汚部屋出身で毎月赤字…それでも「物を捨てた」ことで夫の年収アップと年200万円貯蓄に成功！人生逆転年表を公開
2022/09/11
部屋を片づけたらなんと夫の年収もアップ！年貯蓄も200万円を達成しました。物を買わなくても満たされるように＆ミニマムハウスに変わったきっかけは？毎月赤字だったズボラ主婦の人生逆転ストーリーをご紹介します。
＜教えてくれた人＞
Sさん（神奈川県 30歳）
夫（32歳）、長女（6歳）、長男（4歳）、パート勤務。
◎Total money data◎
夫月収（手取り） 30万8000円
妻月収（手取り） 7万円
世帯ボーナス（年間・手取り） 134万円
夫年収（手取り） 499万6000円
妻年収（手取り） 88万円
月貯蓄額 10万円
年貯蓄額 224万円
総貯蓄額 202万円
夫の年収アップと年200万円貯蓄に成功！きっかけは「物を捨てた」ことでした
「以前は、ストレス発散のために物を買っていました」というSさん。でも、質より量を選ぶからすぐ飽きる、お金がない不安から今ある物が手放せない、ストレスでまた買い物をして物が増える、という悪循環に。物を捨てることに目覚めて、手放す苦労もお金を稼ぐ大変さも実感。大切なお金は必要な物だけに使いたいと思うようになり、今は物を買わなくても満たされるように。
Sさんの捨てたら貯まった人生逆転ストーリー
もともとは汚部屋出身、毎月赤字のズボラ主婦だったというSさん。ミニマムハウスに変わったきっかけは？年200万円貯められるようになった理由は？その全貌を年代順にご紹介！
【14年】授かり婚で専業主婦に。
月収18万円なのに固定費10万円超え＆借金発覚！
低収入で生活はギリギリなのに、夫あてに"キャッシング50万円分"の支払督促状が届き、家計は火の車に！
【15年】長女出産。でも貯蓄は0円に。
「物も資産」と何でも取っておくくせがついて 家は不要品の山に。
お金がないから、もらえる物は何でももらう習慣に。さらに「いつか使うかも・売れるかも」で不要品だらけ。
【17年】長男出産。さらに物が増加。
家事が回らず家の中も家計もボロボロ……。
育児に追われて片づけや掃除は後回し。自己嫌悪に陥っていたら、テレビにアップル社創業者のあの人が……。
【覚醒!!】
スティーブ・ジョブズと運命の出会い！ 今の暮らしを変えるために全部捨てる。
S・ジョブズのミニマムな家や服を見て、「こんな家なら人生うまくいきそう」と、家中の不要品をすべて廃棄。
【18年】1年かけてミニマムハウスに。
家の中がすっきりしたら「家計を整えたい欲」がわいてきた！
物が減ったら掃除がラクになり、暮らし全体が整うように。心にも余裕が生まれ、やっと家計に向き合うことに。
夫の収入を上げるため転職を全力サポート
忙しい夫のためにやったこと
（1） 転職サイトで条件に合う企業をリストアップ
（2）履歴書の書き方を調べて、必要事項を下書き
（3）「 合わなかったらまた探そう」と声をかけた
【19年】希望の企業に転職成功！
月収が20万円、ボーナスが100万円以上アップして貯まる家計に。
収入がアップしたので予算を少し高めに設定し、やりくりがラクに。夫の残業もなくなり、毎日がさらに楽しく！
収入アップで月10万円貯められる家計に!!
Sさんの1カ月の家計表
＜収入＞
世帯月収（手取り） 37万8000円
先取り貯蓄 10万円
＜支出＞
企業型確定拠出年金 1万円
住居費 5万2500円
水道・光熱費 3万円
生命保険料 9000円
通信費 1万5000円
格安スマホ2台分7700円＋ネット・ケーブルテレビ代7300円
子ども費 2万3000円
幼稚園代1万7000円＋習い事費6000円
ウォーターサーバー代 3300円
ガソリン代 1万5000円
食費 5万円
日用品費 1万円
夫小遣い 4万円
妻小遣い 1万円
予備費 1万200円
レジャー費や医療費のための予算。使わなかった月は、翌月にプール。
固定費をゴリゴリに削って6万7000円ダウン
引っ越して家賃減、夫の生命保険以外を解約、格安スマホに変更で、固定費削減。
食費管理は、専用財布に現金を入れるだけ！
財布に現金5万円を入れ、残金を確認しながら1カ月分の食費をやりくり。
※『サンキュ！』17年10月号～22年4月号に掲載された記事を抜粋、加筆、再編集しています。名前、年齢、家計などについての情報は、取材当時のものです。
※名前は本人の希望により仮名を使用している場合があります。
※都道府県名、年齢、住居形態、間取り図は、事情により掲載していない場合があります。
参照：『サンキュ！』2022年8月号「捨て方事典」より。掲載している情報は2022年6月現在のものです。編集／サンキュ！編集部
