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最大5,000円損する可能性も!?「マイナンバーカード」を7月までにつくるべき理由

2020/05/27

現在、小売店などでキャッシュレス決済をすると、支払い金額の2〜5%が還元されますが、これは2020年6月で終了。

それに代わる制度として、2020年9月から新たなポイント還元制度「マイナポイント」がスタートします。その内容や始める手順を、節約アドバイザーの丸山晴美さんに解説してもらいました。

なお、今回ご紹介する情報はすべて2020年4月時点の情報を元にしています。

みなさまこんにちは。節約アドバイザーの丸山晴美です。

お金にはトレンドがあって、その情報をキャッチできるか否かで、得する人と損する人に分かれます。でも経済に関するお金の情報は、ちょっとむずかしいですよね。私はみなさまに“お金の旬の情報”を“わかりやすく”お届けしていきたいと思います。

今回のテーマは「9月から始まるマイナポイントとは」!

マイナポイントではチャージ金額の25%、最大5,000円を還元!

マイナポイントは、マイナンバーカードを持っている人が、マイナポイント申し込みページにログインし、登録したキャッシュレス決済サービスに事前チャージまたは決済することで、チャージまたは決済した額の25%(上限5,000円相当)がポイント還元される制度です(決済手段としてマイナンバーカードは使えません)。

現在、中小の小売店などでキャッシュレス決済したときに還元されるのが、支払い金額の2〜5%なのを考えると、マイナポイントの25%分は大幅に高いことがわかります。

家族4人がそれぞれ参加すれば、2万円のチャージもしくは決済で5,000ポイント×4人で最大2万円分のマイナポイント=(登録をした決済事業者のポイント)をゲットできます!これは、やらない手はありません。

マイナポイントに参加するためには、今やっておくべき準備と、7月以降にやるべきこととがあります。その手順をご紹介します。

手順1:なる早でマイナンバーカードを取得する

マイナポイントに参加するには、マイナンバーカードが必須です。行政機関から送られてきた紙の「通知カード」のままのかたは、マイナンバーカード取得を申請しましょう。

申請してからカードを受け取るまでに、1カ月ほどかかります。今後、マイナンバーカードの申請が増えれば、もっと長い時間がかかることが考えられますから、いますぐ申請するのがオススメです。

申請方法は、スマートフォン、パソコン、郵送、証明写真機の4つの方法があり、いずれも簡単にできます。

申請後、1カ月前後くらいで交付通知書(はがき)が自宅に届きます。交付通知書に受け取りに必要なもの、受け取り期限、交付場所などが書かれているので、その内容に沿って本人が受け取りに行きます。

交付窓口で本人確認を行い、その場で2種類の暗証番号を設定すれば、マイナンバーカードが交付されます。

詳しい申請方法は「マイナンバーカード総合サイト」を参照ください。

手順2:マイナポイントの予約(マイキーIDの設定)をする

クローズアップ、忙しい女性の手入力、ノートパソコンで
gdjukanovic/gettyimages

マイナンバーカードを取得したら、マイナポイントの予約(マイキーIDの設定)をします。マイキーIDとは、本人からの申請により付与されるIDのことで、マイナンバーは利用しません。

この手続きは、現在でもパソコンやスマートフォンで行うことができます。マイナンバーカードを取得したら、すぐにやっておきましょう。

ただし、パソコンから設定を行う場合、「ICカードリーダライタ」という電子情報を読むための機器もしくは、2次元バーコード(QRコード)ログインに対応したスマートフォンが必要です。

スマートフォンの場合はICカードリーダライタはいらず、専用アプリをダウンロードして必要事項を入力すればOKです。ただし、スマートフォンの機種によってはできない場合もあるので、下記の「マイナンバーカードに対応したNFCスマートフォン一覧」で確認してください。

パソコンやスマホでの操作がよくわからないかたのために、マイキーIDの設定支援を行っている自治体もあります。詳しくはお住いの自治体に問い合わせてみましょう。

手順3:使用するキャッシュレス決済サービスを1つ選ぶ

専用サイトにアクセスして、使用するキャッシュレス決済サービスを選び、自分のマイキーIDとひも付けます。これは2020年7月以降に行います。

ここで注意すべきは、「登録できるキャッシュレス決済サービスは1つだけ」という点です。現在のポイント還元事業では、登録している事業者のキャッシュレス決済サービスであれば、何を使ってもポイントが還元されますが、マイナポイント事業では自分が選んだ1つのキャッシュレス決済サービスでしか還元されません。自分がふだんからよく使っているものを選ぶのがよいでしょう。

対象となるキャッシュレス決済サービスは、「マイナポイント総合サイト」で確認することができます。事業者の登録申請は3月末までの予定でしたが、4月以降の問い合わせも受け付けているようなので、今後も増減する可能性はあります。

〈現在登録されている主なキャッシュレス決済サービス〉※2020年4月7日時点

画像出典:マイナポイント 総合サイト

手順4 チャージ金額に応じてマイナポイントが還元

ここまでの手順が済んだら、あとは9月からの開始を待って参加します。

選んだキャッシュレス決済サービスにチャージもしくは決済をすると、その金額の25%分(最大5,000ポイント )が自動的に登録したキャッシュレス決済のポイントで還元されます。ポイントは通常のショッピングの決済に利用することができます。

ポイント付与のタイミングや有効期限など細かい点については、決済事業者によって異なります。

新型コロナウイルスの影響で先が見えない現在、利用できるお得なサービスは何でも活用して家計を守りましょう。

マイナポイントは最初にお伝えした通り、4人家族が全員やれば1世帯で最大2万ポイント(2万円相当)になりメリット大。まずは、マイナンバーカードの申請を始めましょう。

教えてくれたのは・・・

丸山晴美さん

22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て2001年、節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザーなどの資格を取得。身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどを、テレビやラジオ、雑誌、講演などで行なっている。著書は「50代から知っておきたい!年金生活の不安、解消します」(共著)(幻冬舎)など多数。

取材・文/かきの木のりみ

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