食材の質や量を落とさず食費節約コツ。食材を腐らせない方法まとめ

2017/09/23

食費節約は主婦の永遠のテーマ。もちろんなるべく安い食材を買うことも大切ですが、あまりにも激安食材ばかりになってしまうと食の安全や栄養バランスの面で心配になることもあります。そこで食材の質や量は落とさずに食費節約をする方法をお伝えします。

まずは買った食材を使い切ること

買う量を減らすことも大事ですが、まずは買った食材をすべて使い切れているかを確認してみましょう。賞味期限切れで捨ててしまっている食材や、腐らせてしまっている食材がある人は、冷蔵庫の使い方や保存方法に問題があるのかもしれません。また、家にあるのにまた買ってしまうなどの重複買いも防ぐようにしましょう。

冷蔵庫の整理整頓をして食材を腐らせないようにする

出典:サンキュ!ブロガーMIYUさん

重複買いを防ぐためには、まず冷蔵庫の中に何があるのかを把握することが大切です。常に冷蔵庫に置いてあるような卵や牛乳、調味料やバターなどは場所を決めておくと、在庫が一目でわかります。

また、冷蔵庫の中で食材を腐らせてしまう理由の1つに、手前の食材に隠れてしまって、奥の食材が目に入らなくなってしまうことが挙げられます。奥行きのある冷蔵庫を整理整頓するには、上記画像のように、100円ショップなどの収納ケースを引き出しのように使うことで、見えない食材を減らすことができます。
食材別に分類することで重複買いも減りますし、1つの収納ケースを賞味期限が間近な食材専用にするだけで、腐らせてしまうことも減ります。

大冷凍できる食材は上手に冷凍保存をする

さまざまな食材を冷凍保存することできます。おいしく上手に冷凍するにはちょっとしたコツが必要です。冷凍した場合の賞味期限目安も知っておきましょう。また、冷凍しても食中毒の原因菌が死滅しているわけではないので、ゆっくり常温で解凍は危険です。使う直前にレンジの解凍機能を使い、解凍後は早めに加熱調理をするようにしましょう。

痛みやすい食材はひと手間かけて保存する

普段何気なく使っている野菜室は、冷蔵室より高い温度の設定になっており、野菜や果物の保存に適しています。もう一度、正しいところに食材を保存しているかをチェックしてみましょう。痛みやすい食材はひと手間加えることで長持ちさせることもできますので、たくさん買ってしまったときや、買ったのにすぐに使わないときには下記を参考に保存してみてください。

メインおかずに豆腐や高野豆腐を活用する

メインおかずといえば肉や魚のメニューが多いと思います。食費節約をするためにはメインおかずで使う肉の量を少なめにしたり、思い切って豆腐や高野豆腐で代用してみたりすると効果的。

例えば、少なめのひき肉に豆腐を入れてハンバーグやつくねを作ったり、高野豆腐ににんにくや生姜、酒、醤油などの下味をつけて唐揚げにしたりすると、安くてもボリューム満点なメインおかずが作れます。

サンキュ!ブロガー西郷美穂子さんの納豆レシピも参考になります。
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冷凍保存や冷蔵保存のコツを知ったら、今日から冷蔵庫の整理整頓を始めてみましょう。冷蔵庫が整理されていると、献立が立てやすくなるなどのメリットもあるようですよ。



監修/管理栄養士 尾花友理
集団給食を経験した後、料理研究家のアシスタントに。その後レシピサイト運営会社において管理栄養士として調理や食の安全に関す業務などに従事後、独立。

取材・文/サトウヨシコ

 
 

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