年収300万円台でも毎月7万円貯蓄!手間なくやれるやりくり三大基本とは?
2023/01/08
年収300万円台で毎月の貯蓄は7万円!やりくりの基本はパパッと時間をかけずにできるんです!「苦手」なことはやめて、いかにやる気が出ることだけに時間を使うか、その工夫を教えてもらいました。
<教えてくれた人>
Mさん(長崎県 41歳)
夫(43歳)、長女(5歳)の3人家族。結婚15年目。住まいは3DKの市営住宅。製造工場でパート勤務中。暮らしややりくりの工夫を、インスタグラムにて発信!
◎MONEY DATA◎
世帯月収(手取り) 28万円
ボーナス(年間・手取り) 30万円
夫年収(手取り) 270万円
妻年収(手取り) 96万円
月貯蓄額 約7万円
総貯蓄額 500万円
やる気が出ることだけに時間をかけたほうが、効果は上がりやすいんです
細かく書く家計簿も作り置きも、いいと思うものはすぐやってみたというMさん。「でも、面倒なものは続かなくて。お金は貯まっても、自分の心がついていかないんです」。
そこで、苦手な"細かい記録"や"料理"は手間を省いて簡単に。その分、好きな"家計の振り返り"や"不用品を処分"する時間を増やしました。「無理を減らせば心にゆとりができ、大事なことに集中できて効果もUP。結果、やりくりがラクに続いて貯蓄を気持ちよく伸ばせるようになりました!」。
Mさんの1カ月の家計表
<収入>
夫月収(手取り) 20万円
妻月収(手取り) 8万円
<貯蓄>
先取り貯蓄(学資保険料含む)4万5000円
<支出>
住居費(駐車場代含む) 4万5000円
水道・光熱費 2万円
保険料(生命保険料) 1万6000円
通信費 1万円
保育園代 8000円
自動車ローン 1万円
NHK受信料 2500円
年払い用の積み立て 1万3000円
食費(外食費含む) 3万6000円
日用品費 5000円
レジャー費 5000円
医療費 5000円
被服費 3000円
やりくり費5万4000円は現金で下ろし、蛇腹ファイルで管理♪
ガソリン代 1万円
夫小遣い 1万5000円
妻小遣い 5000円
残し貯め 2万6500円
やりくりの3大基本は手間ひまかけなくてもできる!
大事なことは3つだけ。手間は省いて基本的なポイントだけ押さえる、Mさん式ショートカット術をご紹介♪
1 30秒【先取り貯蓄をする】パサッとはさむだけ
給料日に引き落とし以外のお金を下ろし、先取りの3万円を貯蓄専用の通帳にはさみます。「現金でキープしておくと"いざ"というときも安心。口座への入金は月末、残し貯めと一緒に。銀行に行くのも最小限でOK!」。
2 1分【残金チェック】現金を給料後サッとポーチに
やりくり費は蛇腹ポーチに振り分け。「各ポケットに費目と金額をメモしておいて、わかりやすく。カード利用分や電子マネーのチャージ分も都度ここから出し、あといくら使えるかを必ず現金で確認します」。
3 10分【支出をメモる】2週間に1回、パパッと記入
家計簿は"お金の使い方を見るため"と目的を決めて、時間があるときに書きます。「レシートの店名と金額だけメモ。いくら使ったかを確認するため、集計は付箋に書いて目立たせます」。
モチベUP↑には時間をかけます
家計簿見直しの時間には、コーヒーとお菓子を用意♪
月に一度、ムダな出費はないか、いくら貯まったか、家計を見返す時間を取ります。「家事を終わらせ、コーヒーも用意してじっくり。特に貯蓄は数字を見ると達成感があり、来月も頑張ろうとやる気に」。
ボーナスが出たら、特別出費分を封筒に振り分け。安心感&達成感あり!
年17万円ほど必要な特別出費は、半年に一度、ボーナスから取り分け。「目的別の封筒に、お金を振り分ける時間が大好き。"これで安心"とホッとできるし、お金をていねいに使う気持ちになれます」。
参照:『サンキュ!』2021年2月号「15分あればあなたの家計は変わります」より。掲載している情報は2020年12月現在のものです。撮影/大森忠明 構成/竹下美穂子 編集/サンキュ!編集部
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