年収240万円で息子さんとふたり暮らしの内海舞さん。限られた予算の中で楽しみながら無理のないやりくりを実践し、4ヶ月間で10万円貯蓄にも成功しました。内海さんのやりくり術やお金への考え方をご紹介!
年収から「定額予算」と「特別支出」を逆算する
内海さんは年間の収入240万円を、「定額予算」月15万×12カ月=180万円と、「特別支出」年間60万円に分けてやりくり。定額予算に含まれるのは光熱費・通信費・保険料など、特別支出は固定資産税・車の維持費・旅行代金などです。まず年収から逆算して考えることで、毎月の予算や目標が明確になりますね。
「お財布の中」は毎月5万円でやりくりする
毎月の予算15万円のうち5万円は、「お財布の中」のお金として食費や日用品・ガソリン代・お小遣いなどをやりくり。光熱費・通信費・保険料などの5~9万円を引いて、残った1~5万円を貯蓄に回しています。お財布の中の予算をギリギリに定めることで、毎月確実に貯蓄ができる仕組みになっているというわけです。
食材や買い物をするお店にはこだわる
砂糖や油・野菜など、いつも使う食材にはこだわりを持っています。お気に入りの商品を決めておくことで、他の商品の安売りに飛びついたりすることがなく、結果として散財防止につながっているそうです。また、買い物をするお店もほぼ1か所に定め、ポイントや年間利用額に応じた特典をお得に利用しています。
子どもの学費分は別に取り分けて貯金する
現在高校生の息子さんは、大学受験を控えています。将来の学費のために、「児童扶養手当」と「太陽光発電の売買分」を取り分けて貯蓄。誤って手をつけてしまうことがないよう、始めから予算には組み込まず、これらのお金はないものとして生活しています。
保険や車検は長い目で見た計画をたてる
毎月の保険料は約17,000円。内海さんの身に何かあったときに息子さんが困らないよう、少し高めとも思える額で設定しています。また車は新車を購入し、車検もしっかりと丁寧に。できるだけ大切に長く使うことで、その分コスパが良くなります。目先の出費を抑えるだけでなく、先のことも見据えた計画が大切なんですね。
優先順位を考えて出費にメリハリをつける
内海さんのやりくりの根底にあるのが、「しあわせ出費」を考えること。優先順位をつけて自分が価値を置いていることへの出費は出し惜しみせずに「喜んで」、さほど重きを置いていないものなら我慢することで、お金をかけるところとかけないところのメリハリをつけています。
内海さんの例から、楽しんで無理のないやりくりをするヒントが見えてきましたね。まず自分の中の優先順位を考え、何にお金をかけるのかしっかり見極めることが、日々の節約につながるかもしれませんよ。
(参照: 口コミサンキュ! )
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