コストコナビゲーターが語るホントに効果があった「コストコ節約術」って？

大容量の商品が割安な価格で販売されていることで人気のコストコ。

年間100万円分以上コストコ商品を購入するコストコナビゲーターのaoさんに、実際に色々試して見た結果『これは節約になった！』と実感した商品と方法を教えてもらいました。

節約効果が出るコストコ品って何？

ずばり結論から言うと『日用品』が効果が出ます。

コストコというと、大容量の食品のイメージが強いですが、食材を使って食費を節約しようと思うと、量が多いので小分け冷凍したり、飽きずに食べ切れるように工夫したりとなかなか大変だったりします。

その点、日用品は量こそ同じく大容量ですが、賞味期限等はありませんので食べきれずに廃棄してしまうというようなロスが出ません。しっかり使い切ることができれば、コスパの良さが節約に直結します。

一例をあげると、食洗機用洗剤「フィニッシュ」は、一般的なお店だと900g500円ほどですが、コストコでは2.2kg入で858円です。

衣類用柔軟剤「ダウニー」は一般的なお店だと1Lで800円ほどですが、コストコでは4.08L入りが1,698円です。

このように、日用品のほとんどが大容量な分、他店よりもコスパがよく低価格で販売されていますよ。

コストコナビゲーターの毎月予算は3,000円？具体例はこんな感じ

具体的にコストコで日用品を家計に落とし込む際の注意点は、言わずと知れたその『量』です。

例えば、コストコで販売されているシャンプーの詰め替えは6回分が一袋になった大容量タイプです。大家族の我が家の場合は、1ヶ月にシャンプーの詰替え用を3本使っていたので、コストコ品だと2ヶ月もつ計算になります。

このように、コストコ品だと月をまたいで消費することが多くなるので、月単位で予算を管理してしまうと、上手く計算ができません。

そのため、1ヶ月の日用品の予算は出しますが、他の予算とは別に年間で管理して、必ず日用品を購入した際には、そこから出す。

購入しない月は予算が余りますが、他のものや、余分に買うことをせず、必ず翌月に持ち越すことを徹底し、月をまたいで年間で管理してください。これが成功の最大のコツです。

下記は我が家のコストコで購入する日用品のラインナップです。

・洗濯洗剤（アリエールジェルバイオサイエンス 1kg x 6個　2,658円）
・食器洗剤（カークランドシグネチャーエコフレンドリー液体食器用洗剤 3.9L　1,598円）
・食洗機洗剤　（フィニッシュパウダー 2.2kg　858円）
・柔軟剤（ダウニー　エイプリルフレッシュ　4.08L　1,698円）
・オキシクリーン（オキシクリーン　2,138円）
・カセットガス（イワタニ　カセットガス　12本1,848円）
・ラックスシャンプー（ 1,980円）
・ラックスコンディショナー（1,980円）

これらを購入するために月予算3,000円ずつ取り置きしています。この3,000円という金額は、それまで他店で購入していた時の日用品の購入額から決定。

この方法で購入して1年間回していった結果、コスパの良さから予算が余り、ついには残った予算で年会費が払えるまでになりました！

日用品の使用量にはご家庭で差がありますので、これまでの購入額から予算を立ててみてくださいね。

コストコ日用品で節約！成功への注意点。

コストコ日用品での節約においての注意点は……。

■買ったら最後まで使い切ることが前提
新商品をこまめに色々試してみたい！飽きやすいという方には向きません。

■在庫を管理する場所が必要
コストコ品は日用品も大きく大容量なので、スペースが必要です。

■在庫がある、大容量とあぐらをかいて、いつも以上に使わない
たくさん有ると思うと、いつも以上に使いたくなるもの。いつものペースを守ることが大事です。

■必要なものものリストを作成。リスト以外のものを購入するのは、予算が余っている場合のみ
予算にあまりが出てきたら購入してもいいですが、そうでなければここから出しません。安易に使ってしまうと、必要なときに購入できなくなります。