッパーを締め付け
Zbynek Pospisil/gettyimages

モノの数が多いか少ないかというのは良し悪しではありませんが、多ければそれだけ保管のための手間がかかります。
整理収納の理論を学んでから、自分の価値観としては、やはり靴を減らしていきたいなと思うようになりました。

靴は消耗品です。
よく履く靴は1年履けばそれなりに傷みます。3年も経過すればかなりくたびれてきます。
反対にあまり履かない靴は、痛くなるとか服に合わせにくいなど、なんらかの難があります。
そう考えると、靴はそんなに長く使うモノではなく、消耗品なんだと思うようになりました。

・傷みのある靴は処分
・茶色の靴は廃止して黒で代用
・スウェードとエナメルなど素材違いであるものはどちらか1個だけにする
・ロングブーツは一旦持つのをやめる

といった具合で数を徐々に減らし、どの程度まで減らしたら不自由に感じるか試すことにしました。

現在は4足に。大人になってから一番少ない靴の数

秋に靴を2足ほど処分し、冬から4足になって現在進行形です。
やはりコロナの影響が大きいかもしれません。外出そのものが少ないのでいつもの靴があれば足りてしまっています。
ショートブーツ、仕事用のパンプス、夏用の靴、長靴の4足だけになりました。

数が減って感じていること

【メリット】
げた箱が超余裕。
どの靴を履こうかと悩むことがない。
なんだか爽快。

【気づいたこと】
おしゃれ感が皆無なのはデメリットなのかな?と最初思いました。しかし、自分はファッションをとっかえひっかえ楽しむ人種ではなかったということに気づきました。
思えば「人に見せるため」という自分の軸ではないところで服や靴を選んでいたのかもしれません。お店で服や靴を選ぶのがいつも若干苦痛だったのはそういうわけだったのかな?と。

減らさなければ発見できなかったメリットや気づき。ずっと4足のままではないと思いますが、長い人生、一度はこういう場面を楽しむのも良いなと思います。

この記事を書いたのは…渡部夏代
札幌に住む整理収納アドバイザー。
子どもの頃から片づけが好きでした。自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。大人になって家庭を持つようになってからも片づけ好きは変わらず。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ!」と飛びついて資格を取得し、現在に至ります。

※ご紹介した内容は個人の感想です。

 
 

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