中古マンションを買うなら知らないと損。後悔しないための「お金」のポイント
2017/06/11
マンションを買おう!と思っていたら、ぜひ読んでください。ここでは、貯蓄額や先々の返済を考えて、あえて中古マンションを選んだ人の話をご紹介します。「お金で後悔したくない!」と、購入にあたり大切にした点について、教えてもらいました。資金準備、諸費用、価格交渉・・・など、契約までに気をつけたいこと要チェックです!
1.資金準備
住宅資金を貯めるため、長男が1歳のときに再就職
「マンションの価格や必要なお金について調べ、300万円貯めることを目標に。専業主婦だったけれど収入を増やすためにパートに出、その後も子どもの成長に合わせてフルタイムにするなど働き方も見直しました」
2.予備費
頭金、諸費用以外にも貯蓄として150万円は口座にキープ
「ローンの負担を減らすためにできるだけ頭金を多く入れたいとも思いましたが、中古マンションなので、買ってから何か不ぐあいが出た場合や生活でも想定外の費用がかかるかもと考え、貯蓄として150万円は残しておくことに」
3.優先順位
価格、立地条件、間取りなど譲れないことを決めれば迷いません
「物件は見れば見るほど迷いがちなので、あらかじめ譲れないポイントを決めて、業者に条件に合う物件を紹介してもらいました。希望の地域で条件に合う物件ということで紹介された3つの物件を比較し、今の物件に決定」
4.諸費用
物件価格以外にも注目。家具購入も最小限に
「マンションなので管理費と修繕積立金も買う前にチェック。中古なので仲介手数料もありましたが、交渉してまけてもらいました。家具や家電は買うのは最小限にし、持っていたものをそのまま今のマンションに」
5.選定条件
日当たりや構造など変えられない部分を重点的にチェック
「内装はリフォームすれば変えられるけど、環境や構造は変えられないもの。3軒見た中では今のマンションが騒音もなくスマホの電波の入りぐあいもよく、日当たりもいちばんよかったので、迷わずここに決めました」
6.価格交渉
物件価格もローンも業者経由でまずは交渉
「中古なので値下げ交渉も可能かと業者に相談してみると、売り急いでいる物件とのことで即入居を条件に100万円値下げに。ローンもキャンペーン中のおトクな銀行の情報を業者からゲット。複数の金融機関を比較検討する材料になりました」
いかがでしたか? こうしたポイントを大切にしたことで、迷わず思いどおりの物件に出合えたそう。ぜひ参考にしてみてくださいね!
参照:『サンキュ!』6月号「家にまつわるお金のすべて」より一部抜粋 監修/長嶋修(さくら事務所)、宮内創平(MFS)、撮影/キムアルム、イラスト/白尾可奈子、取材/秋山由紀、文/田谷峰子
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