39歳・2児の母でも産後15kg減!【食事制限は不要】1回1分のねじれ筋のばしがすごい

2022/07/11

運動や食事制限も一切なし!硬くなった筋肉を1分間ずつ伸ばすだけの簡単ストレッチで、スッキリおなかを手に入れましょう!体内のミトコンドリアを増やして脂肪を燃焼させて、やせ力を身につけて。

<教えてくれた人>
柔道整復師、鍼灸師 今村匡子さん
あさひ整骨院日本橋浜町院代表。骨格矯正歴22年。自身の産後太り解消の経験を活かした施術を実践。施術専門家の情報交換とスキルアップのためのコミュニティサロン「産サロ」主宰。アメブロではダイエット情報を発信中。著書『「やせたい」なんてひと言もいってないのにやせた 1分ねじれ筋のばし』(サンマーク出版)が話題に。

年々やせにくくなるのは、体内のミトコンドリアが減っているから

「年々おなかまわりに脂肪がつきやすくなった」と感じていませんか?"浮き輪おなか"になってしまうのは、加齢や姿勢のくずれなどによって、体内の細胞内にある「ミトコンドリア」が減ったのが一因。ミトコンドリアは、脂肪や糖を燃焼してくれるエネルギー工場のような存在。これが減ると燃焼力が衰え、その分脂肪をため込むことになるのです。

1分ねじって伸ばすだけで、ミトコンドリアが増えて、勝手にやせる体に!

一般的にミトコンドリアを増やすには、ややきついと感じる運動を習慣化する、食事量を減らして空腹状態を保つなどの方法が効果的とされています。でも「1分ねじれ筋のばし」なら、そんな苦行は不要!ミトコンドリアが多く詰まっている筋肉を伸ばすだけで活性化。基礎代謝が上がり、脂肪や糖をどんどん燃やしてやせやすい体になります。

おなかをへこますには、この筋肉を伸ばせばいい!

ミトコンドリアを活性化するには、姿勢の維持に使われる5カ所の筋肉がキモ!ふだんの生活で縮みがちなこれらの筋肉を伸ばすことで、関節が動きやすくなり、基礎代謝がアップします。

運動嫌いでも、忙しい人でも、1回1分ずつでOK

筋トレなどのハードな動きはなく、特別な道具も不要。決まった時間に行うなどの制約もないのでお手軽。大事なのは、左右それぞれ1分間ずつしっかりねじって伸ばすこと。テレビを見ながら、音楽を聴きながらなど、リラックスした状態で行うとより効果的です。

食事制限は不要!我慢しなくていいから、続けやすい

無理な食事制限はストレスがたまり、リバウンドのもとに。今までどおりの食事でも、「1分ねじれ筋のばし」を継続していくと、自然と食欲が抑えられ、適正の食事量になってきます。血流がよくなるよう、1日1.5Lを目安に、水分を多めにとることを意識しましょう。

勝手に脂肪が燃焼するようになり、やせ力が身につく!

「1分ねじれ筋のばし」で、体の奥深くに眠っているミトコンドリアを目覚めさせると、血液の流れが促進され、基礎代謝がアップ!起きているときも寝ているときも、日常生活を送るだけで勝手に脂肪が燃焼されるようになり、やせやすい体になるというわけです。

関節の動きがよくなったら、継続しなくてもいい

最初に関節がどれくらいまで動かせるか確認を。「1分ねじれ筋のばし」を続けると、徐々に関節の可動域が広がってきます。楽に関節が動くようになったら、ミトコンドリアの働きがよくなった目安。早い人は2週間、体が硬い人でも5~6週間で効果が表れます。

じわじわ少しずつ可動域を広げることを意識して

やせにくい体になっている人ほど、関節が固まっていて動かしにくいもの。頑張って無理に伸ばすと、筋肉を痛めてしまうので、まずは「痛気持ちいい所」から始めて、少しずつ広げていくようにしましょう。

伸びにくいときは、ゆっくり呼吸を整えて行いましょう

体が緊張していると、より関節が伸ばしにくい状態に。そんなときは、ゆっくり鼻から息を吸ってゆっくり口から吐きながら、動かすように意識しましょう。体の力みが抜けて、気持ちよく伸ばせるようになります。

肩の力を抜くと、腰などの痛みが出にくくなります

腰に痛みが出るときは、肩に力が入っていて関節が伸びづらくなっているということ。ポーズを始める前に、肩に力を入れてギュッと上げ、3秒ほどキープしてからストンと下ろすと、自然と肩の力が抜け、動きがよくなります。

1. 腕ねじ胸のばし

腕を後ろにねじることで、菱形筋に刺激が入り、代謝がアップ。さらに体を外側にひねることで、腹横筋、大腰筋が伸び、わき腹がスッキリしてきます。猫背や巻き肩、肩こりの解消にも効果大!

1 肩とひじを同じ高さにし、壁に前腕を垂直につける

壁から少し離れ、足を肩幅に開いて立つ。肩とひじが同じ高さになるように右腕を上げ、ひじから手のひらまで壁に垂直につける。

2 壁につけた腕を後ろに少しねじる

壁につけた腕を、手のひらのほうから背中側に30度ほどねじる(痛すぎない範囲で)。

腕を後ろにねじると痛みが出る場合、腕の位置は、垂直のままでもOK。

3 腕を固定したまま、体をゆっくり左側にひねる

2の姿勢から、ゆっくり体ごと左側にひねっていく。腕は壁から離れないようにして、足も左側に開く(背中や腰が痛くない範囲まで)。自然に呼吸しながら、このまま1分間伸ばす。

足を外側に開くようにするとおなかが伸びる。

【1分間キープ】
【反対側も同様に1分間行う】

これはNG

体を前に倒しすぎたり、左右に傾かないように。

体をひねるときに、上半身が前後左右に動くと、おなかまわりが伸びず、効果がダウン。

2. ねじれ筋のばし

足を前後に開いて上半身を起こすと、おなかの深層部にある大腰筋、太ももの内側(内転筋)、裏側(半腱様筋、半膜様筋)が伸びます。股関節の可動域が広がって、「ミトコンドリア」の働きを促進!

1 ひざ立ちになり、左足を前に出す

両足でひざ立ちになり、左足を1歩分前に出す。

右足のつま先は曲げない!

ひざが痛むときは、下にタオルを敷いて。

2 右足を真後ろに伸ばし、右太ももを床に近づける

両手を床について、右足首とつま先を後ろに伸ばす(股関節に痛みが出ない範囲でOK)。

3 上体を起こし、両手を左ひざの上に置く

上体を起こしたときグラつく場合は、右手を壁について支えにしてもOK。

4 ひじを伸ばして、上体を反らせる

ひじを伸ばして、上体をやや後ろに反らす。ひじを伸ばすとき、肩をすくませないように注意。自然に呼吸しながら、1分間キープ。

【反対側も同様に1分間行う】

これはNG

立てたひざが足首よりも前に出ないように。

上体を起こしたとき、ひざが足首より前に出ていると、ひざを痛めるおそれがあるので注意!

参照:『サンキュ!』2022年7月号「ねじれ筋ポスター」より。掲載している情報は2022年5月現在のものです。撮影/横山翔平(t.cube) 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部

 
 

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