紙を保持している女性の部分的なビューは、灰色の背景の大腸

外側からさわれる唯一の臓器!腸は手でもむことでさらに活性化!1日1分のおじぎ腸もみとは?

2022/03/27

腸をケアすれば健康や美容にも効果バツグン!おすすめは簡単にできる腸もみ。手でもむことで血流やリンパを刺激し、動きを活発にします。外側からさわれる唯一の臓器、腸は手もみで活性化させちゃいましょう。

<教えてくれた人>
美腸認定講師 福原康子さん
日本美腸協会の認定講師として活躍。現代人が抱えるおなかの悩みを、専門的な知識や正しい技術でサポート。

コロナ禍で腸が不調になる人が増えている!

「腸の働きは食生活だけでなく、環境の変化によるストレスや、不規則な生活習慣による自律神経の乱れによっても悪くなります。コロナの影響もあり、以前より腸の不調をうったえるかたが増えていますね」と話すのは、美腸認定講師として腸のケア方法を紹介している福原康子さん。
「腸はぜんどう運動をして、便を体外へと送り出していますが、働きが弱くなると、その動きが悪くなり、どうしても便秘になりやすいんです。そんなときに有効なのが"腸もみ"です。
腸は体の外からさわれる臓器。そのため、手でもむことで血流やリンパを刺激し、動きを活発にできるんです。息を5秒吸って、10秒吐くといった、ゆっくりとした呼吸を意識しながら腸もみをすると、さらに効果的です。ちょっとしたすき間時間にできるので、ぜひチャレンジしてみてください」。

1日1分"おじぎ腸もみ"で腸を動かそう!

おなかに手を添えて体を倒すだけ!夜寝る前、朝起きたときなどリラックスしているタイミングで行うと効果的です。

1 右手は腰骨の上、左手は肋骨の下に置き、息をゆっくりと吸う

両足を肩幅に開いて立ち、右手は腰骨の上、左手は肋骨の下に当てます。呼吸は吸った時間の2倍の長さで吐くのが理想的なので、まずは5秒かけてゆっくりと息を吸います。

2 息を吐きながら、わき腹をもみつつ、上半身を倒す

息を10秒かけてゆっくりと吐きつつ、手を当てた部分をもみながら上半身を前に90度倒します。もむ強さは心地よさを感じる程度に。痛みを感じるなら押し当てるだけでもOK。

3 5秒息を吸いつつ、上半身を戻す。左手の位置を変えて、繰り返す

左手の位置を3カ所変えて1セット!
1日1~3セットやってみて!

ゆっくりと息を吸いながら、上半身を起こします。上のイラストのように、左手を(2)の位置に変え、再び10秒かけて上半身を前へ。左手の位置を3カ所変えて1セット終了。

参照:『サンキュ!』2022年4月号「美人腸をつくる」より。掲載している情報は2022年2月現在のものです。イラスト/徳丸ゆう 構成/岡部さつき(風讃社) 取材・文/児玉知子 編集/サンキュ!編集部

 
 

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