「節約しているはずなのに、なぜか貯まらない…」そんなモヤモヤを感じたことはありませんか?
頑張っているつもりが、逆効果だったことも多々。
今回はそんな“やっていたけど意味なかった”NG習慣を家計管理・節約を常々考えているライター・小倉つぼみが3つご紹介します。見直すことで、家計がぐんとラクになりますよ!

特売だから買う!は浪費の落とし穴だった
「○○が半額!」「タイムセールで30%オフ!」という言葉に弱くて、つい買いすぎていた過去の私。
でも、特売品って、“本当に必要なもの”ではないことが多いんですよね。
安さにひかれて買っても、家にすでに同じような物があったり、結局賞味期限を切らしてしまったり。実際、冷蔵庫の奥で眠る未開封の商品が、ムダなお金になっているケースも。
今は「買う予定のない物は、どれだけ安くても買わない」と決めています。セール情報を見るよりも、自分の冷蔵庫や在庫をチェックする方が節約に効果的だと気づきました。
100均で“ついで買い”が家計の敵だった
「節約=100均活用」と思っていた私は、用もないのに100円ショップをふらふら。
便利そうな収納グッズや、子どものおもちゃ、おしゃれなキッチングッズ…。どれも1つ100円だから罪悪感がなく、ついかごいっぱいにしてしまっていました。
でも月に10個買えば1,000円。年間にすれば1万2,000円。しかも、「これ便利そう!」と買った物ほど、意外と使わないんです。
節約って、「買わないこと」も大切。今は「本当に必要な時だけ行く」と決めてから、無駄遣いが激減しました。買い物の“入り口”を減らすのも、貯めるコツのひとつです。
自炊こそ正義…ではなかった!?ストレスで外食増に
節約の王道は「外食をやめて自炊」と言われますが、疲れている日に無理してキッチンに立つのって、逆にストレスになることもありますよね。
私は「今日も自炊しなきゃ…」と自分を追い込んで、結果的に気が抜けた週末にドカンと外食してしまうという悪循環に。
そんなときは、レトルトや冷凍食品を“助っ人”として取り入れるように。罪悪感なく自分を休ませることができて、トータルの支出も安定しました。
節約は「がんばりすぎない」ことが長続きの秘訣です。
■執筆/小倉つぼみ
フリーランスのWEBデザイナー・メンタル心理カウンセラーで、娘2人のママです。日常の心のリフレッシュ方法や、無理せず楽しく貯蓄・節約する方法を発信中。
編集/サンキュ!編集部