気温15℃の服装【2025最新】おすすめコーデを人気ファッションライターが解説!

2025/03/02

気温に合わせたコーディネートを提案する気温コーデ。「最高気温15℃」「最低気温15℃」それぞれの日の最適コーディネートと、同じ気温でも春と秋だからこそ身に着けるべきアイテムなどをファッションライターの桐生奈奈子さんに教えてもらいました。

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最高気温15℃の服装のポイントは季節感を優先

最高気温15℃は、春は3月~4月、秋では10月~11月ごろ、季節の変わり目にあたる時季の気温です。どちらも気候的には、アウターがマストですが、春へシフトチェンジする時季は、そろそろ薄手のものを用意したいところです。寒さ対策としてインナーには長袖のインナーを着ながら春や秋ファッションを楽しむのがベストです。

春らしいトレンチコートをチョイス

春らしいゆったりシルエット

トレンドのゆったりシルエットを意識したコーデもおすすめ!気温15℃には、レイヤードスタイルで寒さもしっかりしのぎましょう。

【天気別】最高気温15℃の日のおすすめコーデ

最高気温15℃と言えば、東京では3月・11月の最高気温の平均値です。厚手のアウターでは少し暑いので、トレンチコートなどライトアウターを持っておくと重宝します。

「最高気温」15℃の晴れの日コーデ

肩かけコーデ(1)

ポカポカ陽気の日は、トレンチコートの上から肩かけファッションを楽しんでみましょう。マフラーを身に着けるのと同様に、背中が暖かくなり、羽織ものを二重で着ているような気分に。体感温度も上がるので、トレンチコートでも快適にすごせるはずです。

「最高気温」15℃の曇りの日コーデ

トレンチコートのコーデ(1)

風が冷たく感じる日は、トレンチコートのインナーに裏起毛のスウェットやニットを合わせて。まだ寒い日はトップスで調整するのもいいでしょう。トレンチコートは、防風・撥水加工など機能性の高いものを新調するのもいいですね。

「最高気温」15℃の雨の日コーデ

ジョガーパンツのコーデ(1)

雨水がはねる雨の日は、黒パンツでお出かけするのがベター。気持ちが明るくなれるように、春色のコットンニットを身に着けて。ハンサムなジョガーパンツも、明るいカラーとコーディネートすれば優しい印象に。

【天気別】最低気温15℃の日のおすすめコーデ

最低気温15℃の日中は、アウターなしでお出かけできるほど暑い日もあります。暑くなったとき、脱いでもかさばらないようなアウターがあると便利です。

「最低気温」15℃の晴れの日コーデ

ロングスカートのコーデ(1)

少し暖かな気候になる最低気温15℃は、寒暖の調節ができるカーディガンを用意すると安心です。発色のいいピンク色のカーディガンもトレンチコートの下からのぞかせるように身に着ければ、キツくなりすぎない。スニーカーでカジュアルダウンさせました。

「最低気温」15℃の曇りの日コーデ

スウェットのコーデ(1)

最低気温15℃で、日中にお出でかけする場合は、最高気温20℃になることも想定できます。アウターなしのコーディネートも少し考えてみて。こちらは、ブラックコーデでカジュアルを都会的に。公園で浮かず、大人っぽいファッションを堪能してみましょう。

「最低気温」15℃の雨の日コーデ

マウンテンパーカーのコーデ(1)

雨の日は、室内で脱げるようにライトアウターをスタンバイしておきましょう。マウンテンパーカーは、カジュアルなムードをつくるのに最適。きれいめファッションに加えると、落ち着いた雰囲気でまとまります。

春におすすめの気温15℃コーデ

同じ「15℃」でも、その季節がいつなのかで身に着けるべきアイテムが変わります。春ならば、ニットよりスウェットを、足元はブーツよりスニーカーがいいでしょう。少し季節感を意識するだけで装いに鮮度が加わります。

アウターは中綿入りのボンバージャケットが頼れる

筆者が、春はじめに毎年愛用しているのが、「ボンバージャケット」です。中綿入りで暖かく、風の冷たい春初旬に重宝します。また、ボア・ファー素材でもないため、中綿入りでも冬っぽさもなくせます。アウターのツルンとした素材感も、光沢感があり春っぽく仕上げてくれます。

ボトムに春色カラーを取り込むとナチュラル

春らしさがダイレクトに伝わるパステルカラー。ですが、「春色を身に着ける勇気が出ない」というかたも多いのではないでしょうか?気負わず、身に着けやすいのが春色のパンツです。顔まわりから離れているため違和感なく身に着けることができますよ。

ピンクが女性らしい!ラップ風スカート

ピンクのカラーが女性らしいラップスカート。ウエストがリボンになっているのがアクセント。長すぎない丈のスカートは体のラインを拾わず、大人の女性も安心して履くことができます。

ジャケットはほどよくカジュアルに着くずす

なにかと「はじめまして」の多い4月。ふだんカジュアルな装いが多いかたにとっては、きちんと服は、ハードルが高いものです。カジュアルの定番、デニムにジャケットをあわせて、少しだけシャキッと着こなしてみませんか?ボーダーを合わせれば、適度に肩の力が抜けて◎。

きちんとコーデの日はインナーを工夫して

入学式・入園式など控えている、初出社のときはセットアップを1つ持っていると便利。単品使いしやすいベーシックなカラーがあると安心です。プルオーバーは、長袖のインナーを着込める余裕のあるものだと、気温に左右されず◎。トレンチコートを羽織れば、どんなシーンでも対応するきちんとスタイルに!

「春らしさ」を加速させる2大アイテム

春色カラー投入でフレッシュに

一点投入すれば、春らしさがアップする「春色カラー」。淡いトーンを選べば顔まわりになじみます。くすんだトーンならシックなスタイルにも。若々しい印象がありますが、ベージュに合わせるなど着こなしを工夫し、大人も挑戦してほしいカラーです。

パステルカラーが春らしい!ソフトチュール スカート

淡いパステルカラーが春らしく、ふんわりとしたチュール素材を利用したプリーツスカート。リバーシブルなので、裏と表で色の違いを楽しむことができます。

着用頻度が高いスウェットはこだわりのものを

なにかと手に取る頻度の高いスウェットは、お気に入りの1枚を手に入れて。ついつい「コスパ力」「安さ」に惹かれがちですが、ヴィンテージライクな風合いのものを選ぶとグッとおしゃれ度がアップ。大人カジュアルをワンランク上に仕上げてくれます。

春も秋も!万能2大アイテムとは?

スポーティなアイテムは継続ヒット

結果的に、シーズンレスで使える便利なアイテムは、「スポーティなもの」です。スニーカーを筆頭に、マウンテンパーカーやフライトジャケットなどユニセックスで着用できそうなアイテムが継続ヒット中。春も秋も季節を問わず、身に着ければ今っぽさを手に入れることができます。

プルオーバーはシーンレスで大活躍

春は卒入園シーズン、秋は七五三・入園の面談などそれぞれきちんとした装いを求められることがありますよね。持っておくと便利なのは、しっかりした生地感のプルオーバーです。インナーを調節すれば、幅広い気温に対応できて◎。ベーシックなテーパードパンツに合わせるだけで、きちんとしたシーンに対応できます。もちろんデニムでふだん使いもOK!

秋におすすめの気温15℃コーデ

今度は、秋の15℃コーデを考えてみましょう。厚手のジャケットコートやチェック柄を合わせる、シーズンムードを加速させる暖かなニット1枚ですごすのもおすすめ。すごしやすく、季節感のある15℃コーデをご紹介します。

ニットが主役の秋コーデを

15℃はニット1枚で着るのに絶好なシーズン。お気に入りのデザインを詰め込んだニットを主役にしたスタイリングを。10月ならパンプス、11月ならブーツを合わせるのもいいでしょう。

カーディガンとしても羽織れるニット

秋先に1枚持っておきたいのが、カーディガンとしても羽織れるニット。ボタンを閉めてニットとして着ることもでき、気温の低いときはさっと羽織ることができて便利です。

トラッドなチェック柄をラフに着る

トレッドな気分に浸りたい秋コーデ。ガンクラブチェックのジャケットをいつものデニムコーデに合わせて、ちょっとおめかしして。イエローのスニーカーを差し色に、ラフで秋らしいカジュアルコーデに仕上げました。

厚手のジャケットコートが大活躍

少し風が冷たい日は、厚手のジャケットコートが大活躍。持っていれば、CPOジャケットもいいですね。シャツ感覚でサッと羽織るだけなので、スタイリングにも迷いません。一見大胆に見えるチェック柄ですが、ショート丈・シャツデザインなので、意外にも着回しに悩まず優秀。手持ち服がグッと垢ぬけるので、ぜひ挑戦してみてください。

冬素材の小物は早めに身に着けるとおしゃれ見え

11月になれば、そろそろタートルネックや冬素材の小物を取り入れたいところ。冬素材のキャップは、厚手のコートを合わせると、コートのボリュームに負けてしまうことがあるので、じつは秋に身に着けるのが正解。首まわりのスッキリした着こなしにキャップを添えると視線が上に。おしゃれ気分を満たしてくれるのはもちろん、全身バランスもきれいに見えます!

ワイドパンツで抜け感を

リラックス感のあるギャザーワイドパンツは、肌寒い秋の季節にぴったり!暖かく保ちながらも、秋の季節感を忘れさせない万能アイテムですよ。

スカーフで季節感を漂わせる

シンプルなコーデにスカーフを一つ追加するだけで、秋らしいおしゃれなコーデが決まります。小紋柄、リング柄などを取り入れるとクラシックな印象にガラリと変わりますよ。

秋の15℃コーデに欠かせないアイテムと注意すべきアイテム

シーズンライクになるトラッドな「チェック柄」

秋は、チェック柄を持っているとダイレクトに季節感を堪能できます。大柄、こまかな柄など種類も豊富。自分のテイストにマッチしたチェック柄を手に入れてみましょう。

季節感がアップする「暖か素材」を味方に

ぬくもりあふれるザックリとした網み目のニットや冬素材の小物をメインにしたコーディネートも素敵です。15℃の気温コーデは、コートを着る前に楽しむべきファッションを逆算するように考えるのがベスト!今しか着られないアイテムをトコトン楽しんで。

足元はコーディネートに統一感を

シューズは、季節感をアピールするのに重要なアイテムです。秋ならブーツ、春ならパンプスにチェンジして。11月は、まだタイツを履く人が少ないので素足×ブーツのバランスを楽しむのもおすすめ。4月に半歩先行くおしゃれを目指すなら、バックストラップを狙ってみるのもアリ!

まとめ

同じ気温であっても、季節が春か、秋かで着こなしや選ぶ洋服も変わります。春物を探しているかたもぜひ参考にしてみてくださいね!

■執筆/桐生奈奈子さん
シンプルで大人が着やすいファッションスタイルを心がけているファッションライター。リアルに着られる、等身大のママコーデが得意。

 
 

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