「節約しなきゃ」と思うほど、気持ちが苦しくなることはありませんか?
実は、節約がつらくなるのはやり方が合っていないだけの場合もあるんです。
今回はFP(ファイナンシャルプランナー)2級保持・元銀行員で “がんばらない家計管理”を実践中のライターしばが、「節約疲れをリセットするコツ」を4つご紹介します。
なぜ「節約疲れ」は起きるの?
節約疲れが起きる背景には、いくつかの共通点があります。
・気づくと、いつもお金のことを考えていて頭が休まらない
・「我慢すること=節約」になってしまっている
・がんばっているのに、成果が見えず達成感がない
・そもそも、何のために節約しているのかわからなくなっている
節約は本来、暮らしをラクにするための手段です。
ところが無理なやり方を続けていると、日々の我慢や小さな努力が積み重なり、気づかないうちに大きなストレスに。結果として、節約そのものがつらく感じられるようになってしまうのです。
FPが教える「節約疲れリセット術」4選
節約疲れ解消に大切なのは、気持ちを立て直しながら、無理なく続けられる形に家計を整えること。
ここからは、そのための具体的なリセット術を4つ紹介します。
1. 「お金のことを考えない時間」をつくる
節約疲れの大きな原因の一つが、「常にお金のことを考えている状態」が続くことです。
値上げのニュースや将来のお金への不安が頭から離れず、気づけば脳内はいつもフル稼働。これでは、心が休まる時間がなくなってしまいます。
そこでおすすめなのが、意識的にお金から離れる時間をつくることです。
たとえば、週に1日は「お金のことを考えない日」とし、その日は家計簿や節約情報を見ないと決めるだけでも、かなり気持ちがラクに。
お金のことを「考える日」と「考えない日」で分けることで、気持ちに余裕が生まれ、節約へのモチベーションも無理なく保ちやすくなります。
2. 小さなプチ贅沢でストレス解消
節約中にありがちなのが、「できるだけお金を使わないように」と自分を縛りすぎてしまうこと。
欲しいものや楽しみを我慢し続けていると、気づかないうちにストレスが溜まってしまいます。
そこでおすすめなのが、あらかじめ「使っていいお金」を決めておくこと。
たとえば、「月に1回、3,000円以内なら好きなものを買ってOK」とルールをつくるだけでも、気持ちはぐっとラクになります。
我慢ばかりの節約よりも、計画的なプチ贅沢を取り入れるほうが、結果的に節約は長続きしますよ。
3. 「できたこと」をちゃんと褒める
節約は、成果が目に見えにくいもの。
そのため、「まだ足りない」「もっとできたはず」と、自分に厳しくなりがちです。
でも実は、
・財産目録をつくれた
・溜まっていたレシートを入力できた
・家計の振り返りができた
こうした一つ一つも、立派な前進です。
完璧を目指す必要はありません。
「今日はこれができた」と小さな行動を認めてあげることが、節約疲れを防ぐ大切なポイントです。
4. 節約の目的を再確認する
節約がつらく感じるときは、「何のために節約しているのか」が見えなくなっていることも少なくありません。
節約はゴールではなく、あくまで手段。
本当の目的は、「お金に困らない暮らしをしたい」「家族で旅行に行きたい」「将来の不安を減らしたい」など、人それぞれのはずです。
一度立ち止まって、節約の目的を書き出してみてください。
目的が明確になると、節約は“苦しい我慢”ではなく、“未来につながる行動”として前向きに考えられるようになりますよ。
節約は「がんばり続けるもの」ではなく「整えるもの」
節約は「我慢し続けること」ではなく、暮らしや気持ちに合わせて整えていくもの。
少し立ち止まって気持ちをリセットするだけでも、前向きに進めるようになります。
節約疲れは、真面目に家計と向き合ってきた証拠!
自分を責めず、あなたに合った「続く節約」を見つけていきましょう。
■執筆/しば
FP2級・元銀行員のライター。がんばらない家計管理と“仕組みでまわる暮らし”をテーマに、家計・子育て・暮らしの記事を執筆中。二児の母。Instagramは@shi_ba_1106。
編集/サンキュ!編集部