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給料が大暴落!それでも1000万円貯めた暮らしの秘訣

2020/06/26

2008年に起きた、世界的な経済危機「リーマンショック」。大企業の倒産などもあり、当時のことはまだ記憶に新しいのではないかと思います。今回はそんなリーマンショックの余波を受けながらも、そこから家計を立て直した家庭に密着。そこには3つの秘訣がありました。

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<教えてくれた人>
Kさん(大阪府 38歳)
夫(40歳)、長女(14歳)、長男(12歳)の4人家族。結婚16年目。現在は週4日のパート勤務。元々はズボラで面倒くさがり。家計簿はいつも三日坊主でした。

◎MONEY DATA
世帯月収(手取り) 38万円
世帯年収(手取り) 550万円
月貯蓄額  7万円
年貯蓄額 130万円
総貯蓄額 1560万円

「共働き時代はやりくりしなくても貯まっていたので、危機感はありませんでした」。10年に家を建てて月12万円の住宅ローンを組んだ矢先、13年にリーマンショックの余波が! 「残業代カットで夫の月収が激減。貯蓄がどんどん減っていく状況になって初めて家計に向き合うことに。今まで〝当たり前〞と思っていた支出を徹底的に見直し、ムダを省いていったら、1年後には黒字に戻り、貯蓄も徐々に殖えていきました」

1000万円貯蓄ヒストリー

●2003年結婚 貯蓄150万円
趣味や外食にお金を使いまくって、やりくりとは無縁。それでも、妻収入分はほぼ貯蓄できる余裕がありました

●2004年長女出産 貯蓄450万円
●2006年長男出産 貯蓄600万円
育休で収入が減り、貯蓄はあまり伸びず

●2010年マイホーム購入 貯蓄1000万円
結婚7年で1000万円貯めたものの、頭金や諸経費、家電の購入費などで貯蓄が一気にダウン!

●2011年 貯蓄400万円
●2013年リーマンショックの余波 貯蓄800万円
夫の月収が10万円減って、家計が赤字に!赤字補塡のため、貯蓄は目減りする一方。普通車を軽自動車に、通信費は格安SIMにと、固定費から見直しをしました。

●2014年 貯蓄980万円
さらに家計にテコ入れして、ムダを大幅カット!

●2016年 貯蓄1280万円
●2018年 貯蓄1560万円

1000万円貯まる暮らしの3つの秘訣

1 「本当に欲しいか」 考えるようにした

3カ月に一度、夫と収支報告会を実施。家計の収支を振り返り、「わが家にとって本当に必要だったか」を確認し合うことで、ムダ買いが激減しました。

2 負担が大きいローンや保険料を減らして貯蓄へ回す

細かい節約より、利子が高いローンを減らすほうが賢明と判断し、太陽光発電ローンを一括返済、生命保険料の一部を前納。その分貯蓄を増額!

3 「使う予定のお金」をすべて書き出す

「お金を使う予定を把握していれば、予定外の支出は増えません」。買う物や特別出費予定をすべてノートに書き出すことで、貯蓄を守れるようになりました。

給料が減額しても、家計をしっかり見直したことで1000万円を貯めることに成功したKさん。現在、赤字家計でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

参照:『サンキュ!』6月号「まさか私が⁉1000万円貯まるまでの全部、公開!」より。掲載している情報は19年4月現在のものです。構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部

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