女性の手と電子計算機

お金の先読みが難しい時代に、プロが進める家計の備え方とは?

2023/02/12

「今年こそ、年100万円貯めたい!」と思ったら、年間計画を立てるのが確実&近道!年間計画をはじめて書く人にも、書き方・使い方をわかりやす~くナビゲートします!時代のアクシデントにも対応できるのが年間計画です。

<教えてくれた人>
ファイナンシャル・プランナー 畠中雅子さん
新聞や雑誌で多くの連載を持つほか、講演などでも大活躍。働き方や家族構成に応じた「家計の黄金比率」の考案者としても有名。

お金のプロも先読みが難しい激動の今。年間計画を書けば、"時代のアクシデント"に対応できる!

コロナ禍、物価高騰、円安、海外の戦争など、世界情勢がものすごいスピードで動いている今こそ、「1年間の予定と家計の先読み」が大切。お金と心の準備をしておけば、時代に振り回されず不測の事態も乗り越えられます!

年間計画を書くと起こるいいこと3

1 予想外の出費に慌てない
1年間の予定を把握できるので、突発的な出費に慌てたりドキドキしたりせず、必要なお金を気持ちよく支払えます!

2 貯蓄を崩さず貯め続けられる
出費を先読みしてお金を備えられるので、せっかく貯めた貯蓄を崩さずに対応可能◎。モチベーションを下げずに貯蓄を殖やせます!

3 お金の不安なく1年過ごせる
「この先、何にいくら必要か」を見通せるので、お金への漠然とした不安が解消。毎日、安心して前向きに過ごせます!

まずは、1年間がんばった自分を労おう!「22年、いくら貯まったか」書こう

頭上の上は、青い色のパステルの背景の上に孤立して書き始める黒いペンを持つ女の子の右手の写真を見て一人称写真を見ます
InspirationGP/gettyimages

家計管理ややりくりをがんばっても、「1年でいくら貯まったのか」がわからないと効果を実感できずやる気もダウン。現在と1年前の総貯蓄額とを比べて、貯蓄力を把握しよう!

家の「資産」がわかるものを準備しよう

□記帳済の銀行の通帳
□保険証券
□投資の利益率がわかる証券会社のアプリetc.

22年は、会社員なら10%、自営業者なら15%増加していれば優秀!

22年は、価格高騰の影響で支出が増加した家庭が多数。働き方によって目安は変わるけど、総貯蓄額が少しでも増えていれば貯蓄力は合格。23年は年間計画でもっと貯められる!

大学生がいる家庭は支出が増えるから、貯蓄があまり殖えていなくても大丈夫!

大学生がいる場合、授業料や仕送りなどで支出が増えます。「今は我慢の時期」と割り切って、将来や老後の準備をすることが大切。

参照:『サンキュ!』2023年2月号「年100万円貯まる年間計画 完全攻略シート」より。掲載している情報は2022年12月現在のものです。監修/畠中雅子 構成・文/出下真紀 編集/サンキュ!編集部

関連するキーワード

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND