金運に恵まれた干支ともいわれる巳年。「今年こそは貯金を増やしたい!」と感じている人も多いはず。貯め上手な人が多いサンキュ!STYLEライターさんたちには、独自の「お金が貯まる習慣」がありました。どんな習慣なのか、具体的に教えてもらいましょう!
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自動的に貯まる仕組みをもっている
元浪費家で、貯蓄は0円だったという、サンキュ!STYLEライターの小倉つぼみさん。収入の減少をきっかけに家計を見直したことで、年間100万円の貯蓄を無理なく続けています。
「お金を貯めるうえで最も効果的」と小倉つぼみさんがいう方法は、「貯蓄を仕組み化」してしまうこと。「余ったら貯める」ではなく、「先に貯めて、残ったお金で生活する」という仕組みをつくってしまうことだといいます。たとえば、小倉つぼみさんのお宅では、給与が振り込まれたら、貯金のための専用口座に自動的に一定額を振り込む設定をしています。また、年の初めには、その年の大きな出費を予測し、「あと1万はプラスできそう」というように金額を見直し、着実に貯金のアップにつなげています。
セールに踊らされない
計画的な家計管理が得意な、サンキュ!STYLEライターのまつやまなこさん。2024年の家計を振り返ったとき、やってよかったことがいくつかあるといいます。
そのひとつが、「『買う』を計画的にする」こと。まつやまなこさんは、楽天グループのさまざまなサービスを使って効率的にポイントを貯め、節約につなげています。たとえば、「楽天市場」では、毎月、「お買い物マラソン」や「スーパーセール」といわれる、お得にお買い物ができるタイミングが。でも、そのたびに、踊らされて不要なものまで買いすぎてしまっては本末転倒。そこで、3カ月に1回の「楽天スーパーセール」に主軸を置いて、買いものを集中することにしました。セールまでは、お得な情報を集めてリストをつくり、在庫を管理。計画的な買いものができるようになったといいます。
1年間に起こるイベントを把握しておく
赤字家計を立て直して住宅ローンを完済した、サンキュ!STYLEライターで、ファイナンシャルプランナーのしまおか美鈴さん。以前は、銀行員として高収入でありながら、お給料前には使いきってしまう生活。急な出費で大慌てすることも多かったといいます。
そんな苦い経験があるからこそ、家計に悩まないために心がけていることは、「年の初めに、1年間に起こるイベントと、必要なお金を把握しておくこと」だといいます。「子どもの受験があるから、塾の講習代が上がりそう」「仕事に復帰するので、電動自転車が必要になりそう」など、大きな支出を把握しておき、その支出はどこから捻出するのか、どうやって貯めていくのかをあらかじめ考えておくといいます。
この作業をしておくだけで、急な出費に慌てないだけでなく、イベントが頭の中で整理され、インプットされるため、「支出を抑えて、貯蓄をアップする効果」も期待できるといいます。
まとめ
貯め上手な、サンキュ!STYLEライターさんたちの「お金が貯まる習慣」を教えてもらいました。計画を立てて、お金を賢く使うという習慣。わかってはいるけれど、面倒でなかなかできないという人も多いですが、みなさんがやっていることは、どれもむずかしいことではありませんでしたよね。「もう家計に悩みたくない」「お金の使いかたがうまくなりたい」という人は、まずはここから。ぜひ参考にしてみてくださいね。