きちんと使えていないと老けみえの原因に!?メイク道具でやって欲しいこと5選
2022/03/12
いつも使っているメイク道具、きちんと正しく使えているでしょうか?せっかくどんなに良い化粧品を使っても、道具が使いにくかったり汚れていると、その良さが発揮できずもったいないことに…。ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんに詳しくお聞きしました。
監修: ヘアメイクアップアーティスト 榊美奈子
ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...
使いやすい道具を持っている=メイク上手になる近道
メイク道具は自分の手の代わり!使いやすい道具を持っているということは、それだけでメイク上手になる近道なんです。そして使いやすい道具の条件として、まず第一に大切なのは清潔であること!
道具が汚れているとせっかくキレイな色のコスメを買っても上手く発色しなかったり、さらには肌を傷つけてしまうことにも繋がりかねません。メイク上手になるためにも、肌のためにも、道具をきちんと清潔にすることを習慣づけましょう。
【1】スポンジ、パフ、アイシャドウチップは、使ったら洗う&しっかり乾かす
雑菌は水分や油分が大好物です。スポンジやパフは肌に触れる面積も広く、メイク道具のなかでもとくに雑菌が繁殖しやすいので、こまめに洗うことが大切ですよ。とくにクッションファンデーションのパフ!洗っていないかた、意外と多いのでは?替えのパフは持っておきましょうね。
また、まぶたの皮膚はデリケートです。アイシャドウチップも使ったら洗ってあげてね。
スポンジやパフを毎日洗っているのに何故か臭う…というかたは、乾かし方が足りていない可能性も。洗ったら日陰干しをして、しっかりと乾かしましょう。
早く乾かしたいからといってドライヤーを使用するのはNGです。繊維や素材が傷んでしまいますよ。
【2】チップやブラシは柄の長いものを使う
持ち運びには向いていないけど、家でメイクをするときには、柄の長いチップやブラシを使ってみて!持ちやすいのでメイクがしやすく、メイク上手になることができますよ。
【3】ブラシ類の取り扱いは丁寧に
ブラシは汚れてくるとチクチクして、肌を傷つけてしまいます。ただ、動物毛は洗いすぎると傷んでしまうので、使ったらすぐにティッシュや筆専用のタオルなどで汚れを払ってあげましょう。
その際、ワイパーのような動きで払ったり、毛の根元を折るようにグリグリと汚れを取ろうとしてしまうのはNG!動物毛はデリケートです。一方向に払ったら、反対にしてまた一方向に払うなど、丁寧に扱いましょう。
そして2~3カ月に一度、専用クリーナーや中性洗剤で洗ってあげて。その際、柄がついているブラシはつけ置き洗いはしないようにね。ブラシと柄の接着面が取れてしまうことがあります。
【4】ビューラーは目のカーブに合ったものを使う
ビューラーは使ったらすぐにティッシュで汚れを拭き取りましょう。マスカラなど汚れがついているとまつ毛が上がりにくくなり、その状態で無理矢理使っているとまつ毛が切れてしまうことも。ゴムも硬くなったらすぐに取り替えてね。
それでもまつ毛が上がりにくいというかたは、お使いのビューラーが目のカーブに合っていない可能性も。売れ筋のものであっても、自身の目のカーブには合わない場合もあるので注意してみてね。
【5】リップブラシは扱いやすい人工毛もオススメ
油分が多いリップに触れ、さらには直接唇にも触れるリップブラシもまた、雑菌が繁殖しやすい道具。デリケートな動物毛はなかなか毎回洗えないので、取り扱いのしやすい人工毛もオススメです。
使用後は毎回、ティッシュで一方向に汚れを拭い取り、最低でも週1回は洗ってあげましょう。汚れを拭う際は、毛を強く引っ張らないようにね。