1年で100万円貯まる家計にするためにやったこととやめたこと
2023/01/30
固定費の見直し&使える予算の見える化など、19年から1年かけてあらゆる節約テクを実践し、ブラック家計から年100万円貯まる家計へと大逆転!特に効果があったことをリストアップしてご紹介します。
<教えてくれた人>
サンキュ!Styleライター Tさん(東北在住 26歳)
夫(26歳)、長男(1歳)の3人家族+犬1匹。結婚5年目。住まいは2LDKの持ち家一戸建て。フルタイムの派遣社員(育休中)。
◎TOTAL MONEY DATA◎
世帯月収(手取り) 30万~33万円
世帯ボーナス(年間・手取り) 60万円
世帯年収(手取り) 約440万円
月貯蓄額 3万~6万円
年貯蓄額 約118万円
総貯蓄額 約450万円(投資商品含む)
まずは何にお金を使っているかぜ~んぶ書き出した
「家計を立て直す前に、まず1カ月間で使ったお金を書き出してみたら、食費だけで月8万円以上!こんなに"無意識のムダ使い"が多かったかと衝撃を受けました」。
全部書いたら、支出の多さに驚愕!!
取りあえず、コンビニ買いをやめた
食費が高い一因は、毎日コンビニでランチや飲料を買っていたことと判明。「手作りべんとうに切り替え、献立を立ててから買い物するようにしたら、一気に食費が減らせました」。
献立&買い物メモを作成。
ため込んでいた不要な物を捨てまくった
見返すことがない趣味の物、コーディネートしづらい服、食品庫の奥で眠っていた食品などを処分。「新しく買うときに本当に必要か考えるようになり、ムダ買いが減りました」。
「何にも考えず払っていた」固定費を片っ端から見直した
「SNSでやりくり達人たちがこぞって固定費の見直しをやっていたのを見て、速攻でマネしました。年30万円近く節約できたので、面倒くさがらずにもっと早くやればよかった!」。
この固定費を見直し!
通信費→格安スマホに乗り換え
月1万7000円→月6000円(スマホ代のみ)
保険料→3回見直し
月1万4000円→月1万円(年払い)
ペット保険→乗り換え
年4万円→年1万7000円
コンタクトレンズなどのサブスク→解約
月8200円→月1000円
年約29万円の節約に!
使える予算は現金で下ろし、"見える化"した
いくら使えるか目で確認しないと不安だから、給料は現金で下ろし、各引き落とし用の口座に振り分け。「クレカ払いした分は現金で取り分けておき、翌月口座に入金します」。
食費用にイオンPAYに月2万円チャージ。
予算に慣れたら、家計簿は毎日つけなくてもよしとした
家計管理を始めて半年くらい経つと、生活費の予算を把握できるように。「小まめに家計簿をつけなきゃと思うと長続きしないので、今は週1ペースで使用額を記入するだけ。それでも自然と使いすぎをセーブできます」。
支払い先と金額を記入し、費目をマーカーで色分け。
「無知は損をする」と痛感し、お金の基本を学んだ
「『知らないと損することがたくさんある』とわかり、どうせ勉強するならとFP3級の資格にチャレンジ。難しいものと思い込んでいた投資も積極的にやろうと思えるように」。
FP3級も取得!
見栄を張った買い物はやめた
「やりくりを始めてから、見栄を張る気持ちは捨てました。お気に入りの物だけ大切に使う方がかっこいいと思えるように。服も1シーズン3パターンを着回しています」。
着回しパターンを決めてしまえば、ムダ買いしない
トップスとボトムスの組み合わせは、ワンピースも含めた3パターンが基本。「シーズンごとにトレンドを取り入れれば飽きないし、必要以上に買わなくなりました」。
参照:『サンキュ!』2023年2月号「年100万円貯めてる人の『年間計画』ぜ~んぶ見せます!」より。掲載している情報は2022年12月現在のものです。撮影/林ひろし 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部