やらないと大損です!9月からスタートした「マイナポイント」ってそもそも何?今さら聞けない基本情報をチェック

2020/09/19

9月から始まった「マイナポイント」。参加方法がわかりづらい、何が得なのかよくわからない、という声も少なくありません。そこで節約アドバイザーの丸山晴美さんに、マイナポイントはやる価値があるのか、どのような手続きが必要なのか、改めて解説してもらいました。

なお、今回ご紹介する情報はすべて2020年7月時点の取材情報を元にしています。

みなさまこんにちは。節約アドバイザーの丸山晴美です。

お金にはトレンドがあって、その情報をキャッチできるか否かで、得する人と損する人に分かれます。でも経済に関するお金の情報は、ちょっとむずかしいですよね。私はみなさまに“お金の旬の情報”を“わかりやすく”お届けしていきたいと思います。今回のテーマは「マイナポイントってそもそも何?」!

マイナポイントは家族が多いほどお得でやる価値あり!

2020年9月、「マイナポイント」がスタートしました。これは、2020年6月に終了した「キャッシュレス・ポイント還元事業」に代わる、新たなポイント還元制度です。

マイナポイントの特徴は、登録したキャッシュレス決済サービスに事前チャージまたは決済することで、その金額の25%がポイント還元されること。2万円のチャージまたは決済で、上限の5,000円相当分のポイントがもらえます。
「キャッシュレス・ポイント還元事業」のポイント還元が、支払い金額の2~5%だったことを考えると、マイナポイントの25%分は大幅に高いことがわかります。

マイナンバーカードがあれば未就学の子どもでも参加できるので、家族4人なら5,000ポイント×4人で、最大2万円分のポイントがゲットできます。家族が多いご家庭ほどメリットが大きく、やる価値があると言えます。

マイナンバーカードを持っていない人はまず、今すぐ申請を

マイナポイントは、マイナンバーカードを持っていないと申し込むことができません。行政機関から送られてきた紙の「通知カード」のままというかたは、すぐにマイナンバーカードの申請手続きをしましょう。
マイナポイントは2021年3月まで行われているので、今から申請しても十分間に合います。

申請方法は、スマートフォン、パソコン、郵送、証明写真機の4つがあり、いずれも簡単にできます。申請後、1~2ヶ月で交付通知書(はがき)が自宅に届きます。交付通知書に受け取りに必要なもの、受け取り期限、交付場所などが書かれているので、その内容に沿って本人が受け取りに行きます。

交付窓口で本人確認を行い、その場で2種類の暗証番号を設定すれば、マイナンバーカードが交付されます。設定した暗証番号を忘れてしまうとマイナポイントにすぐに申し込めないので、窓口で設定した時点でメモを取って大切に保管しましょう。暗証番号を忘れてしまった場合は、お住まいの自治体窓口で再設定の手続きが必要となります。

マイナポイント予約(マイキーIDの設定)と、申し込み(決済サービスの選択)をする

マイナンバーカードを受け取ったら、マイナポイントの予約(マイキーIDの設定)をしてから、申し込み(利用するキャッシュレス決済サービスの選択)をします。マイキーIDは申し込みの際に必要なものです。
予約と申し込みは別の日に行うこともできますが、1回にまとめてやって済ませるとラクです。

予約・申し込みは、パソコン、スマートフォンで行うほかに、「マイナポイント手続きスポット」でもできます。マイナポイント手続きスポットは、全国の市区町村窓口・郵便局・コンビニ(マルチコピー機・ATM)・携帯ショップなど、約9万箇所(今後開設するスポットも含む)に設置されており、市区町村窓口などではわからない場合に教えてくれるところもあります。パソコンやスマートフォンの操作が不安なかたは、マイナポイント手続きスポットのほうがやりやすいでしょう。

パソコンで行う場合は、「ICカードリーダライタ」という電子情報を読むための機器もしくは、2次元バーコード(QRコード)ログインに対応したスマートフォンが必要です。
スマートフォンの場合は、専用アプリ「マイナポイント」をインストールして必要事項を入力します。スマートフォンの機種によってはできない場合もあるので、下記の専用サイト「マイナンバーカードでマイナポイント」の「マイナポイントアプリ対応スマートフォン一覧」を確認してください。

いずれの方法も、手続きにはマイナンバーカードの4桁の暗証番号が必要なので、用意しておくことを忘れずに。詳しい手順は「マイナンバーカードでマイナポイント よく分かる!マイナポイント取得ナビ」を参照ください。

利用するキャッシュレス決済サービスは1つだけ、に注意!

申し込み(利用するキャッシュレス決済サービスの選択)の際に注意すべきは、「登録できるキャッシュレス決済サービスは1つだけ」という点です。「キャッシュレス・ポイント還元事業」では、対象のお店で制度に登録している事業者のキャッシュレス決済サービスであれば、何を何度使ってもポイントが還元されましたが、マイナポイントでは自分が選んだ1つのキャッシュレス決済サービスでしか還元されません。自分がふだんからよく使っているものを選ぶと良いでしょう。

キャッシュレス決済サービスによっては、登録することで、マイナポイントとは別途にポイントを付与するキャンペーンをしているものもあります。また、徳島県では利用額の30%、最大3,000円分を上限に、「徳島県版プレミアムポイント」を上乗せするなど、独自にポイントを上乗せする自治体もあります。ただし、自治体が指定するキャッシュレスサービスに登録する必要があります。これらを利用して、さらにポイントを獲得するのも良いでしょう。

選択できるキャッシュレス決済サービスは、「マイナンバーカードでマイナポイント 対象となるキャッシュレス決済サービス検索」にて確認できます。キャッシュレス決済サービスによって手続きが多少異なるので、希望する決済サービスをクリックして詳細をチェックしておきましょう。

2021年3月31日までに選択したキャッシュレス決済サービスを使う

申し込みが完了したら、あとはマイナポイントが終了する2021年3月31日までに、選択したキャッシュレス決済サービスでチャージまたは決済するだけ。すると、その金額の25%分(上限5,000ポイント )が自動的にキャッシュレス決済のポイントで還元されます。付与されたポイントは通常のショッピングなどの決済に利用できます。

ポイント付与のタイミングや有効期限など細かい点については、キャッシュレス決済サービスによって異なります。選んだキャッシュレス決済サービスのホームページもチェックしておきましょう。

教えてくれたのは・・・

丸山晴美さん

22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て2001年、節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザーなどの資格を取得。身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどを、テレビやラジオ、雑誌、講演などで行なっている。著書は「50代から知っておきたい!年金生活の不安、解消します」(共著)(幻冬舎)など多数。

取材・文/かきの木のりみ

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