呼吸&爪もみですき間時間に免疫力をアップ!!

2017/11/01

風邪やインフルエンザが気になる季節です。だけど年末に向けての忙しい日々に、倒れているヒマはありませんよね。今年の冬は免疫力をアップして、できれば寝込まずに過ごしたい。毎日のすき間時間に出来る免疫力はアップの方法を探ってみました。


家事に仕事にとバタバタと慌ただしい生活が続く毎日。知らず知らずのうちに私たちの体は、リラックスすることを忘れてしまいます。すると、内臓の働きや血流をコントロールする自律神経が乱れ、血流が悪化。体に必要な栄養素も十分にいきわたらないため、免疫力の低下につながります。
つまり自律神経のバランスを整えることが、免疫力をアップするコツ。しかも、ほんの数分でできる「呼吸法」と「爪もみ」が、免疫力アップにつながるそうです。

「鼻から吸う呼吸」で風邪をシャットアウト

睡眠・呼吸器専門医でありRESM新横浜院長の白濱龍太郎先生によると、免疫力をアップする呼吸のコツは「鼻から吸って口から吐く」。鼻から息を吸うと自然と深い呼吸になり、リラックスの神経、副交感神経を優位にします。さらに、鼻から息を吸うと鼻毛が細菌やウィルスの侵入をブロック。免疫力アップをサポートしてくれるのです。

就寝前にトライ! 風邪を引かない呼吸法

呼吸法の練習はリラックスできる就寝前に行うのがベスト。方法は以下のとおり。
①布団のなかであお向けになる。
②鼻から勢いよく息を吸い、口からできるだけ細く長く息を吐く、を10呼吸繰り返す。
慣れて来たら昼間のすき間時間にも実践を。繰り返すことで自然と身につきますよ。

すき間時間は爪揉みで自律神経を整えよう

「免疫力アップを叶えるためには手足の末端から血流を促すことが大事」とは、(社)気血免疫療法会主宰、VE&BI治療院院長の鳴海理恵さん。「そこで、爪の近くのツボを刺激する“爪もみ”がおすすめ。爪もみは交感神経・副交感神経のどちらか一方に極端に傾いた自律神経のバランスを整え、血流をアップしてくれます」と話します。

爪の近くのツボを「モミモミ」刺激して免疫力アップ

しかも「爪もみ」は誰もが手軽にできます。
①一方の手の指一本一本を、もう一方の親指と人差し指で爪の根元あたりを左右からはさみもち、 “ちょいイタ”ぐらいの強さでギュッギュッとリズミカルにつまむ。
②回数の目安は指1本につき10秒×1~3セット。その日、「痛い!」と感じる指だけ揉めばOKです。


呼吸法も爪もみも、家事の合間やテレビを観ながら、あるいは信号待ちなど、生活のちょっとしたすき間時間にできます。もちろん、お子さんでも実践可能。家族みんなで呼吸法&爪揉みにトライして、仕事も受験も元気に乗り切りましょう。


参照:『サンキュ!』11月号「大人も子どもも! 『免疫力UP』生活」より一部抜粋 
掲載している情報は、2017年10月現在のものです

撮影/臼田洋一郎 監修/白濱龍太郎(呼吸)、鳴海理恵(爪もみ) 取材・文/長島恭子(Lush!)モデル/村瀬奈々美(サンキュ!読モブロガー)

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