お金がなかなか貯まらないのは、日々の生活習慣が原因かもしれません。一見、貯金や節約とは関係ないように思いますが、じつは密接な関係があるんだとか。
シンプルな節約・コンパクトな暮らしを心がけた結果、年340万円貯蓄を達成したちぃこさんに「貯まらない人が変えるべき5つの生活習慣」について教えてもらいました。
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1.テレビやスマホをだらだら見る
情報過多な時代だからこそ、意識的に情報の取捨選択をしましょう。たくさんの情報が一気に流れ込んでくると頭のなかがごちゃごちゃしたり、疲労感が抜けなかったりと「なんとなく不調」の原因にもなり得ます。
なんとなく毎日ダルい状態だと、家計のこともおろそかになりがち。考える気力や意欲が湧いてきません。家計を整える前にまずは自身の体調をしっかり整えましょう。
それに加えてさまざまな商品がCMやテレビ番組、SNSで紹介されているため、それらを目にすると物欲が刺激されて欲しくなります。ムダづかいをしないためにも、テレビやスマホは時間を決めて見るようにしましょう。
2.夜ふかしをする
判断能力が鈍る夜の時間帯でのネットショッピングはやめましょう。そんな状態で買い物をするとムダづかいしやすくなります。
長く起きていると電気代もかかってしまいますし、睡眠時間が減ることで疲れやすくなったりと体調をくずす原因にも。体調をくずすと医療費がかかり、家計も自分も苦しくなります。
夜遅くまでダラダラ起きて家計を圧迫させるよりも早めに寝て睡眠時間を確保し、頭をスッキリさせましょう。
3.ものを溜め込む、捨てない
「いつか使うかも」といって試供品や粗品、ホテルのアメニティなどを溜め込んだり、特売日に日用品を大量にまとめ買いするなどしていませんか?
ものが多いとそれだけで管理の手間が増えてしまいます。必要なものが見つからずダブり買いしてしまったり、ものが収納できないから収納グッズや家具を増やしてしまったりとお金がどんどん出ていってしまう原因に。
1年間使っていないものはどんどん手放す習慣を身につけて、今必要なものだけを収納するようにしましょう。
4.人の意見を否定する
貯金に成功した人の節約テク、貯金テクなどを読んで「こんなこと私にはできない」「面倒くさそう」「ウチは家族が多いから無理」と、ついつい否定的な気持ちになっていませんか?
貯金に成功した人のすべてを真似する必要はありません。「これなら自分にもできそう」と思うものだけを実行してみましょう。
上手くいかなかったら別の方法を試してみたり、自分でアレンジして上手くいく方法を考えてみると節約も前向きに取り組めるようになりますよ。
人の意見を否定するのではなく、まずはチャレンジする実行力を身につけて貯金上手を目指しましょう。
5.不平不満を溜め込む
「収入が少ない」「自分ばっかり我慢している」「夫の浪費で貯金する余裕がない」などの不平不満を溜め込んでいませんか?
人間なのでストレスや不満を感じることはありますが、溜め込むのはNG。マイナスの感情を限界まで溜め込んでいると、一気に爆発してしまう危険があります。怒りにまかせてドカ食いしたり、買い物で散財したりとムダづかいが止まらなくなることも。
そうならないために、不平不満を感じたら上手に発散しましょう。おすすめなのは紙に書き出すこと。場所を選ばず、いつでもどこでもできるのでお手軽ですよ。
生活習慣が整えば、家計は自然と整います!
人間は感情に左右されやすい生き物です。気持ちに余裕がなければお金を使うべきかどうかの判断能力も鈍くなり、いつの間にかお金がない!なんてことも。
まずはご自身の生活習慣を見直して、家計を整える準備をしましょう。生活習慣が整えば、お金のことを考える余力が生まれ「何が必要で、何がムダなのか」を明確に判断できるようになりますよ。
■執筆/ちぃこさん…シンプルな節約・コンパクトな暮らしを心がけた結果、年340万円貯蓄を達成した節約主婦。日商簿記検定3級保持。インスタグラムはchiiko561。
編集/サンキュ!編集部