時給800円から資産数億円になった杉村太蔵さんの「お金を生みだす」技術
2018/04/17
「薄口評論家」と呼ばれ、テレビで人気の杉村太蔵さん。実は、大学中退後、時給800円の清掃員、外資系証券マン、国会議員、無職も経験した資産数億円の実業家です。波乱万丈の人生を送ってきた太蔵さんが「サンキュ!」の取材で教えてくれた「お金を生み出す」技を3つご紹介します。
1:トライすることがお金を生む!
「初めはハッタリでも3日で慣れる!」と言い切る太蔵さん。テレビの仕事も「僕にできるの?」と思いつつ、とにかく引き受けてみたそうです。
「素人だからこそ、何を聞いても恥ずかしくないし、チャンスは辞退したら終わり。知らない世界に出ることで、お金が生まれます。再就職でも投資でも、未来を変える世界に飛び込んでみて!」
2:全力で取り組み、「何か一つ加える」習慣を
太蔵さんは、時給800円の清掃の仕事でもタレントの仕事でも何でも全力。どんな仕事でも「何か一つ加える」ことがポリシーだそうです。例えば「ペンを持ってきて」と言われたら、黒以外に赤、青、修正ペンも持参。
「家事ややりくりなど日常のことでも、全力で取り組めば新たな発見があるはず。その気づきを起業のアイデアにすれば、大成功も夢ではないですよ!」
3:「この先、世の中はどう変わる?」と考えて行動を
太蔵さんが投資で成功しているのは、単にもうけを狙うのではなく、「その企業や商品が10年後もあるか、社長の考えに共感できるか」と企業の将来性を判断基準にしているから。
「将来のお金を増やしたければ、この先、世の中がどう変わるか、自分なりに考えてみること。そうすれば、何に使うべきか、何に投資すべきかを見極められるようになります」
26歳で国会議員当選から「早く行ってみたいですね、料亭に!」の発言での猛烈なバッシングと激しいアップダウンを繰り返しながらも、折れない心で数億の資産をもつ実業家兼タレントになった太蔵さん。
「人生を変える転機」、それについてくるお金をつかむには、「さまざまなチャレンジをして、棚から落ちてくる“ぼた餅”の下にいることが大切」と言います。「やれるかやれないかわからなくても一歩踏み出してみる」、その姿勢を見習いたいですね。