節約主婦が告白!「じつはここだけは節約していません」なポイントとは?
2024/03/13
節約と聞くと「我慢しないといけない」「楽しくない」などのネガティブなイメージを持ってしまいがち。節約したいけど我慢はしたくないし、上手なお金の使い方も知りたいですよね。貯金上手な節約主婦はどんなお金の使い方をしているのでしょうか。
今回は、シンプルな節約・コンパクトな暮らしを心がけた結果、年340万円貯蓄を達成したちぃこさんに教えてもらいました。
歯のメンテナンス
歯は「将来の自分への投資」と考えて検診を定期的に受けています。以前はもったいなくて歯ブラシの毛先が開くまで使っていましたが、歯科検診に行く度に虫歯が見つかり、何度も治療に通っていました。お金もかかるし治療に通う時間や待ち時間も長いため、毎日しっかりケアしようと決めました。
それ以降、歯ブラシは見た目が綺麗でも1カ月に1回は必ず交換、デンタルフロスやデンタルリンスも惜しまず毎日使います。
歯ブラシの月1交換やフロスを使うようになってからは虫歯にならず、半年に1回の検診だけで済むようになりました。自分の歯でいつまでもおいしいものを食べたいので、歯のメンテナンスにかけるお金は節約しません。
エアコンは我慢しないで使う
家の中が快適な温度でないと、過ごしやすさを求めて外出してしまいます。外出は気分転換にいいですが、買う予定のない食品や雑貨を衝動買いしたり、コンビニに寄って飲み物やお菓子を買ってしまう「なんとなく消費」の機会が増えてしまいます。
エアコンの電気代を節約したつもりなのに、他の出費が増えてしまったら本末転倒ですよね。我が家の場合、エアコンは我慢せずに使います。電気代の節約は冷蔵庫を開けっぱなしにしない、使っていない家電のコンセントを抜く、リビングに集まる、テレビをつけっぱなしにしない等の基本的なことをしています。
また、エアコンのフィルターは定期的に掃除をしています。暖房・冷房効率がよくなるので電気代を抑えることができます。
細かいことですが、エアコンをつけないで我慢するよりも簡単だし、家族の協力も得やすいのでストレスが溜まりません。
食品は節約よりも栄養バランス重視
節約を始めた頃は食費をどれだけ安く抑えるかを重視していました。当時を振り返ってみると、野菜よりも価格の安い加工食品が多く食卓に並んでいました。
風邪をよく引くようになってから栄養バランス重視の食事に変えたところ、病院に通う回数が激減。食費は多少増えたものの、医療費を抑えられたことで家計全体の支出は減りました。
安い食品を買うだけが節約ではありません。安い食材を買うよりも買い過ぎをやめて食品ロスを減らす方が節約効果は高く、無理なく食費を抑えられますよ。
なんでも節約ではなく、メリハリ上手になろう!
生活に関わるもの全てを節約してしまうのは大変だし、つらいです。自分の中で「これは節約するけど、ここは節約しない」と基準を決めた方が無理なく節約する習慣が身につきますよ。
■執筆/ちぃこさん…シンプルな節約・コンパクトな暮らしを心がけた結果、年340万円貯蓄を達成した節約主婦。日商簿記検定3級保持。インスタグラムは@chiiko561。
編集/サンキュ!編集部