忙しくても面倒くさがりでも大丈夫!簡単で効果絶大!プロ直伝、脂肪撃退のコツ
2023/07/23
気になる脂肪を落としたい!時間やお金をかけずにできる、簡単で効果絶大な方法をご紹介。プロ直伝の1分以内のちょいトレや、毎食前に1杯のあずき水を飲む&たんぱく質朝ごはんで脂肪を撃退しましょう!
監修: 医師・イシハラクリニック副医院長 石原新菜
クリニックで漢方薬処方を中心とする診療を行うかたわら、メディアに出演し、温活などによる美容・健康効果を広める...
<教えてくれた人>: 骨盤矯正パーソナルトレーナー Naoko
14kg減を達成した3児の母。出産後にヨガや整体などを学び、独自のおしり筋メソッドを確立。
ねじって1分キープ ねじれ筋のばしで脂肪を落とす!
<教えてくれた人>
柔道整復師・鍼灸師 今村匡子さん
あさひ整骨院日本橋浜町院代表。産後太りを自身の施術で解消し、15kgのダイエットに成功。
脂肪が落ちる理由
体内のミトコンドリアを増やし、たまった脂肪を燃やす!
お腹に脂肪がつきやすくなるのは、脂肪や糖を燃焼してくれる体内のミトコンドリアが、加齢や姿勢のくずれなどによって減ったのが一因。ミトコンドリアが多く詰まっている筋肉をねじって伸ばせば、ミトコンドリアが活性化し、脂肪や糖をどんどん燃やしてやせやすい体になっていきます。
腕ねじ胸のばし
肩とひじを同じ高さにし、前腕を壁に垂直につける
壁から少し離れて立ち、足を肩幅に開く。肩とひじが同じ高さになるように右腕を上げ、ひじから手のひらまでを壁に垂直につける。
壁につけた腕を後ろに少しねじる
右腕を背中側に30度ほど、痛すぎない範囲でねじる。どうしても痛い場合は、腕の位置はそのままで◎。
腕を固定したまま、体をゆっくり左側にねじる
ゆっくり体ごと左側にねじっていく。右腕が壁から離れないようにして、背中や腰が痛くない範囲で足も左側に開く。自然に呼吸しながら、このまま1分伸ばしてキープ。反対側も同様に行う。
1セット1分 おしり筋1分伸ばしで脂肪を落とす!
<教えてくれた人>
骨盤矯正パーソナルトレーナー Naokoさん
14kg減を達成した3児の母。出産後にヨガや整体などを学び、独自のおしり筋メソッドを確立。
脂肪が落ちる理由
怠けたおしりを動かして、お腹と下半身を引き締め!
"おしり筋"とはおしりの膨らみ部分や骨盤の内側にある筋肉のこと。ここが使われないと体がゆがんだり、前かがみになって、下腹や下半身に脂肪がつきやすくなります。おしり筋を伸ばせば、骨盤矯正&姿勢改善効果で代謝がアップ。ゆるんだお腹まわりや下半身の引き締めにつながります。
前後開脚おしり筋伸ばし
正座して手を床につく
正座した状態で体の前方に両手を開いて置き、背すじをしっかり伸ばす。腰が痛い人は両ひじを床につける姿勢でもOK。
片足を後ろに伸ばす
左足を後ろに伸ばし、右ひざを外に向けて、息を吐きながらおしりを下げ、右のおしりと左の股関節を意識する。おしりを左右にゆっくり振りながら3~5回呼吸する。反対側も同様に行う。
足けりおしり筋伸ばし
息を吸いながら、足にタオルをかける
あお向けに寝て、右足を上げてひざを曲げ、胸に引き寄せる。息を吸いながら、タオルを右の足裏にかけ、タオルの両端をそれぞれの手で持つ。
息を吐きながら、足をけり上げる
お腹で床を押すイメージでお腹に力を入れ、上半身は力を抜いて、息を吐きながら右足をけり上げる。これを呼吸しながら5回繰り返す。反対側も同様に。
毎食前に1杯 あずき水で脂肪を落とす!
<教えてくれた人>
イシハラクリニック副院長 石原新菜さん
漢方医学や食事療法で治療にあたる内科医。わかりやすい医学解説と親しみやすい人柄で大人気。
脂肪が落ちる理由
余分な水分と脂質を流し、むくみと肥満を解消!
あずき水に含まれる成分のサポニンとカリウムの利尿作用で、余分な水分を排出し、むくみがスッキリ。油なじみがいいサポニンには、余分な脂質と結びついて洗い流す働きもあり、脂肪をため込むのを防いでくれます!
あずき水の作り方
洗ったあずきを煮る
鍋に、水洗いして水けをきったあずき300g、水1~1.5Lを入れ、強めの中火で煮る。煮立ったら弱火にして30分ことこと煮る。アクが気になる場合は取る。
できた煮汁=あずき水の完成
ボウルとざるを重ねて、あずきと煮汁(=あずき水)を分ければ完成。あずき水は冷蔵室で保存し、2~3日で飲みきるようにして。
食前に1杯飲むだけで即効性あり
コップ1杯(約200ml)を目安に、毎食前の習慣に。飲みにくい場合は、氷やオリゴ糖を加えるのがおすすめ。
残ったあずきは料理にトッピング
あずきの豆には食物繊維や鉄などの栄養素が豊富なので、ヨーグルトやサラダ、スープなどに入れて食べきって。
目安は卵2個分 たんぱく質朝ごはんで脂肪を落とす!
<教えてくれた人>
料理家 田内しょうこさん
働くママを応援する時短料理が好評。SNSでも自身の不調を改善した朝食改革について発信。
脂肪が落ちる理由
効率よく筋肉を合成でき、やせやすくなる!
たんぱく質が不足すると筋肉量や基礎代謝が減り、脂肪燃焼効果がダウン。おろそかにしやすい朝ごはんこそ、たんぱく質の摂取を意識すれば、1日を元気に過ごすことができ、効率よく筋肉の合成&脂肪燃焼できる体に!
朝ごはんでたんぱく質15~20gとるのが理想
女性の1日のたんぱく質の摂取量の目安は50~60g。3食でバランスよくとるには、朝ごはんで15~20gとりたいところ。主な食材のたんぱく質量をチェック!
洋のメニュー例
朝からがっつり肉を焼かなくても、卵料理にハムやヨーグルトをプラスする程度でOK。卵+αで考えるとラク。
和のメニュー例
わざわざ魚を焼かなくても、納豆や豆腐などの大豆食品で手軽にたんぱく質を摂取。納豆に卵をプラスするのも手。
各食材のたんぱく質量
卵…1個で約6g
ハム…1枚で約3.3g
ベーコン…1枚で約2.2g
納豆…1パックで約8.3g
木綿豆腐…100gで約6.6g
削り節…1袋(3g)で約2.4g
しらす干し…大さじ2で約2.3g
(栄養監修/金原悦子)
※妊娠中の方、持病がある方、ケガをしている方、体に痛みのある方などは医師に相談し、許可を得てからおこなってください。
※『サンキュ!』20年12月号~22年8月号に掲載された記事を抜粋、加筆、再編集しています。
参照:『サンキュ!』2023年8月号「私たちの脂肪を落とす10の方法」より。掲載している情報は2023年6月現在のものです。撮影/天野良子、奥村恵子、キム・アルム、小嶋淑子、林ひろし、横山翔平(t.cube) 構成・文/鹿島由紀子 編集/サンキュ!編集部