それ誤解です!シンプリストだから〇〇でしょ?と言われること3選

2021/12/16

生活スタイルを簡素化し、シンプルでストレスフリーな暮らしを目指す、「シンプリスト」。世の中の「シンプリスト」のイメージが先立ってしまい、それはちょっと誤解です!と言いたくなる場面もあるそうです。

シンプリストだから〇〇でしょ?と言われて「それは違うかも」と思う質問について、整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに教えてもらいました。

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シンプリストだから夫の物を何でも捨てちゃうんでしょ?

いいえ、物の管理は別々です

シンプリストだから家族の物であってもお構いなく捨てるというイメージがあるようですが、それは誤解です。

家族の物が共用部であるリビングにあると気になりますが、自分の収納スペースにさえ収まっていればノータッチです。

実際に、釣り好き夫はクローゼットの半分が釣り道具で埋めつくされていますし、リールの空箱も全てとっています。

一見ガラクタと思うものでも本人にとっては宝物のようですので、シンプリストとしてではなく人として家族として尊重すべき点だと思っています。

シンプリストだから他人の家が散らかっていると口出ししたくなるんでしょ?

自分軸があるからこそ他人のことは気にならない

シンプリストだから部屋が少しでも散らかっていると口を出されるのでは?と思われる友人もいるみたいですが、それは誤解です。

少しドライな言い方かもしれませんが、シンプリストは自分軸が確立しているため、他人の暮らしにはそこまで興味がない、と言うのが本音です。

むしろ、お邪魔させてもらう側で人のおうちをとやかく言うのは失礼極まりないなと思ってしまいます。

暮らしの主役はそこに住む家族です。たとえおもちゃが散乱していても、カウンターの上が物だらけでも、全く気になりません。

シンプリストだからムダな物は持たないんでしょ?

心地よいムダなら大歓迎〜

たしかに、不要品は極力持ちたくないですが、全ての基準が「効率化重視」ではありません。
たとえ手間がかかってもそれ以上の心地良さを感じられるなら、時には持つ選択をします。

以前は持たない暮らしに憧れていましたが、今はアートや植物を持つようになり、以前より心の余裕を持てるようになりました。

また、ムダ代表の「コタツ」ですが、何だかんだ「最高!」の一言。家族がコタツで寝落ちする光景に幸せすら感じています。

持たない暮らしではなく、「持ちすぎない暮らし」が私には合っているようです。

シンプリストもさまざま

「シンプリスト」といっても、明確な基準があるわけではなく、考え方や価値観も十人十色です。もちろん、ムダなものは一切持ちたくない!というシンプリストもいるでしょう。

シンプリストだから〇〇だという意見は、ややマイナスな印象も垣間見られて、「そう思ってたのか!」と少しクスッと笑えますが、自分ではその観念は持たないようにしたいです。

■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションでの家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。
編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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