これに当てはまったら「ヤバイ」かも!?貯まらない人の3つの特徴

2025/05/09

『サンキュ!』を中心に雑誌・ムック・webなどで全国の主婦を取材し、家計のやりくりなどお金に関する記事を数多...

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1.小さな出費に疎い

出典:写真AC

「ラテマネー」という言葉があります。もともとは、米国で活躍する資産アドバイザー、デヴィッド・バック氏の著書『自動的に大金持ちになる方法 オートマチック・ミリオネア』に登場する言葉です。2004年に出版された、少し古い本ですが、この中で著者のバック氏は「1日、数ドルの“ラテマネー代”が大きな財産を気づく」と言っています。

たとえば、スタバのフラペチーノは、1杯で考えると600円程度だけど、それを1カ月30日間、毎日飲むと、600円×30日=1万8,000円に。1年間で21万6000円、10年間で216万円になります。

要は“チリ積も”です。小さな出費に疎いと、大きなお金を失うことになりかねません。

2.人生の貯めどきを逃している

人生には“貯めどき”があります。実家住まいの会社員の時期、結婚して夫婦ともに正社員の時期、子どもの教育費負担がまだ小さい時期などです。この時期は、収入が支出を上回りやすい時期。つまり“貯めどき”です。

キャッシュフロー(入ってくるお金)がいいからと、この時期をボーッと過ごしてしまうと、貯めどきを逃すことになります。人生の貯めどきにしっかり貯めることができたか、否かで、その後の資産形成に大きな差が出てきます。

3.特別支出を管理していない

出典:写真AC

「特別支出」とは、固定資産税・自動車税などの税金関係の支出、自動車保険・火災保険・年払いの学資保険など保険関係の支出、家電の買い替え費用、家族のイベント代、家族旅行費用……など、月収ではまかなえない大きめの支出のこと。しかも、ほぼ必ず出ていくお金です。

特別支出は、教育資金、老後資金などの将来の大きな備えとは別に、特別支出用として別途貯める必要があります。
特別支出があるたびに、将来の備え用に手をつけていては、お金はなかなか貯まりません。

まとめ

貯まらない人にはいくつかの共通点があります。上記の3つは、その代表的なもの。

思い当たることがあったら、即見直してみてください。ほんのちょっとした残念なことを見直すことで、お金が貯まるスピードがアップしますよ。

■執筆/村越克子さん
『サンキュ!』を中心に雑誌・ムック・webなどで全国の主婦を取材し、家計のやりくりなどお金に関する記事を数多く手がける。『貯められない人の家計管理』(朝日新聞出版)の編集・執筆など。FP1級技能士。

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