57kg→47kgのダイエットに成功した運動苦手な主婦の「もったいない太り」からの脱却方法!
2021/03/22
運動苦手ながら57kg→47kgのダイエットに成功したママダイエットインストラクターで、サンキュ!STYLEライターの渡邉有紀です。
授乳期が終わってからムクムクと太った私。子どもの食べ残しがもったいないから、食べてどんどん太っていく…。そんな悩みを持っていました。「もったいない」と「痩せたい」のはざまで悩んでいるママさん方に、私が10kgのダイエットに成功するために悩みから脱却した方法をお伝えします。
子どもの食べ残しを食べて太るのか
実際問題として、私は写真のように、太っていました。
ですが、「子どもの食べ残しを食べたせいで太っていた」が正しいかというと、そればかりではありません。ダイエットの基本的なところとして、「消費カロリー<摂取カロリー」になった時に体脂肪を蓄えやすくなりますから、自分がもともと食べようと思っていた食事量よりも多く食べることが続けば、結果的に太ることに繋がることはあるでしょう。
食べ残しを食べなくなっただけで痩せるとはいえませんが、脱却することは、ダイエットの手助けのひとつになるはずです。
外食編
コロナ禍で外食をする機会も減っているとは思いますが、外食の場合の対策です。
・子ども…お子様ランチ ママ…自分の食べたいメニュー
これが一般的な注文かと思いますが、この場合、お子さんが思ったほど食べなくて残した場合、親は自分のメニュー以上の食事量を摂ることになります。当然ながら、カロリーオーバー。
注文内容を変える
注文内容を変えましょう。
子どもの食べたいメニューが、お子様ランチでなく、アラカルトメニューでないか確認。だいたいの場合、子ども目線のお子様ランチの目的は、食事内容より付いてくるおもちゃです。「帰りに100均でひとつ好きなおもちゃを買ってあげるかわりに、お子様ランチじゃなくてもいい?」と子どもに交渉。子どもが全然食べなかった場合に、ママが全部食べても食べすぎにならない量を注文します。万一、子どもがたくさん食べてママの食事が少なかったという場合には、ダイエットになった!ラッキー!とポジティブに受け止めましょう。
ドギーバッグする
それでも注文した食事が残ってしまった場合。ドギーバッグしましょう。
ドギーバッグとは持ち帰りのことで、アメリカなどでは当たり前にされている文化です。私は持ち帰るというとちょっと恥ずかしいかも、と以前は思っていたのですが、アメリカ留学中に、「なんで日本人はドギーバッグしないの?注文した分は、自分たちがお金を払った、自分たちのものだよ」と言われてから、意識が変わりました。食品ロスを防ぐ、無理に食べすぎないという意味でも、勇気を出して「お持ち帰りさせてもらえませんか?」と聞くことは有効です。特に夏場は衛生上お断りをされることもありますが、たいていの場合、お店の方も対応してくださいます。
おうちごはん編
自宅で食べる時はお店よりも量の調整がしやすいです!ちょこっと工夫するだけで、食べ残し太りから脱却出来ます。
子どもと確認しながら盛る
「ごはんはこれだけ食べられる?スープはこれくらい?」と子どもと食べられる量を確認しながら盛ることで、たくさん残ってしまうということは防ぎやすくなります。それでも残ることもありますが、ダメージ量が少なくて済みます。足りなければ、おかわり。その習慣をお子さんにもつけてもらうことで、ストレスが軽減されます。
大皿厳禁
一人ひとりの分を小皿に盛るのは非常に面倒です。洗い物も増えるし。
ですが、大皿ほど食べた量がわからなくなる物はありません。子どもがどれくらい食べたのか?自分はどれくらい食べたのか?全くの未知になります。避けましょう。
お子さんの適量、自分の適量を視覚化するためには、「自分の分」が把握出来る盛り方をしましょう。写真のように小皿に分けるのはどうしても辛いということならば、ワンプレートでも問題なし。とにかく、量の把握は絶対に必要です。そして、自分の皿に乗せた分は自分の責任、という文化を家庭内で作り上げれば、お子さんの食べ残しは少しずつ減っていくはずです。
まずは意識から変えてみましょう
この方法を試したからすぐに子どもの食べ残しもなくなり、ママの食べすぎもなくなった!ということは残念ながらないでしょう。うまくいく日もあるし、思い通りにいかない日もあります。
それでも、「食べ残しを食べちゃうから太るのは仕方ない~」と諦めているよりも、「対策して、食べすぎを防ごう!」と前向きな意識を持っている方が理想の体型に近づけることは確かです。
まずは、意識から変えてみましょう!
◆この記事を書いたのは・・・渡邉有紀
元・大手個別指導学習塾教室長の運動苦手ダイエットインストラクター。サンキュ!STYLEライター。サンキュ!25周年専属読者モデル。
5歳の息子を育てるママ。-10kgのダイエットに成功し、日本ダイエット健康協会認定インストラクターの資格を取得。「勉強とダイエットは似ている」をモットーとして、ダイエット個別指導やセミナー、執筆等の活動をしている。
※ご紹介した内容は個人の感想です。