10年で1000万円貯蓄達成の主婦が伝授!うっかり買いをしない物欲コントロール術

2022/03/26

結婚10年、子ども3人でうっかり買いしない家計管理のコツとは?物欲をコントロールし、疲れない毎日のための仕組みをつくる、子ども費を最小限に抑えるなどの、シンプルな3つのルールを教えてもらいました。

<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 森田法子さん(山口県 31歳)
夫(33歳)、長男(6歳)、二男(4歳)、長女(2歳)の5人家族。住まいは4LDKの持ち家一戸建て。専業主婦。『サンキュ!』誌上での自宅取材は今回で5回目という大人気読者!

うっかり買いしないルールを作る

●いつか本当に欲しい物に出合えると思うから少しでも迷ったら買わない

真っ白が好きだから、少しでもロゴや色が気になったらスルー。「だいたい理想の物が出てくるので、その瞬間を楽しみに待機」。

3年待った白い筆箱。

●安いほうより「欲しいほう」を選ぶ

心地よい家のために重視しているのは色。「ピアノもほかの色のほうが安かったのですが、好きな色を優先して決断。目に入るたびに心が潤い、大満足です♪」。

●日用品以外の買い物は「夫の意見」を聞くと冷静になれる

欲しい物は夫にまず相談。「例えばお皿なら"何をのせるの?"など質問してくれ、勢いで買ってしまうのを避けられます」。

●「月1コストコまとめ買い」にしたら、食費が安定!

お肉はコストコで1カ月分をまとめて購入。「鶏肉、豚肉を合計10kg買って冷凍。ふだんの買い物は、近くのスーパーで魚や副菜用の野菜を買いたすだけ。食品ロスも減りました」。

専用の冷凍庫を購入。

●コストコの買い出しは夫にお願いするとムダ買い防止に

自分が行くといろいろ欲しくなり、つい予算オーバーに。「夫に頼んだほうが、必要な物だけ買えると気づき、以来ずっとお任せです」。

買い物リストを渡すだけ。

●最近買いすぎてると思ったら「情報断捨離®」する

SNSを見ていると物欲が増長!「アプリごと削除したら、気持ちが穏やかに。私がスマホを見ないと、子どもも安心している気が」。

SNSアプリを削除!

私にやさしい仕組みで疲れない毎日を送る

●コーヒーはたっぷりいれて、冷蔵室で冷やす

コストコで安く買った豆で、アイスコーヒーを作り置き。「1杯ずつ作るより効率よく、夫も自分で水筒に入れて仕事に持参してくれます」。

●夫べんとうは、まとめて作って冷凍しておく

ピラフやカレーは多めに作り、べんとうとして冷凍。「出勤が不規則な夫も冷凍なら持参しやすく、ランチ代の節約に。食べるときレンチンしやすいよう、ラップを掛けてからふたを」。

●夫べんとうは、まとめて作って冷凍しておく

鶏胸は細長く切ると火の通りが早くて使いやすい。「片栗粉と青のりをまぶして揚げ焼きしたら大好評。子どもも食べやすく、定番に!」。

●無印良品の「台車」で掃除が劇的にラクに!

重い物はすべて無印の台車の上に。「ローラーがスムーズに動き、掃除や片づけが超ラク!体力温存のために、買いそろえました」。

重い物もスイスイ動かせる!

●ラベルには「注意点」まで書いておく

重たい物はラベルで注意を促し、ケガを予防。「以前、夫が骨折で自宅療養になったときは生活が大変に。トラブルは未然に防ぎます」。

毎日の「ママ塾」を続けて子ども費を最小限に抑える

●習い事は1つだけ。それ以外は「ママ塾」でフォロー

習い事はピアノだけ。勉強系はドリルなどを使い自宅で。「今は毎日勉強するのが当たり前になってくれれば充分。お金は将来の塾代に取っておきます」。

ママ塾メニュー
・さんすう
・そろばん
・えいご
・かるた(百人一首)

タスクをマグネットで管理して達成感UP!

ボードの左側に、1週間にやるべきことを書いたマグネットを。「終わったら右に移動。できたことが見えると頑張れるみたい!」。

鉛筆を1本だけにすると遊ばず集中してくれる

2本以上あると遊びだすから、鉛筆は1本しか入れないルール。「無印良品の引き出しを筆箱代わりにして、出す・しまうもラクに」。

●大きなホワイトボードでやるべきことを「見える化」します

勉強やピアノの練習、片づけなど習慣にしたいことはリストに。「朝はこれ、夜はこれと分けて書いておけば、子どもにもわかりやすく、私も声がけしやすい」。

●大切なのは勉強の「習慣づけ」だからごほうびでモチベーションUP!

1年間、毎日勉強を続けたらいちばん欲しいレゴを買うと約束。「9090ピースもある7万円超えの大物を希望されましたが、形に残るごほうびは自己肯定感も育める。ドンと買ってあげました」。

1年頑張ったごほうびはタイタニック号のレゴ。

ノート1冊終わるごとに100円のお小遣い。

「1日1褒め」日記で子どもと向き合う習慣を

寝る前に、子ども一人ひとりに向けてひと言ずつメッセージを。「頑張ったことを褒めたり、怒りすぎた日は謝ったり。朝、子どもたちがうれしそうに読むのを見ると私もほっこりし、また1日を頑張れます」。

参照:『サンキュ!』2022年4月号「お金持ちデビュー!」より。掲載している情報は2022年2月現在のものです。撮影/林ひろし 編集/サンキュ!編集部

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