節約にも“品格”が必要! 賢い女性の美しいお金の貯め方

2016/06/28


今は、辛い節約やガマンではなく、豊かに暮らしながらお金を貯める時代です。そして、女性であればそこにプラスα「美しさ」も備えたいもの。

お金づかいは「その人自身」を表すものであり、人生を形づくっていくものです。だからこそ、お金の貯め方にも「品格」です!
 
世にあふれる膨大な情報や他人の価値観に惑わされたり…誰かがつくった水準を「幸せ」だと勘違いしたり…
自分らしくないお金を使わないよう、賢く凛と貯めるための“品格あるお金の貯め方・使い方”を、ご紹介します!
 


1.賢く貯める=金融知識を身につけるではありません。等身大の自分を知り、「身の丈に合った暮らしを守ること」です。
株や投資信託など、金融知識を身につけることが「賢さ」ではありません。「賢さ」とは、自分が置かれている経済状況を知り、それに合った暮らしができること。現状を正しく把握して、「自分の暮らし」を確立することが賢い女性の貯め方です。


2.お金の使い方に迷ったら、「どっちの使い方をする自分が好きか」で選びましょう。
その積み重ねがあなたの人生を作ります。
暮らしは「何にお金を使うか」という決断の連続。使い方に迷ったら、どっちのお金づかいをする自分が好きかで選択を。すると自分がめざす「お金づかい」が見えてきます。その繰り返しがあなたの人生をより豊かなものにしてくれるのです。


3.子どもが「本気でやりたいこと」を見つけたときに、「応援できる備え」をしておくこと。それが親として、子どもにできる最大の支援です。
子どもの力や感性を育むために、やってあげたいことはたくさんあっても、際限なくお金を使うことはできません。お金を使うタイミングと、何に使うかが重要。子どもが「何かをやりたい」と本気で臨んだ時に、挑戦できるように備えることこそ、親ができる最大の応援です。


4.「人間に欲」は果てしないもの。「ないものねだり」で家族や自分を苦しめるより、「あるもの探し」をして、今ある幸せを感じましょう。
見栄や虚栄心のための物欲や、家族への過剰な期待は、自分たちを苦しめます。収入や持ち物など、「ないものねだり」で欲張るより、「あるもの探し」で今の幸せを大切に。感謝の気持ちが豊かな暮らしや賢いお金づかいにつながります。


5.「老後のお金」をむやみに心配するより「病気にならない体づくり「一生働ける力」「子どもの自立」をめざして努力することが先決です。
いくら老後資金を貯めても、病気になったり、職を失ったり、自立できない子どもを抱えると、老後の貧困リスクは高まります。健康な体を保つことや、生涯の労働期間を延ばす努力、自立できる子を育てることが最大の老後対策になります。

 


最後にもう1つ。
「子どもがいるから」「節約しているから」と自分の外見にかまわなくなるのは“甘え”です。

どんなにお金を貯めていても、身なりや住まいがだらしなければ魅力的とはいえません。
家にいるときでも身だしなみに自分なりの緊張感を持つなどの心がけが、暮らしを整え、お金を貯める品格を上げることにつながります。
 
 

参照:『サンキュ!』6月号「節約の品格」より一部抜粋 監修/坂東真理子、イラスト/寺澤ゆりえ、文/田谷峰子
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