そのうっかり払いが貯蓄を遠ざける!デジタル浪費を見直そう!スマホアプリのサブスクがまとめて解約できる便利な方法も
2022/01/21
「もう削れるお金がない」と、あきらめるのはまだ早い。ここでは、”固定費”と思って見落としがちなサブスクリプション(定額料金を支払って継続的に利用するサービス。以下、サブスク)とアプリ課金の見直し方を教えます!
<教えてくれた人>
ファイナンシャル・プランナー 藤川太さん
家計の見直し相談センター代表。立て直した家計は延べ2万世帯以上。著書に『年収が上がらなくてもお金が増える生き方』(プレジデント社)ほか多数。
ステイホームからサブスク利用料やアプリ課金が増えた人が多いんです
サブスクやアプリを利用して暮らしを充実させ、家時間を楽しんでいる人も多いはず。でも、必要なくなった支出は、次の暮らしの変化に合わせて見直すことが大切です。
クレジットカードの履歴を見れば加入中のサブスクを洗い出せる!
多くのサブスクはスマホやパソコンで契約するので、クレジットカードでの支払いがほとんど。履歴を見返せば、契約中のサブスクがわかります。数百円でも見落とさないで!
家族でやろう!継続・解約
□家族で重複契約してない?
家族がそれぞれ契約していたら、解約できる人がいないか相談を。家族ならアカウントを共有できるサービスもあるので、チェックしよう。
□21年はどのくらい利用した?
月額料や年間料を、21年に利用した回数で割ってみよう。コスパを数字で見ると、サービスを使いこなせているか判断しやすくなります。
□22年は利用する時間はありそう?
今年の暮らしを想像して、利用する時間はあるか、使いこなせるか考えよう。今、判断すれば心も家計もスッキリと新年を迎えられますよ。
例)某動画配信サービス:月額500円×12カ月=6000円
夫婦2人分×6000円=年1万2000円
スマホで契約中のサブスク、アプリ課金を確認できる!
デジタル浪費の見直しには、クレジットカードの履歴を見るだけでなく、スマホやパソコンから「なににいくら使ったか」を確認することも大切。下のやり方で、今すぐチェックしよう!
※紹介するCheck方法は、iOS(iPhoneなど)の場合です。Androidなど、ほかの機種はやり方が異なります。
契約中のサブスクをCheckする方法
(1)「App Store」を押す
(2)アカウントアイコンを押す
(3)いちばん上の「自分の名前」を押す
(4)Apple IDが書いてあるページを下にスクロールして、「サブスクリプション」を押す
※アイコンがない人は、サブスクを契約していないのでcheck終了
(5)「有効」の欄で、契約中のサブスクをCheck!
解約したいときは!
アイコンを押して「サブスクリプションをキャンセルする」を押せばOK!
もし、解約したアプリを再開したいと思ったら、(5)のページから再契約できます※。一度、解約してから「本当に必要か」考えるのもおすすめです ※アプリによって利用規約は異なります。
支払ったアプリ課金をCheckする方法
(1)「App Store」を押す
(2)アカウントアイコンを押す
(3)いちばん上の「自分の名前」を押す
(4)Apple IDが書いてあるページを下にスクロールして、「購入履歴」を押す
(5)「日付の範囲」を選んで、過去に支払ったアプリ課金をCheck!
多すぎる!と反省したら
"うっかり払い"を防ぐために、課金のルールを決めよう!
「思っていたよりも支払額が多かった」という人は、無意識に課金している傾向があります。「月300円まで」「月3回まで」など、具体的なルールを決めましょう。
参照:『サンキュ!』2022年2月号「100万円貯まる年間計画ノート」より。掲載している情報は2021年12月現在のものです。監修/藤川太 構成・文/出下真紀 編集/サンキュ!編集部