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家を買ったあとこそ、家計を引き締めて!忙しくてもラクに続くやりくりで家計をミニマムにするアイデア

2024/04/22

都心に一戸建てを購入し、夫婦ふたりで住宅ローンを組んでいます。家を買ったあと、忙しくてもラクに続くやりくりで家計をミニマムに!将来の修繕費などに備えて貯蓄力を高める工夫をご紹介します。


<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 大井英子さん(仮名)(東京都 32歳)
夫(33歳)、長女(2歳)の3人家族。正社員で、現在は時短勤務。夫が昨年転職し、収入がアップ!増額した分は、貯蓄や投資に回している。

◎MONEY DATA◎
世帯月収(手取り) 75万円
世帯年収(手取り) 約900万円
年貯蓄額 約300万円
総貯蓄額 950万円

今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、...

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家を買ったあとこそ、家計を引き締め!将来の修繕費などに備えて貯蓄力を高めています

4年前、現在の一戸建てを購入した大井さん。「ずっと共働きを続けるつもりなので、夫婦それぞれで住宅ローンを組み、どちらかの収入が減ったときのリスクに備えられるようにしました」。家を買ったあと、育休で収入が激減。
それを機に、やりくりを見直し、メリハリのあるお金使いを心がけるように。

「生活費20万円台でもやっていけると自信がついたので、復職後に収入が増えた分はほとんど貯蓄に回しています。今のうちにできるだけ貯めて、子どもの教育費資金の目途がついたら、住宅ローンの繰り上げ返済をしようと思っています」。


HOUSE DATA
●一戸建て(2SLDK・70平米・3階建て) ●築11年 ●購入年月:20年2月(購入時 築7年)

〈住宅ローン〉
頭金:800万円
借入金:計3800万円
返済期間:35年
金利のタイプ:(夫、妻とも)変動金利型
借入当初の金利:(夫、妻とも)約0.3%
現在の金利:(夫、妻とも)0.505%
月々の返済額:夫婦で計7万円
ボーナス時返済額:夫婦で計7万円
借入額残債:計3464万円(残り31年)


●この家を選んだポイントは?
元々このエリアに住んでいて交通の便や住みやすさが気に入っていたところ、近所で手頃な価格の中古物件が見つかったので。地域的に将来の地価もそれほど下がらないと予測し、購入を決めました。


●築浅の中古物件。設備はそのまま利用し、追加費用なし

購入時は築7年で、水回りの設備などもきれいな状態だったので、リフォームなしでそのまま入居。初期費用が抑えられました。

忙しくてもラクに続くやりくりで家計をミニマムに!

結婚当初は、2人とも仕事が忙しすぎて体調を崩し、それぞれが一時休職したことも……。「その経験があるので、家計管理や家事は便利なシステムなどを利用して、頑張りすぎないように。ストレス買いなどのムダな支出が減らせました」。


●ネットスーパー利用で、ムダ買い予防&体力温存

店で買い物すると、余計な物を買うとわかっているから、ネットスーパーに切り替え。「1週間の献立ルーティンを決めているので、必要な物以外は買いません」。


●細かい家計管理はしない。アプリで使用額をチェックするだけ

空白の画面を持つ携帯電話を持っている女性の手の実物大模型
Prostock-Studio/gettyimages

「ほぼキャッシュレス決済なので、クレカやネット銀行の明細をチェックするだけ。生活費の予算から大きくオーバーしていなければよしとしています」。

Wローンだから、夫婦で楽しく長く働き続けることが大事

体調を崩してしまうと、住宅ローンの返済にも影響が。「夫婦とも休職した経験を経て、“楽しく長く働いて稼ぐこと”が大事だと痛感。仕事も家事も無理なく続けられることを優先したら、自然と貯まる仕組みが整ってきました」。


●昇給につながる資格勉強も

「育児、家事の合間に、興味がある資格の勉強もしています」。資格があると、昇給できるチャンスが広がり、家計の安定にもつながります。

いざというとき困らないよう、今のうちに貯蓄を手厚く

「またいつ仕事の状況が変わるかわからないので、収入が安定していて、子どもがまだ小さい今が一番の貯めどころだと思っています」。今は、毎月25万円を子ども名義の口座に先取り貯蓄をし、これはないものとして、毎月やりくりしています。


●将来のリフォームも見据えて備えを

「修繕費用などの目的別貯蓄はしていませんが、中古住宅なので近いうちにリフォームが必要になるはず。そのとき、すぐ対応できるように貯蓄を手厚くしておきたいです」。


●わが家に不要な物は省き、その分貯蓄へ
・車は持たない
最寄り駅から近い環境なので、車がなくても十分暮らせます。車の維持費がかからないのは大幅な節約に。

・家具などの生活用品は必要最低限でいい
家具や食器などは、それほどこだわりがないので、引っ越し後も買い足しなし。必要以上に買わないことが支出セーブに。


参照:『サンキュ!』2024年5月号「家を買ってからかかるお金を軽くする方法」より。掲載している情報は2024年3月現在のものです。撮影/キムアルム 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部

 
 

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