緑の背景にカレンダーと目覚まし時計のクローズアップ, ビジネスミーティングや旅行計画の概念のための計画

貯め上手な人がやっている「時間リセット術」とは?

2021/12/20

貯まる人ほど意識せず、「貯まる行動」を起こしているもの。それらは、暮らしの中の習慣としてごく当たり前に行われています。その一つが、時間を「区切ること」。

少々わかりにくいかもしれませんが、暮らしのなかのさまざまなシーンで、あらかじめ時間や範囲、量などを決めて行動するという意味です。

新鮮な気持ちで物事に取り組める時間リセット術

自宅で仕事を休む私服の日本人女性ビジネスウーマン
kazuma seki/gettyimages

たとえば……

「朝起きたらすぐ10分後にタイマーをセットし、その間に着替えやスキンケアをすませます」(K.Iさん・36歳)
「書道を習っています。毎日練習していますが、半紙10枚までと決めてサッと切り上げています」(T.Sさん・29歳)
「料理中はテレビをオフ。見だすと手が止まってしまうので」(Y.Yさん・48歳)

といったぐあい。そう、こんなふうに区切ることで”自分のリズム”を大切にしているのです。

スポーツにおいても、時間ごとにメニューを決めてトレーニングを行うのは、集中力やパフォーマンスを高めるための重要なアプローチ法なのだそう。だらだら続けても練習効果は出にくく、ケガなどの危険もふえるといいます。

「区切る」ことには、ほかにもさまざまなメリットが。「あとこのくらいやればいい」とわかっているから、途中で放り出しにくくなります。確かに終わりの見えない物事に対しては、飽きたりめんどうになったりしますよね。でも、先が見えていれば、最後まで踏ん張ろうと思えるもの。

さらに、「終わらせる」ことを繰り返していくと、切り替えが得意になります。たとえうまくいかなかったとしてもくよくよ引きずらない、ダメなら別の方法を考える……など。もちろん、反省点を次に生かすことも含めての切り替えです。

「いつも新鮮な気持ちで物事に取り組める」のも、うれしいポイント。毎日同じに思える家事だって、区切りに合わせてリセットすれば気持ちも新たに向き合えるという人も多いよう。つまり、あれこれ区切るほどうまくいったり、長く続けられたりするというわけなのですね。

家計簿で時間管理もパワーアップ!より貯まる暮らしに

貯金箱にお金を入れる
kuppa_rock/gettyimages

じつは、使うほどに「区切る」メリットと「スッキリ感」を実感できるものがあるんです。それは……家計簿。家計簿は週や月、季節、年ごとにしっかり区切れて、その都度リセットしながらお金と上手につきあっていける優秀なツール。だから「何事も長続きしない」と自認する人でも、意外と使い続けられるケースも多いんです。

その結果……

「ぼんやりしていた”わが家のお金”の輪郭がはっきり見えてきた」(H.Kさん・32歳)
「その年その年の暮らしぶりがわかって、まるで”書くアルバム”。やりくりのリズムがつかめるようになった」(T.Hさん・35歳)
「月末、軽く集計するだけで気分スッキリ!”1カ月、私なりにがんばった”という充実感も」(R.Fさん・44歳)

……という声も。みな、こまめに区切りをつけて切り替えできたからこそ、続けられ、活用できるようになったといいます。

新しい年。ムリなく続けられる新しい家計簿で、”区切り上手な生活”を始めてみませんか?

編集/サンキュ!編集部

 
 

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