ミニマムでもおしゃれを楽しめる服の減らし方

2024/09/29

7年前、ミニマリストの本との出合いをきっかけに、大量に持っていた服を処分した、いえはさん。少ない服で“きれいめファッション”を楽しむための減らし方と着回しのコツを教えてもらいました。

夫(39歳)、長男(7歳)の3人家族。Webライター。洋裁師の母とともに、ハンドメイド服のオンラインショップ...

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「今着たい服」だけ残したら、「着る服がない」という悩みから解放されました

「100着以上の服を持っていた頃は、毎日服選びに時間がかかり、『着る服がない』というのが口癖。手持ちの服を手放し、『今着たい服は何か』を見つめ直して試行錯誤した結果、上下10着程度で十分だとわかりました」。大切なのは、流行や他人の目を気にせず、自分に合った色やテイストを見つけることだそう。「自分の好きを極めて、スタメンだけに絞ったら、ファッションがより楽しめるように。10着だけでも飽きることがなく、いつでも自分の気分を上げることができます」。

「今日、明日着れるかどうか」を基準に選ぶ

たくさん服があっても、本当に必要なのは「今日、明日着る服」だけなんです。何年も着ていない、サイズが合わない、気分が上がらない服は処分してOK。気分が上がる服だけ残しましょう。

上質なブラウスが1着あるとどんなTPOにも対応可能!

公園に行くときはワンコーデで固定

子どもと公園や外で遊ぶときは、動きやすく、汚れてもいい組み合わせに。デニム+Tシャツ+リュックとパターンを決めているから、ササッと準備できます。

クローゼットの中もこれだけ♪

「定番色2:好きな色1」の割合で、服の色を絞る

「この色を着ると落ち着く」という色を見つけると、服が選びやすくなります。定番色2つ、もう1つはそのとき好きな色を。好きな色を加えると着回しの幅が広がります。

私の定番色は白、ベージュ
好きな色を加えることでアクセントに

ボトムスは、自分に合う形を決めたら冒険しない

少ない服で着回すには、ボトムス選びが重要。必ず試着してサイズや形をチェックし、自分にしっくりくる2~3着を定番に。デザインで冒険するのはトップスだけにしています。

欲しい服をリサーチして、手持ち服とのコーデを書いてみる

一目ぼれで衝動買いすると着回しできず、失敗することが多かったので、必ず事前リサーチを。欲しい服と手持ち服との“妄想コーデ”を書き出し、納得した物だけ購入します。

それでもなかなか服が減らせない人へ

●まず、バッグの中身の見直しから始めて
いきなり服から手をつけず、バッグから見直しを。財布やポーチの中などで使っていない物を1つずつ処分すると、今必要な物の傾向が見えてくるはず!

●すぐ捨てられない服は、一旦保留にしたり、2軍にして活用
もう着ていないけど捨てられない服は、保留ボックスに入れて寝かせ、次のシーズンに見直しを。よれてきた服は、2軍のパジャマ用やアウトドア用にして使い切ります。

アウトドア用に!

定番のトップス3×ボトムス3で組み合わせる秋服のコーディネート例

A:リラックスして着られる、きれいめシルエットのブラウス
B:セットアップでも使えるシンプルなニット
C:外遊びでも気軽に使えるプルオーバー

D:自分の体にフィットしたデニム
E:よそ行き用に使えるセンタープレスのパンツ
F:動きやすいニットのロングスカートどのトップスとも合わせやすい定番アイテム

<教えてくれた人>
サンキュ!STYLEライター いえはさん(愛知県 36歳)
夫(39歳)、長男(7歳)の3人家族。Webライター。洋裁師の母とともに、ハンドメイド服のオンラインショップ(@nacreous.shop)を運営。インスタグラム@ieha.minimal

参照:『サンキュ!』2024年10月号「物を減らしても心は満たされますか?」より。掲載している情報は2024年8月現在のものです。写真協力/いえはさん 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部

 
 

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