ミニマリストは、聞いたことあるけど、ミニマリストはおしゃれは楽しめないよね?いいえ、ミニマリストでも長hれを楽しむことはできます!
ここでは、ミニマリストの始め方、ミニマリストに必要な服の枚数、服選びのコツ、年代別のおすすめコーデを紹介します。

おしゃれなミニマリストとは?
ミニマリストとは、必要最小限のシンプルで無駄のない生活を送る人のことを言います。英語で「最小限の」という意味を持つ「minimal(ミニマル)」が語源になったと言われています。
服を最低限に減らすと、毎日同じコーディネートになってしまって、おしゃれではなくなってしまうのでは?と心配されるかもしれませんが、その逆で、値段や素材を厳選し、自分の好み、自分の体型に合った服を持つことで、おしゃれなミニマリストになれるのです。
クローゼットもすっきり、整理することができ、着回しコーデもスムーズに考えることができます。
おしゃれなミニマリストに必要な服の枚数とは?
ミニマリストが注目されるきっかけのひとつとなったのが、暮らしの質を高める秘訣が書かれた書籍『フランス人は10着しか服を持たない』(ジェニファー・L・スコット/著, 神崎朗子/訳)。
タイトルにある10着というのは少しストイックすぎるかと思いますが、おしゃれなミニマリストに必要な服の枚数は平均して20着と言われています。
一般的な女性が持っている服の数が平均150着~200着と言われている中で20着という数は非常に少ない数です。ただ、何枚以下はミニマリストだ、という定義があるわけではないのでライフスタイルに合わせ、必要最低限の服だけをもって着まわしている人は「おしゃれなミニマリスト」であるといえます。
ミニマリストの女性の服選びのコツ
ミニマリストへの第一歩は、本当に必要な服を選ぶことです。ミニマリストの女性の服選びのコツを5つご紹介します。
1.シンプルなデザイン
ミニマリストの服選びの基本は、シンプルなデザインを選ぶことです。オンオフどちらでも着られる服は着回しがしやすいアイテムです。逆に奇抜なデザイン、個性的な柄は着た時の印象が強すぎて、着る場面が限られてしまい、飽きやすいので注意が必要です。
2.ベーシックカラー
着回しやすい、黒や白、ベージュ、ブラウンなどベーシックカラーを選ぶのが正解です。様々な色に合わせやすく、オンオフどちらでも着ることができるのが魅力です。
3.流行に左右されない
ミニマリストは服1着1着を長く、大事に着るので流行に左右されない定番アイテムを選びます。
4.素材選び
夏だけ、冬だけ、と季節限定でしか着られない素材は、年中着まわすことができないので、一年中着まわせるコットンなど素材選びにもポイントがあります。また、価格が安くてもすぐ破れてしまったりヨレヨレになってしまう素材では、おしゃれには見えなくなってしまい、買い替える頻度が高くなってしまうので注意が必要です。
5.手入れが簡単
最低限の服で暮らすためには、服をクリーニングに出しては服が足りなくなってしまいます。服を選ぶ際は洗濯表示を確認して自宅で洗濯できるものを選びましょう。ニットは水洗いができるもの、シャツはアイロンなしで着られる服があるので、お手入れが簡単な服を選びましょう。
少ないアイテムでコーデを組むコツ
必要最低限のアイテムでコーデを組んでもマンネリ化しないために、コーデを組む際のコツを3つご紹介します。
1.小物をプラス
少ない服でもおしゃれにコーデを組むコツは、小物です。コーデに小物をプラスすることで同じ服でも新鮮な印象、変化が得られます。首元に変化をもたらすネックレスやウエストマークになるベルト、首、手、ウエスト、バックにつけてコーデを華やかにしてくれるスカーフがおすすめです。
2.着方を変える
同じ服やコーデでも、着方を変えると印象が変わります。例えば、トップスの袖やボトムスの裾をロールアップする。トップスの裾をボトムスにインする。重ね着をする。カーディガンのボタンのとめ、プルオーバーのように着こなしたり、肩にかけたりする。シャツやシャツワンピース、ブラウスのボタンを開け、羽織として着こなす。など着方でマンネリから脱却できます。
3.テイストを統一
選ぶ服のテイストを意識して統一することで、組み合わせの幅が広がります。逆に違ったテイストのアイテムを取り入れてしまうと、どの組み合わせもしっくりこず、無駄に服やバックやアクセサリーが増えてしまいます。
きれいめ、カジュアル、スポーティー、など自分の好みのテイストで統一するようにしましょう。
ミニマリストの始め方とは?
ミニマリストを始めるための第一歩は「服を減らす」です。そして「収納方法」がとても大切です。そして「継続する」ことでミニマリストが始まります。一つずつ詳しく解説します。
服を減らそう
まずは、おしゃれなミニマリストは服を減らすことから始まります。
最低限の枚数にしてクローゼットをすっきりと使いやすく、整理します。一度でできなくても、少しずつクローゼットの中にある服が自分に必要かどうかを考えて取捨選択をし、傷んできた服、長い間着てない服は処分します。
整理整頓は最初だけでなく、20着を目安に定期的に見直し、常に必要な物だけで暮らします。
収納方法の工夫
かける服のハンガーは、種類と数を決める、あるハンガーにかかる服だけにする、とルールを決めれ洋服が増えずに済むのでおすすめです。
引き出しにしまう服は立てて収納するのがおすすめです。そうすれば引き出しの中に何が入っているか一目でわかるので洋服選びもスムーズです。ハンガーや引き出しを増やさず、お気に入りだけを持つようにしましょう。
洋服の数が少なければ衣替えの必要もなく、コーデも迷わないので、時間も無駄にしないおしゃれなミニマリストになれます。
継続しよう
おしゃれなミニマリストになるには、継続が大事です。20着を目安に「1着買ったら、1着処分する」を頭に入れておくことで無駄な買い物がなくなり、無駄に服が増えることはありません。
せっかく服を処分してお気に入りの服が並んだクローゼットなのに、服をたくさん購入しては、整理整頓をした意味が無くなってしまいます。
同じ服に飽きてしまったときは、小物を工夫したり着方を工夫してみてください。それでも服が欲しいと思ったときは、傷んだ服から処分したり、着ていない服を考えてから購入するように癖をつけましょう。
ミニマリストの女性が手元に残しておきたい服とは?
それでは、具体的にどんな服を残しておいたらいいのでしょうか。ミニマリストの女性がが手元に残しておくべき服とその理由を解説します。
白シャツ
シンプルでベーシックな白シャツは清潔感もあり、オンオフ両方で使える万能アイテムです。シンプルなアイテムだからこそ自分に合ったサイズ感やデザインにこだわってみてください。
1枚で着ても、羽織、レイヤード、腕まくり、着こなしも楽しめる白シャツはおしゃれなミニマリストの必須アイテムです。
Tシャツやカットソー
どんなボトムスとも相性抜群なシンプルなTシャツやカットソーも持っておきたいアイテムです。半袖、長袖それぞれ、毎日洗濯することを考えると2枚は持っていてもいいですね。色はベージュやアイボリー、グレー、ブラウン、ネイビーなどをシンプルだけど色味があるものを選ぶと黄ばみや退色が目立ちにくいのでおすすめです。
ニット
ニットも、自宅で洗えて、毛玉のつきにくい素材だと着まわしやすいので、持っておきたいアイテムです。レイヤードしやすいデザインや、オンでもオフでも着られるデザインを選ぶのがポイントです。
ジーンズ
1年中履けるジーンズはミニマリストの必須ボトムスです。ベーシックで長く履くジーンズは、形と素材選びがとても大切です。流行に左右されない、自分の体型、テイストに合ったジーンズを選びましょう。テーパードデニムはすっきりシルエットでカジュアル、キレイメ、どちらにも使える便利なアイテムです。
きれいめパンツ
オンオフどちらでも履けるきれいめパンツは、着回しがきくアイテムです。タック入りを選べばこなれた印象に、センタープレス入りはきちんと見えします。トップスと合わせやすい色を選ぶのがおすすめです。
スカート
女性らしいスカートは、オールシーズン履けるロングスカートがおすすめです。ふんわりシルエットの物や、プリーツが入ったものなどお気に入りのデザインを選ぶのがポイントです。スニーカーと合わせてカジュアルダウンしたり、パンプスと合わせてキレイメに合わせたり、着回しも楽しめます。
黒のワンピース
シーンを選ばない黒のワンピースは1枚持っておきたいアイテムです。小物を変えていろいろな着こなしを楽しめるのもシンプルな黒のワンピースだからこそ。素材選びをきちんとすれば冠婚葬祭にも使えます。
デザインワンピース
自分らしさ、自分に似合う、自分がテンションのあがるデザインのワンピースが1枚あるといいですね。無地でも柄物でもいいので一枚で主役になるワンピースは、夏はそのまま、重ね着をすれば冬でもかっこよく着られます。
カーディガン
一枚でも、レイヤード、羽織として着まわせるカーディガンは必須アイテムです。温度調整できるアイテムとして季節の変わり目にも重宝します。丈は長すぎず、短すぎない丈が着回しには便利です。
ジャケット
一気にきちんと感を出せるジャケットは、おとなの女性なら一枚持っておきたいアイテムです。素材やデザインによって、カジュアルな印象になってしまうものもあるので、あまりダボっとしたデザインではなく、適度なフィット感のあるデザインを選ぶのがポイントです。
ジャケットも、自宅で洗えるものを選ぶようにしましょう。
ロングコート
真冬用にロングコートがおすすめです。オンでもオフでも使いやすいロングコートが一枚あれば寒さもおしゃれな着こなしもカバーしてくれます。より寒い地域ではそれに加えてダウンジャケットが必須ですね。
【20代】ミニマリストのおすすめコーデ
20代ミニマリストはシンプルの中にかわいらしいデザインのアイテムを使っておしゃれを楽しみます。
かわいらしいワンピースコーデ
20代ミニマリストにおすすめのコーデはかわいらしい襟元が特徴の、一枚で決まる黒のワンピースです。耳元のアクセサリーやヘアアイテム、バック、靴などの小物を変えてコーデを楽しんでみてください。
パフスリーブが主役
パフスリーブのカットソーはかわいらしい印象を与えてくれて、体型カバーもしてくれるので一石二鳥のアイテムです。上半身にボリュームがくるのでボトムスはスッキリパンツを合わせて、バランスの良いコーデを作ります。
【30代】ミニマリストのおすすめコーデ
30代のミニマリストは、子持ちママの休日と、お友達とランチを楽しむ休日を想定してコーデをご紹介します。
こどもと公園コーデ
30代、子どもと過ごす休日コーデとしてシンプルなカットソーだけど、体型をカバーしてくれるデザイン、動きやすさ重視、汚れてもオッケーなデニムを合わせます。動きやすさを邪魔しないシンプルなアクセサリーを合わせることで、おしゃれにも気を使っていることがわかるおしゃれコーデに仕上がります。
友達とランチコーデ
30代ミニマリストの休日ランチにおすすめのコーデはラフなカーディガンとシンプルなカットソー、きれいめだけど、動きやすいボトムスを合わせたコーデです。スニーカーに合わせてカジュアルな印象に、パンプスと合わせればキレイめな印象に仕上がります。
【40代】ミニマリストのおすすめコーデ
40代ミニマリストは体型カバーと着心地を重視したコーデをご紹介します。
着心地抜群コットンパンツ
ゆったりシルエットなのにキレイメなパンツで体型カバーと着心地の良さをかなえます。ボトムスにボリュームがあるのでトップスはコンパクトなシルエットを選ぶといいでしょう。
着回し力抜群ワンピース
胸が深く開いたVネックのワンピースは、体型カバーできるだけでなく、合わせるカットソーやアウターによって着回しが効くので、Vネックワンピースを主役に考えるコーデがおすすめです。合わせるアイテムを変えておしゃれを楽しんでみてください。
【50代】ミニマリストのおすすめコーデ
50代ミニマリストは上質、上品を意識したコーデをご紹介します。
ジャケットコーデ
ジャケットが似合う50代は、ジャケットとボトムスの色を合わせてセットアップのコーデにすることで上質なコーデが完成します。アクセサリーをプラスしてシンプルになりすぎないようにすることがおしゃれコーデのポイントです。
シャツワンピが主役コーデ
シャツワンピは体型カバーが出来て、着心地もよく、コーデのバリエーションが楽しめます。ボタンを留めてワンピースとして着こなす場合、アクセサリーやバッグで上品さをプラスして。ボタンをはずして羽織ものとして着こなす場合はハイネックやジーンズを合わせて気分を変えるといいでしょう。
【60代】ミニマリストのおすすめコーデ
60代ミニマリストにおすすめコーデは、上質も着心地も、体型カバーも全部を叶えた欲張りコーデです。
ふんわりマキシスカートコーデ
ふんわりマキシ丈のスカートで、上質も着心地も体型カバーも全部かないます。コンパクトなトップスを合わせることでメリハリのあるコーデになります。柔らかい素材のスカートで全体的に柔らかい印象を与えてくれます。
上質なロングコート
どんな上質なロングコートでも似合う年代です。ベーシックカラーで全体をまとめるとより洗礼されたコーデになります。
まとめ
厳選したアイテムだけを持つことで、クローゼットがスッキリし、服も生活もおしゃれなミニマリストになれます。
服を選ぶポイントを抑え、小物や着こなしを工夫しながらおしゃれなミニマリストを楽しんでください。